化野念仏寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

化野念仏寺
化野念仏寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。化野念仏寺が建立されているあだし野(化野)は平安時代(794年~1185年)から葬送の地とされ、化野念仏寺の開基である弘法大師・空海が野ざらしになっていた遺骸を埋葬したと言われています。
【化野念仏寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
最寄り駅・バス停・・・鳥居本(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から化野念仏寺は72系統(C6乗り場)
*三条京阪駅からは62系統
京都バス・アクセスダイヤ
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約25分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山本線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約30分)
【化野念仏寺 拝観時間・時間(要確認)】
6:00~15:30(12/1~2/末日) 閉門は受付終了30分後
6:00~16:30(3/1~11/30) 閉門は受付終了30分後
【化野念仏寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人500円、中学・高校生400円、小学生以下無料
団体(30名以上)
大人400円、中学・高校生300円
【化野念仏寺 歴史・簡単概要】
化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)は平安時代(794年~1185年)初期の811年(弘仁2年)に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が五智山如来寺(ごちざんにょらいじ)を創建したのが起源と言われています。鎌倉時代(1185年~1333年)初期に浄土宗(じょうどしゅう)の宗祖である法然上人(ほうねんしょうにん)が常念仏道場を開き、真言宗から浄土宗に改め、寺号を念仏寺に改めたと言われています。江戸時代(1603年~1868年)中期の1712年(正徳2年)に岡山県から来た寂道が本堂を再建しました。その後1903年(明治36年)頃に化野に散在していた無縁仏が掘り出され、境内に集められた約8千体の石仏・石塔は賽の河原に模し、「西院の河原(さいのかわら)」と名付けられました。化野念仏寺は鎌倉時代に湛慶(たんけい)が造仏した阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像を本尊として安置しています。なお「化野」の「あだし」は「儚い(はかない)・虚しい(むなしい)」の意味で、「化」の文字は「生」が化して「死」になり、 この世に再び生まれることや極楽浄土に往生する願いを示しています。
化野念仏寺は浄土宗の寺院です。
*参考・・・化野念仏寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【化野念仏寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
化野念仏寺の見どころは境内にある約8,000体の石仏・石塔です。極楽浄土(ごくらくじょうど)で阿弥陀仏(あみだぶつ)の説法を聴く人々に準え、中央に位置する十三重塔・阿弥陀如来坐像に向かうように配列されています。境内奥の美しい竹林も見どころで、緑豊かな竹林の中に階段があります。
【化野念仏寺 行事・イベント(要確認)】
●千灯供養は例年8月の最終土曜日・日曜日に行われています。千灯供養では先ず地蔵堂前で法要が行われ、その後賽の河原に模した西院の河原に祀られている数千体の無縁仏(石塔・石仏)にロウソクを灯して供養します。なお千灯供養は明治時代(1868年~1912年)に始まり、かつて地蔵菩薩(お地蔵さん)の縁日に合わせ、例年8月23日・24日に行われていました。
化野念仏寺千灯供養
【化野念仏寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。十三重石塔を中心に約8,000体の石仏・石塔が建立されている西院の河原や参道などにイロハモミジなどが植えられ、紅葉と石仏・石塔などの光景が美しいと言われています。
化野念仏寺紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【化野念仏寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-881-9800
【化野念仏寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
化野念仏寺では五山送り火に数えられる鳥居形に奉納された護摩木を供養し、その後鳥居形に運んでいたそうです。
五山送り火2026(大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形)
【化野念仏寺 おすすめ散策ルート】
化野念仏寺からのおすすめ散策ルートは二尊院・常寂光寺・野宮神社を経由し、世界遺産である天龍寺に向かうルートです。ルートの周辺には落柿舎・竹林の道(竹林の小径)などもあり、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお天龍寺の近くには桂川に架かる渡月橋や桂川の対岸にある虚空蔵法輪寺もある為、嵐山・渡月橋・法輪寺まで散策するのもいいかもしれません。
















