長楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)紅葉名所
長楽寺
長楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。長楽寺では1185年(文治元年)平清盛の娘で、高倉天皇の中宮でもあり、安徳天皇の生母でもあった建礼門院徳子が壇ノ浦の戦いの後に長楽寺で出家したと言われています。なお境内には徳子の毛髪塔と言われる十一重石塔があります。
【長楽寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区円山町626番地
最寄り駅・バス停・・・祇園(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から長楽寺は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約20分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約23分)
【長楽寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
毎週木曜日は拝観できません。(特別拝観中は除く)
【長楽寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・高校生500円、小人250円
団体(20名以上)
大人・高校生450円、小人225円
【長楽寺 歴史・簡単概要】
長楽寺(ちょうらくじ)は平安時代初期の805年(延暦24年)に天台宗(てんだいしゅう)の開祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄(さいちょう)が第50代・桓武天皇の勅命により、自ら刻んだ観世音菩薩(かんぜおんぼさつ・観音菩薩)を本尊として安置したのが起源と言われています。長楽寺は当初天台宗総本山・比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)の別院として創建されました。その後鎌倉時代に浄土宗(じょうどしゅう)の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)の弟子・隆寛(りゅうかん)が入寺し、浄土宗に改めました。隆寛の系譜は長楽寺流・長楽寺派と言われるようになりました。室町時代初期の1385年(至徳2年)に時宗(じしゅう)の僧・国阿上人(こくあしょうにん)が入寺し、浄土宗から時宗に改めました。その後応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失したり、浄土宗総本山・知恩院(ちおんいん)や東本願寺(ひがしほんがんじ)の大谷祖廟(おおたにそびょう・東大谷)の拡張によって境内が縮小されたりしました。1871年(明治4年)の上知令(じょうちれい・あげちれい)によって境内の大半が没収され、1886年(明治19年)に円山公園(まるやまこうえん)が整備されました。1906年(明治39年)に時宗の総本山格であった名刹・七条道場金光寺が合寺されました。
長楽寺は時宗の寺院です。
*参考・・・長楽寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【長楽寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
長楽寺の見どころは相阿弥作の園池です。相阿弥作の園池は銀閣寺の庭を作る時、試作的に作ったと言われています。なお長楽寺は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
長楽寺紅葉見ごろ
京都紅葉見ごろ
重要文化財・・・木造時宗祖師像、行歴代他阿弥陀仏書状類
【長楽寺 行事・イベント(要確認)】
●扇祈願会・紅葉祭りは例年11月23日に行われています。扇祈願会は平敦盛の妻・玉織姫に因んだ仏事です。扇・久寿扇を復元し、病魔退散・無病息災を祈願します。長楽寺を訪れて詩歌を残した頼山陽・高岳相如・西行・長沢芦雪・竹本綱太夫などを偲んで行われます。
長楽寺扇祈願会・紅葉祭り
【長楽寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。参道などの山内に時雨楓などが植えられ、紅葉と参道・絵師である相阿弥が作庭したと言われる池泉式庭園などの光景が美しいと言われています。池の周りを半周ほど歩いて紅葉を楽しむことができます。
長楽寺紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【長楽寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-0589
【長楽寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*京都バスの場合、京都駅からは17系統(C3乗り場)、最寄りのバス停は四条河原町(徒歩約23分)
京都バス・アクセスダイヤ
【長楽寺 おすすめ散策ルート】
長楽寺からのおすすめ散策ルートは高台寺・八坂神社を経由し、祇園・先斗町に向かうルートです。30分ほど散策すれば、花街である祇園・先斗町まで行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお祇園周辺には辰巳大明神(祇園のお稲荷さん)・建仁寺などもあり、それらを散策するのもいいかもしれません。ただ祇園・先斗町は人気観光スポットの為、人が多いのが難点です。