祇園祭神輿洗2023/7/10(日程時間・・・)

祇園祭神輿洗

祇園祭神輿洗(7月10日)

祇園祭神輿洗(7月10日)(日程・時間・・・)を紹介しています。祇園祭神輿洗は例年7月10日に行われています。神輿洗では祇園祭神幸祭に先立って、中御座神輿を八坂神社から四条大橋まで運び、神用水清祓式で鴨川から汲み上げた神用水を榊で振り掛けて清めます。なお振り掛けられた水を浴びると厄除けのご利益があるとも言われています。(詳細下記参照)

●祇園祭2023最新情報。

【祇園祭神輿洗2023 日程時間(要確認)】
祇園祭神輿洗2023(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は2023年(令和5年)7月10日(月曜日)18:00から奉告祭が行われます。なお20:00頃に四条大橋で神輿が清められます。
祇園祭2023日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【祇園祭神輿洗・八坂神社 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区祇園町北側625番地
最寄り駅・バス停・・・祇園(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から八坂神社は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック

*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約5分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約8分)

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【祇園祭神輿洗 歴史・簡単概要】
祇園祭神輿洗(みこしあらい)・神輿洗式(みこしあらいしき)は祇園祭神幸祭(しんこうさい・おいで)に先立って、神輿を清める儀式です。神輿洗では奉告祭(ほうこくさい)終了後、中御座神輿(なかござみこし)・東御座神輿(ひがしござみこし)・西御座神輿(にしござみこし)の内、中御座神輿を代表して清めます。
神輿洗では先ずをけら火で点火された大松明(おおたいまつ)で八坂神社から四条大橋までの四条通を清める道しらべの儀(道清めの儀)が行われます。その後大松明の火は4本の小松明に分けられ、中御座神輿の前後を囲みます。小松明に囲まれた中御座神輿は八坂神社から四条大橋まで運ばれ、午前中に行われた神用水清祓式(しんようすいきよはらいしき)で鴨川(宮川)から汲み上げられた神用水を榊で振り掛けられて清められます。榊によって振り掛けられた水を浴びると厄除けのご利益があるとも言われています。なお大松明・小松明の消し炭にも厄除けのご利益があるとも言われています。
中御座神輿には八坂神社の主祭神で、祇園祭の起源とされる素戔嗚尊(すさのおのみこと)、東御座神輿には素戔嗚尊の妻・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、西御座神輿には素戔嗚尊の8人の子供・八柱御子神(やはしらのみこがみ)の神霊をのせます。
鴨川は京都市を北から南へ流れる淀川水系の一級河川です。鴨川は京都市北区にある標高約896メートルの桟敷ヶ岳(さじきがだけ)を水源とし、高野川と合流してから南流し、下鳥羽で桂川と合流するまでの延長約35キロあります。ちなみに上流は賀茂川(加茂川)とも言われています。なお鴨川上流は古来から禊(みそぎ)か行われ、神聖な場所とされていました。平安時代には毎月陰陽師による七瀬祓いが行われ、天皇が息を掛け、体を撫でた人形(ひとがた)が鴨川に流されたりしていたそうです。ちなみに鴨川の内、神輿洗が行われる四条大橋から松原橋までは八坂神社に因んで宮川(みやかわ)と言われ、花町・宮川町の由来にもなっています。
祇園祭神用水清祓式

【祇園祭 歴史・簡単概要】
祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王を祀り、更に牛頭天王を主祭神とする八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。970年(天禄元年)から例年6月14日に行われるようになりました。
祇園祭歴史年表・由来(869年~)

【八坂神社 歴史・簡単概要】
八坂神社(やさかじんじゃ)は起源が明確ではありません。八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高麗(高句麗)から来日した調進副使・伊利之使主(いりしおみ)が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊(すさのおのみこと)=牛頭天王(ごずてんのう)を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも、876年(貞観18年)に南都(奈良)の僧・円如(えんにょ)が堂(観慶寺)を建立して薬師千手等の像を奉安し、その後天神(祇園神)が東山の麓・祇園林に垂跡(すいじゃく)したのが起源とも言われています。また829年(天長6年)に参議・紀百継(きのももつぐ)が山城八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀を行ったのが感神院(かんしんいん)の起源とも言われています。その後869年(貞観11年)に流行した疫病を鎮める御霊会(ごりょうえ)が神泉苑で行われたのが祇園祭の起源と言われ、970年(天禄元年)からは毎年御霊会が行われるようになりました。
八坂神社は全国の八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする神社の総本社です。
*参考・・・京都・八坂神社(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【祇園祭神輿洗 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2023日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)

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