六波羅蜜寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
六波羅蜜寺
六波羅蜜寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。六波羅蜜寺は踊り念仏で知られる市聖(いちひじり)・空也上人(くうやしょうにん)によって創建されました。なお六波羅蜜寺がある場所の近くには鎌倉幕府の六波羅探題が以前置かれていたそうです。
【六波羅蜜寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区轆轤町81-1
最寄り駅・バス停・・・清水道(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から六波羅蜜寺は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は清水五条駅(徒歩約7分)
【六波羅蜜寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~17:00 受付16:30終了
年中無休
【六波羅蜜寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人600円、学生500円、子供400円
団体(30名以上)
大人550円、学生450円、子供350円
【六波羅蜜寺 歴史・簡単概要】
六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)は地蔵菩薩を祀る小堂宇があった場所とも言われています。六波羅蜜寺は951年(天暦5年)に第60代・醍醐天皇の第2皇子とも言われる市聖(いちひじり)・空也上人(くうやしょうにん)が自ら刻んだ十一面観音像を道場に安置したのが起源とも言われています。また六波羅蜜寺は963年(応和3年)に鴨川東岸に本尊・観世音菩薩を安置する仮仏殿を建立し、大般若経供養会(だいはんにゃきょうくようえ)を行ったのが起源とも言われています。六波羅蜜寺は当初西光寺と称しました。その後977年(貞元2年)に空也上人の高弟で、比叡山の僧・中信上人(ちゅうしんしょうにん)が規模を増大して天台別院として栄え、名称も六波羅蜜寺に改めました。六波羅蜜寺の六原(ろくはら)は地名に由来しています。1183年(寿永2年)の兵火によって本堂を除いて焼失しました。その後も兵火や火災に見舞われ、その都度再興・修復されたとも言われ、1363年(貞治2年)には現在の本堂が修営されたとも言われています。なお1595年(文禄4年)頃に真言宗智積院の末寺となった言われています。
*参考・・・六波羅蜜寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【六波羅蜜寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
六波羅蜜寺の見どころは重要文化財の本堂です。なお本堂は天台式建築で1363年(貞治2年)に再建されました。
国宝・・・木造十一面観音立像
重要文化財・・・本堂、木造空也上人立像、木造僧形坐像、木造地蔵菩薩坐像、木造伝・運慶坐像、伝・湛慶坐像、木造四天王立像、木造薬師如来坐像、木造地蔵菩薩立像、木造弘法大師坐像、木造閻魔王坐像、木造吉祥天立像
【六波羅蜜寺 行事・イベント(要確認)】
●皇服茶は例年1月1日から3日まで行われています。空也上人が薬湯を病人に飲ませ、病気を平癒させたという故事に由来しています。皇服茶では元旦の早朝に汲んだ若水で茶を点て、小梅と昆布を入れた大福茶が振舞われます。
六波羅蜜寺皇服茶
●節分会追儺式は例年節分に行われています。節分会追儺式では鬼ではなく、土蜘蛛を豆まきと六斎念仏で追い払います。一年間の幸福を祈り、災いを除く星まつりや豆まきも行われます。宮川町の舞妓・芸妓も参加するそうです。
六波羅蜜寺節分会追儺式
●万灯会は例年8月8日から10日、万灯点灯法要は例年8月16日に行われています。土器盃に「大」の字に灯芯を入れ、「大」の字の5つの端に点火したものを108つ献灯し、先祖の霊を迎えて、七難即滅・七福即正を祈願します。
六波羅蜜寺万灯会
【六波羅蜜寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-6980
【六波羅蜜寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都節分祭・豆まき
【六波羅蜜寺 おすすめ散策ルート】
六波羅蜜寺からのおすすめ散策ルートは建仁寺・安井金比羅宮・八坂神社・円山公園を経由し、知恩院に向かうルートです。ルートの周辺には花街である宮川町・祇園などもあり、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお知恩院とは逆方向になるが、八坂の塔(法観寺)・二寧坂(二年坂)・産寧坂(三年坂)を経由し、世界遺産である清水寺まで散策するのもいいかもしれません。