清凉寺お松明式2025/3/15(日程時間・・・)

清凉寺(Seiryo-ji Temple)

清凉寺お松明式

清凉寺お松明式(日程・時間・・・)を紹介しています。お松明式は例年3月15日に行われています。お松明式はお釈迦様が荼毘に付される様子を再現した行事です。お松明式では高さ7メートルの3本の松明を早稲・中稲・晩稲に見立て、その火勢の強弱により、その年の農作物の豊凶を占います。涅槃会と嵯峨大念仏狂言も行われます。(詳細下記参照)

【清凉寺お松明式2025 日程時間(要確認)】
清凉寺お松明式2025は2025年(令和7年)3月15日(土曜日)20:00頃から行われます。15:30から嵯峨大念仏狂言、19:00から涅槃会法要も行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・清凉寺ホームページ

【清凉寺お松明式 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
最寄り駅・バス停・・・嵯峨釈迦堂前(徒歩約1分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは28系統(D3乗り場)
*四条烏丸からは91系統
路線・時刻表・運賃チェック

*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約15分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約15分)

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【清凉寺お松明式 歴史・簡単概要】
清凉寺お松明式(おたいまつしき)・嵯峨お松明式はお釈迦様(おしゃかさま)が荼毘(だび)に付される様子を再現した行事です。お松明式は京都の最古の行事のひとつに数えられています。ちなみにお松明式は8月16日の五山送り火(ござんのおくりび)・10月22日の鞍馬の火祭(くらまのひまつり)とともに京都三大火祭と言われています。お松明式は例年3月15日に行われています。
お松明式では高さ約7メートルの3本の大松明(おおたいまつ)を早稲(わせ)・中稲(なかで)・晩稲(おくで)に見立て、その火勢の強弱により、その年の農作物の豊凶を占います。またお松明式では高低差を決めるおみくじにより、13基の高張り提灯の順番を決め、その高低差により、江戸時代に米相場を占っていたそうです。ちなみに最近は株価相場も占うそうです。13基の高張り提灯は閏年が1年13ヶ月になることもあり、1年の月数を意味しているそうです。
お松明式では先ず護摩壇に火が灯され、次に読経する僧侶・13基の高張り提灯の行列が護摩壇・大松明回りを3周回ります。その後護摩壇の火を使い、大松明に点火されます。ちなみに松明の火を浴びると無病息災のご利益があるとも言われています。なおお松明式当日には涅槃会(ねはんえ)と嵯峨大念仏狂言も行われます。
清凉寺涅槃会
お釈迦様(釈迦牟尼 ゴータマ・シッダッタ)は仏教の開祖で、世界四聖の一人です。ちなみに仏陀とは悟った者・目覚めた者を意味するお釈迦様の尊称です。お釈迦様は約2,500年前の旧暦の4月8日、インド国境に近いネパールのルンビニーの花園で、父・シャカ族の国王である浄飯王(じょうばんのう・シュッドーダナ)と母・摩耶夫人(まやふじん・マーヤー)との間に生まれました。29歳で出家し、35歳の旧暦の12月8日の夜明け前、明星出現と同時にブッダガヤの菩提樹の下で、悪魔の誘惑に負けずに悟りを開きました。その後約45年間に渡り、インド各地を回って教えを説き、クシナーラで亡くなりました。お釈迦様の遺骸は火葬され、遺骨は各地の舎利塔(仏塔)に分けて祀られたそうです。
清凉寺見どころ

【清凉寺・嵯峨釈迦堂 歴史・簡単概要】
清凉寺(せいりょうじ)・嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)は第52代・嵯峨天皇の皇子で、光源氏のモデルとも言われている左大臣・源融(みなもとのとおる)の山荘・棲霞観(せいかかん)があった場所です。清凉寺は源融の一周忌である896年(寛平8年)に子息が阿弥陀三尊像を造仏して阿弥陀堂に安置し、棲霞寺(せいかじ)と号したのが起源とも、945年(天慶8年)に重明親王妃(しげあきらしんのうひ)が新堂を建立し、等身大の釈迦像を安置したのが起源とも言われています。その後987年(永延元年)に奝然上人(ちょうねんしょうにん)が愛宕山を中国の五台山に模し、「三国伝来の釈迦像」を安置する大清凉寺を建立しようとしたが、途中で亡くなり、弟子・盛算(じょうさん)が遺志を受け継ぎ、棲霞寺内に釈迦堂を建立しました。1279年(弘安2年)に円覚(十万)上人の大念仏(融通念仏)が伝わったとも言われています。その後応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失したが、1481年(文明13年)に再興され、1602年(慶長7年)には関白・豊臣秀吉の子・豊臣秀頼の寄進によって釈迦堂(本堂)が再建されました。しかしその後も嵯峨の大火や大地震に見舞われ、1701年(元禄14年)に江戸幕府5代将軍・徳川綱吉や生母・桂昌院(けいしょういん)らの発願によって本堂が再建されました。
*参考・・・お松明式・清凉寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【清凉寺お松明式 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
清凉寺・嵯峨釈迦堂(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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