山崎聖天の桜見ごろ2025(時期:4月上旬頃)天王山
山崎聖天の桜見ごろ・アクセス・概要
山崎聖天の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。山崎聖天には標高約270メートルの天王山東斜面を中心に染井吉野・枝垂桜・山桜などが植えられ、桜と本堂・聖天堂・手水舎などの光景が美しいと言われています。なお山崎聖天は長い石段を登った高台にあり、新幹線の向こうの遠くに背割堤の桜も見ることができます。(詳細下記参照)
【山崎聖天の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
山崎聖天の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月下旬頃から京都の桜開花・満開・見ごろ情報を発信します。
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【山崎聖天桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才62
最寄り駅・バス停・・・山崎駅(徒歩約12分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR東海道線
*阪急京都本線の場合、最寄り駅は大山崎駅(徒歩約12分)
【山崎聖天の桜見ごろ(例年時期) 概要】
山崎聖天は桜の名所です。山崎聖天の桜見ごろは例年4月上旬頃です。
山崎聖天には標高約270メートルの天王山(てんのうざん)東斜面を中心に染井吉野(ソメイヨシノ)・枝垂桜(シダレザクラ)・山桜(ヤマザクラ)などが植えられ、桜と本堂・聖天堂・手水舎などの光景が美しいと言われています。桜の木の中には昭和初期に植えられたものもあります。ちなみに山崎聖天では例年4月上旬に花まつりが催され、法要・舞楽(ぶがく)・六斎念仏(ろくさいねんぶつ)が行われています。なお山崎聖天は長い石段を登った高台にあり、新幹線の向こうの遠くに背割堤の桜も見ることができます。
天王山は京都府乙訓郡大山崎町にあります。天王山の名称は中腹に牛頭天王(ごずてんのう)を祀る山崎天王社(自玉手祭来酒解神社)に由来しています。なお天王山では1582年(天正10年)6月に明智光秀と豊臣秀吉(羽柴秀吉)が戦った山崎の戦いの際、天王山を制した方が天下を取るとして、「天下分け目の天王山」とも言われました。
本堂・聖天堂は1864年(元治元年)の禁門の変(蛤御門の変・元治の変)によって焼失し、明治時代に再建されました。山崎聖天は本尊・十一面千手観世音菩薩と秘仏・聖天(大聖歓喜雙身天王・歓喜天)を安置しています。
背割堤には長さ約1.4キロの堤防に染井吉野が約250本植えられ、例年4月上旬頃に見ごろを迎えます。なお背割堤は淀川水系の一級河川・宇治川(淀川)と淀川水系の支流で一級河川・木津川が合流する直前に2つの河川を区切るように設置された堤防です。
桜(染井吉野)は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になると言われています。また地域によって差があるが、開花から1週間から5日ほどで満開になると言われています。
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【山崎聖天 歴史・簡単概要】
山崎聖天(やまざきしょうてん)・山崎の聖天さん・観音寺(かのんじ)は起源が明確ではありません。山崎聖天は寺伝によると平安時代前期の899年(昌泰2年)に寛平法皇(第59代・宇多天皇)の勅願によって御願寺として創建されたとも言われています。山崎聖天では地中から現れたとも言われる薬師如来の石像に「妙音山寛平法皇創建地」と彫られていたそうです。その後衰退し、江戸時代初期に大阪摂津の勝尾寺(かつおうじ)の僧・木食以空(もくじきいくう)が再興し、聖天(歓喜天)を鎮守として祀ったと言われています。聖天は現世利益を求める大阪の商人に篤く信仰されて大いに隆盛し、住友家も青銅製の灯篭を寄進したと言われています。その後1864年(元治元年)の禁門の変(きんもんのへん・蛤御門の変(はまぐりごもんのへん))により、第31代・用明天皇の第2皇子・聖徳太子が造仏したとも言われる本尊・十一面千手観世音菩薩と秘仏・聖天を残して焼失し、明治時代に住友家などの財閥の援助により、廃寺となった大阪府三島郡島本町の西観音寺(にしのかのんじ)の本堂などを移して伽藍が再建されました。
山崎聖天は真言宗系単立の寺院です。
*参考・・・山崎聖天(アクセス・歴史・・・)
【山崎聖天桜 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
山崎聖天(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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