蟹満寺春の特別開扉2025/4/(日程時間・・・)

蟹満寺春の特別開扉

蟹満寺春の特別開扉(日程・時間・・・)を紹介しています。春の特別開扉はは例年春に行われています。春の特別開扉では室町時代に造られた釈迦十六善神像(しゃかじゅうろくぜんしんぞう)・江戸時代初期に造られた両界曼荼羅(りょうかいまんだら)が特別に公開されます。(詳細下記参照)

【蟹満寺春の特別開扉2024 日程時間(要確認)】
●現在情報更新待ちです。

蟹満寺春の特別開扉2023は2023年(令和5年)4月29日(土曜日)~5月7日(日曜日)8:30~16:00に行われます。

【蟹満寺春の特別開扉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府木津川市山城町綺田36
最寄り駅・バス停・・・棚倉駅(徒歩約19分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR奈良線

*JR奈良線・棚倉駅からコミュニティーバス山城線の場合、蟹満寺口(徒歩約5分)

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【蟹満寺蟹供養放生会 歴史・簡単概要】
蟹満寺春の特別開扉(はるのとくべつかいび)は例年春に行われています。
春の特別開扉では室町時代に造られた釈迦十六善神像(しゃかじゅうろくぜんしんぞう)・江戸時代初期に造られた両界曼荼羅(りょうかいまんだら)が特別に公開されます。
一般的に釈迦十六善神像は釈迦如来(しゃかにょらい)を中心に「大般若経(だいはんにゃきょう)」に関係のある十六善神が描かれています。大般若経(大般若波羅蜜多経・だいはんにゃはらみったきょう)は630年頃に三蔵法師玄奘(さんぞうほうしげんじょう)がインドから中国に持ち帰り、663年に漢訳して作り上げた経典です。大般若経は全16部(会)・600巻・字数500万字にも及びます。釈迦十六善神像は大般若経転読の際に本尊として使用されます。大般若経転読では大般若経600巻を僧侶が転読という速読法を使い、短時間に読み上げます。転読によって起こる梵風は一切の災いを除くとも言われています。
一般的に両界曼荼羅は金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)と胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら・大悲胎蔵正曼荼羅)の併称で、両部曼荼羅とも言われています。両界曼荼羅は密教の教義を大日如来を中心として諸尊を配置して図示したもので、真言密教の根本的な曼荼羅とされています。金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅はインドで別々に発展し、中国で両者が相補うべきものとされました。胎蔵曼荼羅は7世紀中期頃に成立した「大日経」、金剛界曼荼羅は7世紀末期から8世紀初期に成立した「金剛頂経」をもとに造られました。金剛界曼荼羅は現実の世界・人の知恵・修行の過程など、胎蔵界曼荼羅は実在の世界・普遍的な理性・仏の内容などを図示しています。

【蟹満寺 歴史・簡単概要】
蟹満寺(かにまんじ)は起源が明確ではありません。蟹満寺は発掘調査から飛鳥時代後期(7世紀末)に創建されたとも、白鳳時代(645年(大化元年)~710年(和銅3年))末期に国家か、それに準ずる豪族によって創建されたとも言われています。また蟹満寺は秦の始皇帝(しんのしこうてい)の子孫と称する渡来系氏族・秦氏(はたうじ)の一族・秦和賀(はたわか)が創建したとも言われています。その後平安時代以降は「今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)」に記されている「蟹の恩返し」が広く知られるようになり、蟹満寺の寺号は「蟹の恩返し」に由来するとも言われるようになりました。ちなみに「蟹の恩返し」は観音様を篤く信じる娘に救われた蟹が娘に求婚する蛇と戦って救ったというものです。江戸時代中期の1711年(正徳元年)に智積院(ちしゃくいん)の僧・亮範(りょうはん)が入寺して再興しました。なお蟹満寺はかつて観音菩薩(かんのんぼさつ)を本尊として安置していたが、現在は飛鳥時代後期(白鳳時代)に造仏された釈迦如来(しゃかにょらい)坐像(国宝)を本尊として安置しています。
蟹満寺(かにまんじ)は真言宗智山派の寺院です。
*参考・・・蟹満寺(アクセス・歴史・・・)

【蟹満寺春の特別開扉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
蟹満寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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