三室戸寺蓮園公開/6/(日程時間・・・)

三室戸寺蓮園公開

三室戸寺蓮園公開(日程・時間・・・)を紹介しています。蓮園公開は例年6月下旬頃から8月上旬頃に行われています。本堂前の蓮園では珍種の蓮である大洒錦(たいせいきん)・大賀ハス・古代ハス・青円寺ハス・陽山紅・ミセススローカムなど約100種・約250鉢の蓮が咲き、その光景は極楽浄土のようだとも例えられます。(詳細下記参照)

【三室戸寺蓮園公開2018 日程時間(要確認)】
三室戸寺蓮園公開2018は2018年6月下旬頃~8月上旬頃8:30~16:30まで行われます。

【三室戸寺蓮園公開 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市菟道滋賀谷21
最寄り駅・バス停・・・京阪三室戸駅(徒歩約15分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線

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【三室戸寺蓮園公開 歴史・簡単概要】
三室戸寺蓮園公開(はすえんこうかい)は例年6月下旬頃から8月上旬頃に行われています。本堂前の蓮園では珍種の蓮である大洒錦(たいせいきん)・大賀ハス(おおがはす)・古代ハス・青円寺ハス・陽山紅(ようざんこう)・ミセススローカムなど約100種・約250鉢の蓮が咲き、その光景は極楽浄土のようだとも例えられます。なお三室戸寺では例年7月中旬頃に蓮の葉に日本酒を注ぎ、茎から飲むハス酒を楽しむ会(はすざけをたのしむかい)を行っています。ハス酒は蓮の成分が混じって少し苦味があるが、健康・長寿のご利益があるとも言われています。
蓮はインド原産のハス科の多年性水生植物です。蓮は根茎に節が多く、秋に肥厚し、蓮根として食用にされます。蓮の花は睡蓮(すいれん)とともに蓮華(れんげ)と言われ、その名称は仏教とともに中国から伝来したとも言われています。蓮は日本最古の和歌集・万葉集にも記されています。なお蓮は夏に泥水の中から清浄な美しい花を咲かせることから仏の知恵や慈悲の象徴とされています。また蓮は泥より出でて、泥に染まらずと称され、清らかさや聖性の象徴ともされています。ちなみに極楽浄土の池には青・黄・赤・白の車輪のような大きな蓮の花が咲いていると言われているそうです。
大洒錦は中国で育成された品種で、1995年(平成7年)に中国南京市玄武湖公園から導入されました。大洒錦は唯一の斑蓮の八重咲で、淅江省杭州市では玉蝶虎口とも言われ、伝統保留種とされているそうです。なお三室戸寺には品種保存の為に分株されたそうです。
大賀ハスは1951年(昭和26年)に千葉市・東京大学検見川厚生農場の落合遺跡で発掘された弥生時代後期(2000年前)の種を理学博士・大賀一郎(おおがいちろう)が発芽させたものです。
極楽浄土は大乗仏教の如来である阿弥陀如来(あみだにょらい)のいる世界で、西方十万億土の彼方にあるとされています。極楽浄土は一切の苦はなく、ただ楽のみがある理想郷で、阿弥陀如来が現在も人々の為に法を説いているとされています。

【三室戸寺 歴史・簡単概要】
三室戸寺は寺伝によると770年(宝亀元年)に第49代・光仁天皇の勅により、南都・大安寺の僧・行表禅師を招き、現在の場所に御室を移して観音像を祀り、御室戸寺と称したのが起源です。光仁天皇は毎夜宮中に達する金色の霊光の正体を藤原犬養に探させ、たどり着いた清淵から千手観世音菩薩が現れ、藤原犬養が抱き上げると像高一尺二寸で、二臂の観音像に変化し、観音像を安置したと言われています。寛平年間(889年~898年)に三井寺(園城寺)の智証大師・円珍が留錫して中興したと言われたいます。平安時代中期に花山法皇(第65代・花山天皇)がこの地に離宮を設け、三室戸寺を西国三十三所巡礼の第10番札所にしました。平安時代後期に光仁天皇、花山法皇、白河法皇(第72代・白河天皇)三帝の離宮になったことから御室戸寺の「御」を「三」に替え、三室戸寺と称するようになりました。1462年(寛正3年)に伽藍の多くが焼失したが、1482年(文明14年)に三井寺(園城寺)阿弥陀院の壱阿が観音堂再興の勅意を受け、1487年(文明19年)に本堂を再建しました。1573年(天正元年)に織田信長が槙島城に立て籠もった室町幕府15代将軍・足利義昭と敵対した際、衆徒が足利義昭の味方をした為に寺領を没収されて衰退しました。1639年(寛永16年)に第107代・後陽成天皇の第11皇子で、聖護院門跡・道晃法親王が再興しました。1814年(文化11年)に法如和尚が現在の本堂を再建しました。なお三室戸寺は秘仏・千手観音を本尊として安置しています。
*参考・・・三室戸寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【三室戸寺蓮園公開 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
三室戸寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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