智積院桜見ごろ2025(時期:4月上旬頃)東山
智積院桜見ごろ(見頃)
智積院桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。智積院の桜見ごろは例年4月上旬頃です。智積院は参道などの境内に染井吉野・大島桜・八重紅枝垂桜・山桜などが植えられ、桜と金堂・明王殿などの光景が美しいと言われています。冠木門の両側に紅枝垂桜が植えられ、参拝者を迎えます。(詳細下記参照)
【智積院桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
智積院の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月下旬頃から京都の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【智積院桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
最寄り駅・バス停・・・東山七条(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)、208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は七条駅(徒歩約5分)
【智積院桜見ごろ(例年時期) 概要】
智積院は桜の名所です。智積院の桜見ごろは例年4月上旬頃です。智積院は観光客にあまり知られていない桜名所です。
智積院は参道などの境内に染井吉野(ソメイヨシノ)・大島桜(オオシマザクラ)・八重紅枝垂桜(ヤエベニシダレザクラ)・山桜(ヤマザクラ)などが植えられ、桜と金堂・明王殿(不動堂)・冠木門(かぶきもん)などの光景が美しいと言われています。冠木門の両側に紅枝垂桜が植えられ、参拝者を迎えます。
智積院には絵師である長谷川等伯(はせがわとうはく)・久蔵(きゅうぞう)父子が描いた「桜楓図」などの大書院障壁画25面(国宝)があります。「桜図」は等伯の子で、26歳で亡くなった久蔵の遺作と言われています。
- 金堂は1882年(明治15年)に焼失し、1975年(昭和50年)に宗祖弘法大師生誕1,200年の記念事業として再建されました。金堂は智積院の本尊・金剛界大日如来を祀っています。金堂は鉄筋コンクリート造りで、入母屋造の瓦葺きです。
- 明王殿は1947年(昭和22年)に焼失し、江戸時代に建立された大雲院(四条寺町)の本堂が移されて再建されました。明王殿は不動明王坐像を安置しています。不動明王坐像はかつて根来寺近くの辻堂に安置され、農民に代わって麦を突いたとも言われ、麦つき不動とも言われています。
- 冠木門は1984年(昭和59年)に宗祖弘法大師1,150年御遠忌を記念し、智積院檀徒の寄進によって建立されました。
- 「桜図(紙本金地著色桜楓図)」は金箔がふんだんに使われた背景に桜の大木が花びらまでダイナミックに描かれています。
●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都桜名所・見ごろ(嵐山・仁和寺・醍醐寺・・・)
【智積院 歴史・簡単概要】
智積院(ちしゃくいん)は南北朝時代に根来寺(ねごろじ)の学頭・真憲坊長盛が平安時代に興教大師(こうぎょうだいし)・覚鑁(かくばん)が創建した大伝法院(だいでんぼういん・根来寺)の学頭寺院(塔頭・たっちゅう)として創建したのが起源と言われています。ちなみに大伝法院は興教大師・覚鑁が高野山に創建したが、教義上の対立から根本道場を根来山に移し、鎌倉時代中頃に頼瑜僧正(らいゆそうじょう)が根来山に寺籍を移しました。1585年(天正13年)に根来寺(大伝法院)が関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)と対立し、根来攻めによって焼失しました。1601年(慶長6年)に智積院住職・玄宥僧正(げんゆうそうじょう)が江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)から豊臣秀吉が豊国大明神として祀られていた豊国神社境内の坊舎・土地を寄進されて再興し、秀吉の子・棄丸(すてまる)の菩提を弔う為に創建された祥雲禅寺(しょううんぜんじ)も賜って境内・伽藍が拡充されました。江戸時代前期に第7世化主(けしゅ)・運敞僧正(うんしょう)が宗学を究め、智山教学を確立しました。
*参考・・・智積院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【智積院桜 備考】
智積院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
*京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)