下鴨神社葵祭斎王代禊の儀2024/5/4(葵祭前儀)

斎王代禊の儀(Saio-dai Misogi-no-gi)

下鴨神社斎王代禊の儀

下鴨神社斎王代禊の儀(日程・時間・・・)を紹介しています。斎王代禊の儀・斎王代以下女人列御禊神事は例年5月4日に行われています。ただ上賀茂神社と下鴨神社の1年交代制です。斎王代禊の儀では十二単を身に纏った斎王代が下鴨神社の祓い所で、末社である御手洗社前にある御手洗池で身を祓い清めます。(詳細下記参照)

★葵祭2024の最新情報

【下鴨神社斎王代禊の儀2024 日程時間(要確認)】

下鴨神社斎王代禊の儀2024は2024年(令和6年)5月4日(土曜日)10:00から行われます。(現在確認中・要注意)なお斎王代禊の儀は下鴨神社と上賀茂神社の1年交代制です。
*参考・・・下鴨神社ホームページ
★葵祭の行事日程を確認できます。(下記リンク参照)
葵祭2024日程(時代行列・流鏑馬神事・・・)

【下鴨神社斎王代禊の儀 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市左京区下鴨泉川町59
最寄り駅・バス停・・・下鴨神社前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から下鴨神社は4系統(A2乗り場)、205系統(A2乗り場)
*四条河原町からは4系統、205系統
*河原町丸太町からは4系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック

*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は出町柳駅(徒歩約10分)

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【下鴨神社斎王代禊の儀 簡単概要】

下鴨神社斎王代禊の儀(さいおうだいみそぎのぎ)・斎王代以下女人列御禊神事(さいおうだいいかにょにんれつみそぎしんじ)・葵祭御禊神事(あおいまつりみそぎしんじ)は5月15日に行われる葵祭に先立って行われます。ただ上賀茂神社と下鴨神社の1年交代制です。斎王代禊の儀では斎王代が下鴨神社の祓い所で、境内末社である御手洗社(みたらししゃ・井上社(いのうえしゃ))前にある御手洗池で身を祓い清めます。斎王代以外の女人列は斎串(いくし)を使って身を祓い清めます。なお斎王の禊はかつて鴨川で行われていたが、鎌倉時代前期に賀茂斎院が廃止されて途絶えたそうです。ちなみに斎王代禊の儀が行われる下鴨神社の御手洗池(御手洗川)も上賀茂神社のならの小川も鴨川の源流のひとつになっています。
上賀茂神社斎王代禊の儀
斎王代禊の儀・斎王代以下女人列御禊神事は先ず祝詞(のりと)が奏上(そうじょう)され、次に斎王代はお祓いを受けます。その後御手洗池(みたらしいけ)に移動し、十二単(じゅうにひとえ)を身に纏った斎王代が御手洗池に両手をひたして身を祓い清め、手を拭いた紙を御手洗池に流します。斎王代以外の女人列の女童(めのわらわ)・命婦(みょうぶ)・女嬬(にょじゅう)・内侍(ないし)・女別当(にょべっとう)・釆女(うぬめ)などは斎串を胸の左・右に当てて息を吹き掛け、2つに折って御手洗川に投げ捨てて身を祓い清めます。斎串は御手洗川に架かった橋を渡る際に投げ捨てます。

  • 御手洗池は御手洗社(井上社)の前にあり、下鴨神社の祓い所です。御手洗池から湧き出る水泡をかたどった団子が「みたらし団子」で、御手洗社は「みたらし団子」発祥の地と言われています。御手洗社は祓戸四神(速開都比売(はやあきつひめ)・気吹戸主(いぶきどぬし)・速佐須良比売(はやさすらひめ))の一神で、災厄抜除の女神・瀬織津姫命(せおりつひめのみこと・瀬織津比売)を祀っています。
  • 斎王代はかつて天皇の娘である未婚の内親王(ないしんのう)から選ばれ、葵祭に奉仕していた斎王の代理です。賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)では平安時代前期の810年(大同5年)に賀茂斎院が置かれ、第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)の皇女・有智子内親王(うちこないしんのう)が初代斎王として仕えました。なお斎王代は1956年(昭和31年)以降、京都市内の未婚の一般女性選ばれているそうです。

葵祭見どころ

【葵祭 歴史・簡単概要】

葵祭は第29代・欽明天皇の時代(539年~571年)に全国が風水害に見舞われて飢餓・疫病が流行し、卜部伊吉若日子に占わせられたところ賀茂大神の祟りであるとした為、4月吉日を選んで、馬に鈴を懸け、人は猪頭を被り、駆競して、盛大に祭りを行ったことが起源とも言われています。なお葵祭は正式名称を賀茂祭と言うが、賀茂祭は祭儀に関わる人や牛車に至るまで二葉葵を桂の小枝に挿し飾ることから江戸時代以降に葵祭と言われるようになりました。
葵祭歴史年表

【下鴨神社 歴史・簡単概要】

下鴨神社(しもがもじんじゃ)・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は起源が明確ではありません。下鴨神社は社伝によると神武天皇の御代に比叡山西麓の御蔭山(みかげやま)に賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が降臨したのが起源と言われています。また下鴨神社は紀元前90年(崇神天皇7年)に瑞垣の修造の記録があり、それ以前から祀られていたとも言われています。その後第29代・欽明天皇の時代(539年~571年)に加茂祭(葵祭)が始まり、678年(天武天皇7年)には社殿が造営されたと言われています。794年(延暦13年)平安京遷都の際、王城鎮護の神になり、桓武天皇が初めて行幸しました。807年(大同2年)に正一位に叙され、葵祭(賀茂祭)が勅祭になり、810年(大同5年)には賀茂斎院が置かれ、嵯峨天皇の皇女・有智子内親王(うちこないしんのう)が初代斎王として仕えました。
*参考・・・下鴨神社(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【下鴨神社斎王代禊の儀 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
画像は上賀茂神社で撮影したものです。
葵祭2024日程(路頭の儀・前儀・後儀・・・)

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