実光院の桜見ごろ2025平年並(4月中旬頃)不断桜

実光院の桜見ごろ(時期・アクセス・概要)
実光院の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。実光院の桜見ごろは例年4月中旬頃です。実光院では庭園などに薄桃色の不断桜・八重桜・彼岸桜などが植えられ、桜と庭園などの光景が美しいと言われています。なお不断桜は秋から咲き始め、冬を経て春まで絶えることなくぽつぽつと花を咲かせます。(詳細下記参照)
【実光院の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
実光院の桜見ごろは例年4月中旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年3月27日、京都地方気象台は桜の開花を発表しました。桜は一般的に数日から1週間ほどで満開になります。
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【実光院桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区大原勝林院町187
最寄り駅・バス停・・・大原(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から実光院は17系統(C3乗り場)、18系統(C3乗り場)
*四条河原町・三条京阪からは17系統
*四条烏丸からは17系統
京都バス・アクセスダイヤ
【実光院の桜見ごろ(例年時期) 概要】
実光院はあまり知られていない桜の名所です。実光院の桜見ごろは例年4月中旬頃です。
実光院では庭園などに薄桃色の不断桜(フダンザクラ)・八重桜(ヤエザクラ)・彼岸桜(ヒガンザクラ)などが植えられ、桜と池泉回遊式庭園などの光景が美しいと言われています。不断桜は秋から咲き始め、冬を経て春まで絶えることなくぽつぽつと花を咲かせ、紅葉シーズンには紅葉と一緒に楽しむこともできます。冬に雪が降れば、雪景色も楽しむことができます。なお実光院では抹茶・菓子を楽しみながら庭園を眺めることもできます。(要確認)
- 不断桜は池泉回遊式庭園(旧理覚院の寺池)に植えられています。不断桜は樹齢約100年とも言われ、例年10月上旬頃に開花し、11月中旬頃に一度満開を迎え、四月上旬頃に再び満開になります。不断桜は里桜(さとざくら)の一種とも言われています。なお里桜は大島桜(おおしまざくら)に由来する園芸品種の総称です。里桜は平安時代に大島桜を基に品種改良されたとも言われています。
- 池泉回遊式庭園は金毘羅山・小塩山を借景にひょうたん池を中心とした庭園です。池泉回遊式庭園はかつては勝林院の僧房のひとつである理覚院の寺池だったが、1919年(大正8年)の合寺以降に歴代住職が庭園を作庭・整備し、1975年(昭和50年)には庭園西北部に実光院山内の山林から切り出した木材などを使って茶室・理覚庵が建てられました。
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【実光院 歴史・簡単概要】
実光院は平安時代(794年~1185年)に勝林院の僧坊のひとつとして建立されたとも言われています。勝林院は835年(承和2年)に第3代天台座主である慈覚大師・円仁が天台声明の根本道場として比叡山に創建したとも、1013年(長和2年)に慈覚大師・円仁の9代目弟子で、天台宗の僧・寂源が国家安穏の為、法儀声明念仏三昧の根本道場として創建したとも言われています。鎌倉時代(1185年~1333年)頃に第82代・後鳥羽天皇の第10皇子・梶井宮門跡尊快法親王が境内に後鳥羽天皇と第84代・順徳天皇の遺骨を安置する大原陵を造営しました。鎌倉時代以降に衰微したと言われています。応永年間(1394年~1428年)に宗信法印が再興しました。江戸時代(1603年~1868年)後期に普賢院(普暁坊)の庭園として、庭園「契心園」 が作庭されました。1919年(大正8年)に境内にあった後鳥羽天皇・順徳天皇の大原陵を整備する為、宮内省の命令により、道を挟んだ現在の場所に移りました。現在の場所には勝林院の塔頭で、無住だった理覚院(理覚坊)・普賢院があり、理覚院・普賢院を統合しました。1921年(大正10年)に客殿が建立されました。1975年(昭和50年)に茶室「理覚庵」が建てられました。
*参考・・・実光院(アクセス・歴史・・・)
【実光院桜 備考】
実光院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
*京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)