光明寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

光明寺

光明寺

光明寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。光明寺を創建した法力房蓮生(熊谷直実)はたとえ人を殺めても念仏を唱えれば極楽浄土で往生できるという浄土宗の開祖・法然上人の教えに感化して出家したと言われています。熊谷直実は源平合戦・一ノ谷の戦いで、16歳の平敦盛(たいらのあつもり)を討ちました。

【光明寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
最寄り駅・バス停・・・旭が丘ホーム前(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*阪急電鉄京都本線・長岡天神駅からは22系統
*JR・長岡京駅からは20系統、22系統
阪急バス・アクセスダイヤ

【光明寺 拝観時間・時間(要確認)】
御影堂・・・9:00~16:00
紅葉の時期を除き、総門は18:00に閉門になります。

【光明寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料(紅葉の時期を除く)

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【光明寺 歴史・簡単概要】
光明寺(こうみょうじ)は平安時代(794年~1185年)後期の1175年(承安5年)に浄土宗(じょうどしゅう)の宗祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が43歳の時、日本で最初に念仏の教えを説き、立教開宗の地と言われています。また念仏の教えを説いた地から「浄土門根元地」と言われています。法然上人は24歳の時に奈良(大和)に学匠となる師を求めて比叡山(ひえいざん)を下り、奈良に向かう途中に粟生野の村役・高橋茂右衛門宅で一夜の宿を借り、20年後に約束通りに粟生野で念仏の法門を説いたと言われています。光明寺は鎌倉時代(1185年~1333年)前期の1198年(建久9年)に法然上人の弟子・法力房蓮生(ほうりきぼうれんせい・熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね))が法然上人を開山に念仏三昧堂を法然上人ゆかりの粟生野に建立したのが起源と言われています。法力房蓮生は師である法然上人を開山1世、自らを第2世とし、法然上人から寺号「念仏三昧院」を頂きました。1212年(建暦2年)に法然上人が亡くなり、1227年(嘉禄3年)に比叡山(ひえいざん)の衆徒が法然上人の墳墓を暴いて遺骸を鴨川に流す企てである嘉禄の法難(かろくのほうなん)が起こり、法然上人の遺弟は遺骸を広隆寺(こうりゅうじ)の来迎房円空のもとに移して防ぎました。1228年(安貞2年)に法然上人の石棺から数条の光明が放たれ、粟生野の念仏三昧院を照らしたことから遺骸を念仏三昧院に移して荼毘にふしました。遺骨は御本廟に奉安し、その上に石塔を建てて廟堂を建立しました。1232年(貞永元年)に第87代・四条天皇(しじょうてんのう)から勅額「光明寺」を賜り、寺号を光明寺を改めました。室町時代(1336年~1573年)中期の1467年(応仁元年)に応仁の乱(おうにんのらん)が起こり、兵火に見舞われたと言われています。戦国時代(1493年~1590年)の1507年(永正4年)に第104代・後柏原天皇(ごかしわばらてんのう)から西山一宗の第一寺として綸旨を賜り、1563年(永禄6年)に第106代・正親町天皇(おおぎまちてんのう)から「浄土門根元地」の綸旨を賜りました。安土桃山時代(1573年~1603年)の元亀年間(1570年~1573年)・天正年間(1573年~1592年)に兵火に見舞われ、衰微しました。江戸時代(1603年~1868年)前期の1651年(慶安4年)に中興・倍山俊意が入寺し、伽藍が再建され、「光明寺絵縁起」が制作され、檀林(だんりん)が復興されました。なお光明寺は法然上人像(張子の御影像)を本尊として安置しています。
光明寺は西山浄土宗の総本山です。
*参考・・・光明寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【光明寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
光明寺の見どころは紅葉です。紅葉の見頃は年によって多少前後するが、11月中旬~11月下旬が見頃です。(要確認)

重要文化財・・・木造千手観音立像

【光明寺 行事・イベント(要確認)】
●念仏行脚は例年1月24日に行われています。念仏行脚では墨染めの衣と灰色の袈裟で過した法然上人に倣い、黒衣の僧侶が西光寺から光明寺までの約15キロを歩き、法然上人の教えを守り続けてきた先人の艱難辛苦を心に刻みます。
西光寺・光明寺念仏行脚
●紅葉の特別入山は例年紅葉が見ごろを迎える時期に行われています。光明寺では通常拝観料は無料だが、紅葉の特別入山には拝観料が必要になります。また団体バスなどの場合、事前に申し込みが必要になります。(個人不要)
光明寺紅葉の特別入山

【光明寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。山内に染井吉野・枝垂桜・山桜などが植えられ、桜と総門・女人坂(表参道)・御影堂(本堂)・阿弥陀堂などの光景が美しいと言われています。
光明寺桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。広大な山内に数百本とも言われるモミジなどが植えられ、紅葉と総門から本堂(御影堂)を結ぶ表参道である女人坂・鎮守社から閻魔堂を結ぶもみじ参道などの光景が美しいと言われています。
光明寺紅葉見ごろ

*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【光明寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-955-0002

【光明寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】

【光明寺 おすすめ散策ルート】
光明寺からのおすすめ散策ルートは乙訓寺を経由し、向日神社に向かうルートです。30分ほど散策すれば、粟生の自然を感じながら向日神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお光明寺周辺には観光スポットはあまり多くありません。その為次の観光スポットに向かい、その観光スポット周辺を散策してもいいかもしれません。

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