長楽寺の紅葉見ごろ2025(時期:11月中旬~11月下旬頃)

長楽寺の紅葉見ごろ(時期・アクセス・概要)
長楽寺の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。長楽寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から下旬頃です。長楽寺は参道などの山内に時雨楓などが分布し、紅葉と参道や絵師・相阿弥が作庭したと言われる池泉式庭園などの光景が美しいと言われています。紅葉見ごろの11月23日に扇祈願会・紅葉祭りを行っています。(要確認)(詳細下記参照)
【長楽寺の紅葉見ごろ(例年時期)・2025年予測】
長楽寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年9月上旬頃から京都の紅葉見ごろ情報を情報発信します。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【長楽寺紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区円山町626番地
最寄り駅・バス停・・・祇園(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から長楽寺は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約20分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約23分)
【長楽寺の紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
長楽寺は紅葉の名所です。長楽寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ちなみに標高は約89メートルです。
長楽寺では参道などの山内に時雨楓(しぐれかえで)などが分布し、紅葉と参道や絵師・相阿弥(そうあみ)が作庭したと言われる池泉式庭園などの光景が美しいと言われています。参道は真っ赤に色付いたモミジの並木が続きます。庭園は池の周りを半周ほど歩いて紅葉狩りを楽しむことができます。長楽寺では高台から京都市街地を眺めることもできます。
長楽寺では紅葉見ごろの11月23日に扇祈願会・紅葉祭りを行っています。(要確認)また秋には秋季特別展も行われることがあります。(要確認)
長楽寺扇祈願会・紅葉祭り
長楽寺は祇園などの繁華街が近い場所に建立されているが、あまり知られていない穴場的な紅葉名所です。繁華街で飲食を済ませてから紅葉狩りするのもいいかもしれません。
●長楽寺は江戸時代後期の文人・頼山陽(らいさんよう)が記した「京の四季」の中で、「時雨をいとうから傘の濡れてもみじの長楽寺」と詠われた紅葉名所です。なお長楽寺は古くから文人・墨客に「洛中随一絶景の霊地」と詠われ、「今昔物語」・「平家物語」などに記されています。
●池泉式庭園は室町時代に絵師・相阿弥が室町幕府8代将軍・足利義政の命により、銀閣寺の庭園を作庭する際、試作的に作庭したとも言われています。ちなみに相阿弥は青蓮院・龍安寺・願泉寺などの庭園も作庭したとも言われています。なお池泉式庭園は借景としている東山から湧き出る滝の水が引き込まれています。池泉式庭園は紅葉インスタ映えスポットです。
●扇祈願会では扇・久寿扇を復元し、病魔退散・無病息災を祈願します。また扇祈願会では祈願済みの扇が授与されます。なお紅葉祭りは長楽寺を訪れて詩歌を残した頼山陽・西行・長沢芦雪などを偲んで行われます。
●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都紅葉名所・見ごろ(嵐山・三千院・天龍寺・・・)
【長楽寺 歴史・簡単概要】
長楽寺は805年(延暦24年)に天台宗の宗祖である伝教大師・最澄が第50代・桓武天皇の勅命により、自ら刻んだ観世音菩薩を本尊として安置したのが起源と言われています。当初、天台宗の総本山・延暦寺の別院として創建されました。平安時代末期に平清盛の娘で、第80代・高倉天皇の中宮、そして第81代・安徳天皇の生母・建礼門院徳子が落飾しました。建礼門院徳子は壇ノ浦の戦い後の5月1日に訪れ、浄土宗の宗祖・法然上人の弟子・阿証房印西のもとで出家したと言われています。鎌倉時代に浄土宗の宗祖・法然上人の弟子・隆寛が入寺し、天台宗から浄土宗に改めたと言われています。1385年(元中2年・至徳2年)に時宗の僧・国阿上人が入寺して中興し、浄土宗から時宗に改めました。1467年(応仁元年)に応仁の乱が起こり、焼失したと言われています。1745年(延享2年)に江戸幕府8代将軍・徳川吉宗が1万坪の境内地を没収し、隣接する東本願寺の大谷祖廟に寄進しました。境内地が縮小され、寺勢が衰微しました。1871年(明治4年)に上知令により、境内地の大半が没収され、1886年(明治19年)に円山公園が整備されました。1906年(明治39年)に時宗の総本山格であった七条道場金光寺を合寺しました。
*参考・・・長楽寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【長楽寺紅葉 備考】
京都紅葉名所・長楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2025(清水寺・永観堂・東寺・・・)