祇園祭神輿洗2025年7月10日(日程時間・・・)

祇園祭神輿洗

祇園祭神輿洗(7月10日)(日程時間・アクセス・概要・・・)

祇園祭神輿洗(7月10日)(日程・時間・・・)を紹介しています。祇園祭神輿洗は例年7月10日に行われています。神輿洗では祇園祭神幸祭に先立って、中御座神輿を八坂神社から四条大橋まで運び、神用水清祓式で鴨川から汲み上げた神用水を榊で振り掛けて清めます。なお振り掛けられた水を浴びると厄除けのご利益があるとも言われています。(詳細下記参照)

★祇園祭最新情報。

【祇園祭神輿洗2025 日程時間(要確認)】

祇園祭神輿洗2025は2025年(令和7年)7月10日(木曜日)18:00から奉告祭が行われます。なお20:00頃に四条大橋で神輿が清められます。(現在確認中・要注意)
●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【祇園祭神輿洗・八坂神社 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市東山区祇園町北側625番地
最寄り駅・バス停・・・祇園(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から八坂神社は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック

*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約5分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約8分)

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【祇園祭神輿洗 簡単概要】

祇園祭神輿洗(みこしあらい)・神輿洗式(みこしあらいしき)は祇園祭神幸祭(しんこうさい・おいで)に先立って、神輿を清める儀式です。神輿洗では奉告祭(ほうこくさい)終了後、中御座神輿(なかござみこし)・東御座神輿(ひがしござみこし)・西御座神輿(にしござみこし)の3基の神輿の内、中御座神輿を代表して清めます。
神輿洗に先立って3基の神輿の内の2基が舞殿(重要文化財)に泰安され、神輿洗では2基の内の中御座神輿を清めます。神輿洗では先ずをけら火で点火された大松明(おおたいまつ)で八坂神社から四条大橋までの四条通を清める道しらべの儀(道清めの儀)が行われます。その後大松明の火は4本の小松明に分けられ、中御座神輿の前後を囲みます。小松明に囲まれた中御座神輿は八坂神社から四条大橋まで運ばれ、午前中に行われた神用水清祓式(しんようすいきよはらいしき)で鴨川(宮川)から汲み上げられた神用水を榊で振り掛けられて清められます。榊によって振り掛けられた水を浴びると厄除けのご利益があるとも言われています。また大松明・小松明の消し炭にも厄除けのご利益があるとも言われています。ちなみに神輿洗が行われる7月10日にはお迎え提灯も行われ、石段下で神輿洗の神輿を迎えます。なお神輿洗後に3基の神輿が飾り付けられ、7月17日の神幸祭まで舞殿(重要文化財)に泰安されます。
中御座神輿には八坂神社の主祭神で、祇園祭の起源とされる素戔嗚尊(すさのおのみこと)、東御座神輿には素戔嗚尊の妻・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、西御座神輿には素戔嗚尊の8人の子供・八柱御子神(やはしらのみこがみ)の神霊をのせます。
四条大橋は八坂神社の「社家記録」によると1142年(永治2年)に勧進によって架けられたのが起源とも言われています。その後度々流されたり、架け替えられたりし、1228年(安貞2年)に流されたのが最古の流出記録と言われています。北側の三条大橋、南側の五条大橋が官橋で、四条大橋は規模が小さい民橋だったが、江戸時代に三条大橋・五条大橋とともに公儀橋として幕府が管理するようになりました。ちなみに祇園祭では四条大橋がかつて浮橋だったことから神輿は鴨川を渡るが、大型の山鉾は鴨川を渡らないと言われています。1874年(明治7年)から1911年(明治44年)にラチスガーダー橋が架けられ、1913年(大正2年)から1941年(昭和16年)に鉄筋コンクリートアーチ橋が架けられました。そして現在の四条大橋は1942年(昭和17年)に橋長約65メートル・幅員約25メートルの鋼桁橋(鋼連続桁橋)として架けられました。
鴨川は京都市を北から南へ流れる淀川水系の一級河川です。鴨川は京都市北区にある標高約896メートルの桟敷ヶ岳(さじきがだけ)を水源とし、高野川と合流してから南流し、下鳥羽で桂川と合流するまでの延長約35キロあります。ちなみに上流は賀茂川(加茂川)とも言われています。なお鴨川上流は古来から禊(みそぎ)か行われ、神聖な場所とされていました。平安時代には毎月陰陽師による七瀬祓いが行われ、天皇が息を掛け、体を撫でた人形(ひとがた)が鴨川に流されたりしていたそうです。ちなみに鴨川の内、神輿洗が行われる四条大橋から松原橋までは八坂神社に因んで宮川(みやかわ)と言われ、花町・宮川町の由来にもなっています。
神輿洗は江戸時代中期の1757年(宝暦7年)に成立しました「祇園会細記」によると6月7日・6月14日に神輿渡御(神幸祭・還幸祭)が行われ、5月末日・6月18日に行われていました。5月末日の神輿洗ではお迎提灯(おむかえちょうちん)・練物(ねりもの)も巡行していました。
お迎え提灯では提灯・山鉾町の囃子方・児武者・小町踊・鷺踊・赤熊・祇園踊・馬長稚児などの行列が八坂神社から市役所まで巡行し、市役所で踊りなどを披露します。その後御旅所を経由して八坂神社に戻り、石段下で神輿洗の神輿を迎え、その後八坂神社で踊りなどを奉納します。
祇園祭神用水清祓式

【祇園祭 歴史・簡単概要】

祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王を祀り、更に牛頭天王を主祭神とする八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。970年(天禄元年)から毎年に行われるようになりました。
祇園祭歴史年表・由来(869年~)

【祇園祭神輿洗(7月10日) 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2025日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)

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