金福寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

金福寺
金福寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。金福寺は俳人・松尾芭蕉が訪れた草庵(芭蕉庵)があったが、荒廃した為、1776年(安永5年)芭蕉を敬慕する俳人・与謝蕪村とその一門によって再興されました。なお金福寺の背後の丘には与謝蕪村や近世の俳人の墓や句碑があります。
【金福寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区一乗寺才形町20
最寄り駅・バス停・・・一乗寺下り松町(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から金福寺は5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
【金福寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
12/30~12/31、1/16~1/31、8/5~8/20は拝観できません。
【金福寺 拝観料金・料金(要確認)】
大人・大学生400円、高校生・中学生200円、小人無料
【金福寺 歴史・簡単概要】
金福寺(こんぷくじ)は平安時代(794年~1185年)前期の864年(貞観6年)に天台宗(てんだいしゅう)の僧・安恵僧都(あんねそうず)が第3代天台座主(てんだいざす)である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)の遺志を継ぎ、慈覚大師・円仁自作の聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)像を安置したのが起源と言われています。鎌倉時代(1185年~1333年)以降に荒廃したとも言われています。江戸時代(1603年~1868年)中期の元禄年間(1688年~1704年)に圓光寺(えんこうじ)の鉄舟和尚(てつしゅうおしょう・鐡舟和尚)が再興し、天台宗から臨済宗(りんざいしゅう)南禅寺派(なんぜんじは)に改め、圓光寺の末寺になったと言われています。元禄年間(1688年~1704年)に俳諧師(かいかいし)・松尾芭蕉(まつおばしょう)が京都を訪れた際、庭園の裏側にある草庵を訪れ、親交が深かった松尾芭蕉と鉄舟和尚が風流を語り合ったとされています。また松尾芭蕉「うき我を 淋しがらせよ かんこどり」と詠んだと言われています。その後草庵は芭蕉庵と言われるようになりました。1776年(安永5年)に松尾芭蕉を敬慕する与謝蕪村(よさぶそん)と一門が形がないほどに荒廃していた芭蕉庵を再建しました。幕末に舟橋聖一の歴史小説「花の生涯」や諸田玲子の「奸婦にあらず」のヒロインである村山たか(村山たか女・清光素省禅尼)が尼僧として入寺し、弁天堂を建立しました。1935年(昭和10年)に俳人・高浜虚子(たかはまきょし)が訪れました。なお金福寺は聖観音菩薩を本尊として安置しています。
金福寺は臨済宗南禅寺派の寺院です。
*参考・・・金福寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【金福寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
金福寺の見どころは庭園の東側に立つ芭蕉庵です。芭蕉庵の内部は千利休が造った待庵に似た三畳台目の茶室になっています。なお金福寺は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
【金福寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。山内にモミジなどが植えられ、紅葉と高台に建てられた茶室・芭蕉庵などの光景が美しいと言われています。高台からは京都市内を一望することもできます。
金福寺紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【金福寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-791-1666
【金福寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*京都バスの場合、京都駅からは18系統(C3乗り場)、最寄りのバス停は一乗寺清水町(徒歩約20分)
京都バス・アクセスダイヤ
*叡山電鉄の場合、最寄り駅は一乗寺駅(徒歩約25分)
【金福寺 おすすめ散策ルート】
金福寺からのおすすめ散策ルートは詩仙堂・西円寺を経由し、曼殊院に向かうルートです。30分ほど散策すれば、比叡山周辺の自然を楽しみながら曼殊院に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお曼殊院の北側には皇室関連施設である修学院離宮があり、そちらまで散策するのもいいかもしれません。ただ修学院離宮の拝観には事前の申込みが必要です。