智積院(アクセス・見どころ・・・)梅紫陽花名所
智積院
智積院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。智積院派の大本山には初詣の人出が多い成田山新勝寺(千葉県)・川崎大師平間寺(神奈川県)・高尾山薬王院(東京都)があります。またその他の智積院派の寺院は全国で3,000以上にも昇り、檀信徒30万人にも昇るそうです。
【智積院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
最寄り駅・バス停・・・東山七条(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)、208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は七条駅(徒歩約5分)
【智積院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00
12月29日~31日は休日です。
【智積院 拝観料金・料金(要確認)】
個人
一般500円、高校生・中学生300円、小学生200円
団体(20名以上)
一般450円、高校生・中学生250円、小学生150円
【智積院 歴史・簡単概要】
智積院(ちしゃくいん)は南北朝時代に根来寺(ねごろじ)の学頭・真憲坊長盛が平安時代に興教大師(こうぎょうだいし)・覚鑁(かくばん)が創建した大伝法院(だいでんぼういん・根来寺)の学頭寺院(塔頭・たっちゅう)として根来山内に創建したのが起源と言われています。ちなみに大伝法院は興教大師・覚鑁が高野山に創建したが、教義上の対立から根本道場を根来山に移し、鎌倉時代中頃に頼瑜僧正(らいゆそうじょう)が根来山に寺籍を移しました。1585年(天正13年)に根来寺(大伝法院)が関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)と対立し、根来攻めによって焼失しました。1601年(慶長6年)に智積院住職・玄宥僧正(げんゆうそうじょう)が江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)から豊臣秀吉が豊国大明神として祀られていた豊国神社境内の坊舎・土地を寄進されて再興し、秀吉の子・棄丸(すてまる)の菩提を弔う為に創建された祥雲禅寺(しょううんぜんじ)も賜って境内・伽藍が拡充されました。江戸時代前期に第7世化主(けしゅ)・運敞僧正(うんしょう)が宗学を究め、智山教学を確立しました。なお智積院は本尊・金剛界大日如来を金堂に安置しています。
智積院は真言宗智山派の総本山です。
*参考・・・智積院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【智積院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
智積院の見どころは千利休好みと言われる大書院に面した庭園です。なお智積院は梅の名所で見どころです。
国宝・・・大書院障壁画、紙本金地著色松に草花図、金剛経
重要文化財・・・絹本著色童子経曼荼羅図、絹本著色孔雀明王像、絹本著色阿弥陀浄土図、絹本墨画滝図、紙本金地著色松に梅図、増壱阿含経 巻第廿九
【智積院 行事・イベント(要確認)】
●青葉まつりは例年6月15日に行われています。青葉まつりは真言宗の開祖である弘法大師・空海と中興の祖である興教大師・覚鑁の誕生を祝う仏事です。慶祝法要や山伏による柴燈大護摩供法要などが行われます。
智積院青葉まつり
【智積院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。参道などの境内に染井吉野・大島桜・八重紅枝垂桜・山桜などが植えられ、桜と金堂・明王殿などの光景が美しいと言われています。
智積院桜見ごろ
●アジサイ見ごろは例年6月上旬頃から7月上旬頃です。2012年(平成24年)頃に金堂裏に整備されたのあじさい苑などにセイヨウアジサイ・ガクアジサイなどが植えられ、赤・青・紫色などの花を咲かせます。
智積院アジサイ見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。金堂に通じる参道や講堂・大書院に面する名勝庭園などの境内にカエデ・イチョウなどが植えられ、紅葉と参道・金堂・鐘楼堂・名勝庭園などの光景が美しいと言われています。
智積院紅葉見ごろ
【智積院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-541-5361
【智積院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都節分祭・豆まき
【智積院 おすすめ散策ルート】
智積院からのおすすめ散策ルートは東大路沿いに妙法院を経由し、清水寺に向かうルートです。30分ほど散策すれば、東山の自然を楽しみながら世界遺産である清水寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお智積院の周辺には三十三間堂・国立博物館・豊国神社・方広寺などもあり、それらを散策してから清水寺に向かうのもいいかもしれません。