智積院青葉まつり2025年6月15日(日程時間・・・)
智積院青葉まつり
智積院青葉まつり(日程・時間・・・)を紹介しています。青葉まつりは例年6月15日に行われています。青葉まつり(あおばまつり)は真言宗の開祖である弘法大師・空海と中興の祖である興教大師(こうぎょうだいし)・覚鑁(かくばん)の誕生を祝う仏事です。青葉まつりでは慶祝法要や山伏による柴燈大護摩供法要などが行われます。(詳細下記参照)
【智積院青葉まつり2025 日程時間(要確認)】
智積院青葉まつり2025は2025年(令和7年)6月15日(日曜日)9:00~16:00に行われます。過去のタイムテーブルは9:45からお練り行列、10:00から慶祝法要、11:00(法要終了後)から柴燈大護摩供法要、12:00頃から火渡りが行われます。
●名勝庭園・国宝障壁画・講堂襖絵等の無料拝観(9:00~16:00)、智積院会館大広間でのお茶席(10:00~15:00・有料)、講堂での雅楽奉楽(11:30・12:30~)、まんだら市(フリーマーケット)、諸堂めぐり(ご朱印集め)・潅仏(9:00~16:00)、大師堂・密厳堂での法話(12:00~15:00)、福引き(11:00~などのイベントも行われました。(現在確認中・要注意)
*参考・・・智積院ホームページ
【智積院青葉まつり アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
最寄り駅・バス停・・・東山七条(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)、208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は七条駅(徒歩約5分)
【智積院青葉まつり 歴史・簡単概要】
智積院青葉まつり(あおばまつり)は真言宗の開祖である弘法大師・空海と中興の祖である興教大師(こうぎょうだいし)・覚鑁(かくばん)の誕生を祝う仏事です。なお空海の誕生日は774年(宝亀5年)6月15日、覚鑁の誕生日は1095年(嘉保2年)6月17日で、緑が美しい季節と言うことから青葉まつりと言われているそうです。
青葉まつりでは先ず山伏・献花列・雅楽・僧侶・輿に乗った僧侶などによるお練り行列が本坊玄関から金堂まで行われ、次に金堂で慶祝法要が行われます。その後金堂近くに設けられた斎場で山伏による柴燈大護摩供法要(さいとうおおごまほうよう)が行われます。柴燈大護摩供法要では山伏による法斧の儀(ほうふのぎ)・法弓の儀(ほうきゅうのぎ)・法剣の儀(ほうけんのぎ)・祈願文奏上などが行われ、護摩壇で護摩木を焚き上げます。なお青葉まつりでは大書院の庭園や長谷川等伯一門による障壁画(国宝)、そして宝物館が特別公開されます。また青葉まつりでは5つのお堂(大師堂・金堂・密厳堂・講堂・明王殿)を巡って集印すると身代わり札が授与されます。(要確認)
弘法大師・空海は774年(宝亀5年)讃岐国多度郡屏風浦(香川県善通寺市)で父・佐伯直田公(さえきのあたいたぎみ)と母・阿刀大足(あとのおおたり)の妹の間に生まれました。ただ誕生日は明確ではありません。真言宗では空海が唐の高僧で、三蔵法師の一人である不空三蔵(不空金剛・ふくうこんごう)の生まれ変わりと考えられていることから誕生日は不空三蔵の入滅の日である6月15日とされています。
興教大師・覚鑁は1095年(嘉保2年)に肥前藤津に生まれ、仁和寺・成就院の寛助(かんじょ)の灌頂を受け、東大寺・興福寺などで学びました。その後第74代・鳥羽上皇の帰依により、高野山金剛峯寺に大伝法院を建立し、法然らの浄土思想を取り入れて真言教学を再興したことから真言宗中興の祖とも、新義真言宗派の祖とも言われています。
【智積院 歴史・簡単概要】
智積院(ちしゃくいん)は南北朝時代に根来寺(ねごろじ)の学頭・真憲坊長盛が平安時代に興教大師(こうぎょうだいし)・覚鑁(かくばん)が創建した大伝法院(だいでんぼういん・根来寺)の学頭寺院(塔頭・たっちゅう)として根来山内に創建したのが起源と言われています。ちなみに大伝法院は興教大師・覚鑁が高野山に創建したが、教義上の対立から根本道場を根来山に移し、鎌倉時代中頃に頼瑜僧正(らいゆそうじょう)が根来山に寺籍を移しました。1585年(天正13年)に根来寺(大伝法院)が関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)と対立し、根来攻めによって焼失しました。1601年(慶長6年)に智積院住職・玄宥僧正(げんゆうそうじょう)が江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)から豊臣秀吉が豊国大明神として祀られていた豊国神社境内の坊舎・土地を寄進されて再興し、秀吉の子・棄丸(すてまる)の菩提を弔う為に創建された祥雲禅寺(しょううんぜんじ)も賜って境内・伽藍が拡充されました。江戸時代前期に第7世化主(けしゅ)・運敞僧正(うんしょう)が宗学を究め、智山教学を確立しました。なお智積院は本尊・金剛界大日如来を金堂に安置しています。
智積院は真言宗智山派の総本山です。
*参考・・・智積院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【智積院青葉まつり 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
智積院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
京都6月のイベント・行事