上賀茂神社(拝観料・見どころ・歴史概要・アクセス・・・)
上賀茂神社
上賀茂神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。上賀茂神社と下鴨神社の祭事である葵祭(賀茂祭)は例年5月に行われ、祇園祭・時代祭と合わせて京都三大祭りに数えられています。なお上賀茂神社の正式名称は「賀茂別雷神社」と言いますが、一般的に「上賀茂神社」と呼ばれています。
【上賀茂神社 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市北区上賀茂本山339
【上賀茂神社 アクセス(電車)】
最寄りバス停・・・上賀茂神社前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から上賀茂神社は4系統(A2乗り場)
*四条河原町からは4系統、46系統
*四条烏丸からは46系統
*河原町丸太町からは4系統
路線・時刻表・運賃チェック
【上賀茂神社 アクセス(電車)】
*地下鉄烏丸線の場合、最寄り駅は北山駅(徒歩約15分)
【上賀茂神社 拝観時間・時間(要確認)】
5:30~17:00
年中無休
【上賀茂神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
国宝・本殿権殿特別拝観・・・500円
【上賀茂神社 歴史・簡単概要】
上賀茂神社(かみがもじんじゃ)・賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)は起源が明確ではありません。上賀茂神社は社伝によると神代の昔に賀茂別雷命(かもわけいかづちのかみ)が現社殿の北北西にある秀峰・神山(こうやま)に降臨したのが起源とも言われています。その後677年(天武天皇6年)に賀茂神宮が造営されたとも言われています。794年(延暦13年)の第50代・桓武天皇による平安京遷都以降は皇城鎮護の神・山城国一之宮として、桓武天皇を初めとする歴代天皇が行幸・奉幣祈願されたと言われています。807年(大同2年)に最高位である神階・正一位を賜って、葵祭(賀茂祭)が勅祭になり、810年(大同5年)には賀茂斎院が置かれ、第52代・嵯峨天皇の皇女・有智子内親王(うちこないしんのう)が初代斎王として仕え、以降歴代斎王が葵祭に奉仕しました。上賀茂神社は明治時代から戦後まで伊勢神宮に次ぐ、官幣大社の筆頭とされました。なお上賀茂神社は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
上賀茂神社は下鴨神社(賀茂御祖神社)とともに古代氏族・賀茂氏の氏神を祀る神社です。
上賀茂神社歴史年表
*参考・・・上賀茂神社(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【上賀茂神社 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
上賀茂神社の見どころは国宝である本殿・権殿です。また鬼門にまく清めの砂の起源と言われている細殿前の円錐状の2つの砂の山・立砂(たてずな)も見どころです。なお上賀茂神社は桜や紅葉の名所の為、春や秋に訪れてもいいかもしれません。
上賀茂神社見どころ(本殿・細殿立砂など)
国宝・・・本殿、権殿
重要文化財・・・本殿権殿取合廊、本殿東渡廊取合廊、西渡廊、透廊、渡廊、祝詞舎、塀中門、摂社若宮神社本殿、東渡廊、四脚中門、御籍、神宝庫、唐門、東御供所、直会所、楽所及び西御供所など
●七不思議には大田ノ沢の杜若・賀茂の演能・賀茂の勝手火・楠木の化石橋・車返しの桜・御扉の狛犬物言わぬ神主などがあります。
上賀茂神社七不思議(見どころ)
【上賀茂神社 行事・イベント(要確認)】
●賀茂競馬足汰式は例年5月1日に行われています。賀茂競馬足汰式は5月5日に葵祭の前儀として行われる賀茂競馬を前に毛付けの儀・素駆・競馳により、馬の走る組み合わせや順番を決める行事です。
上賀茂神社賀茂競馬足汰式
●賀茂競馬は例年5月5日に行われています。賀茂競馬では馬が2頭ずつ左方の赤・右方の黒に分かれ、1馬身ほどの差をつけてスタートし、差が広がれば前の馬の勝ち、縮まれば後ろの馬の勝ちになります。左方が勝つと豊作になるとも言われているそうです。
上賀茂神社賀茂競馬
●葵祭・路頭の儀(時代行列)は例年5月15日に行われています。平安時代の装束に身を包んだ斎王代など人約500名・馬約40頭・牛4頭・牛車2台・輿1丁が京都御所から下鴨神社、下鴨神社から上賀茂神社までを巡行します。
葵祭2025日程(時代行列・流鏑馬神事・・・)
★葵祭では賀茂競馬足汰式・流鏑馬神事・斎王代以下女人列御禊神事・歩射神事・賀茂競馬・御蔭祭など様々な行事が行われています。
葵祭2025日程(路頭の儀・前儀・後儀・・・)
●笠懸神事は例年10月の第3日曜に行われています。笠懸では約5メートル先の40センチの四方の的を射る遠笠懸と地面低くに立てられた10数センチ四方の的を射る小笠懸が交互に行われます。(現在確認中・要注意)疾走する馬上から弓で鏑矢を的に放ちます。
上賀茂神社笠懸神事
【上賀茂神社 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。樹齢150年と言われる斎王桜・孝明天皇が御所から下賜された御所桜・立砂近くのみあれ桜・馬出しの桜・鞭打ちの桜・賀茂桜・風流桜・蜂須賀桜・染井吉野・山桜など約100本の桜の木が植えられています。
上賀茂神社桜見ごろ
●梅見ごろは例年2月中旬頃から3月中旬頃です。二の鳥居前や楼門(重要文化財)前の御手洗川脇に紅梅・白梅・枝垂梅などが植えられ、梅と二の鳥居・楼門・御手洗川などの光景が美しいと言われています。
上賀茂神社梅見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【上賀茂神社 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-781-0011
【上賀茂神社 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都初詣ランキング2025
●朱印受付(御朱印授与所)は二の鳥居をくぐり、立砂がある細殿の左側にあります。朱印受付では御朱印が授与されています。御朱印には「山城国一の宮 賀茂別雷神社」・「京都五社めぐり(平安神宮・松尾大社・八坂神社・城南宮)」があります。なお手水舎の左側、楼門をくぐった左側に授与所もあります。(要確認)
京都節分祭・豆まき
【上賀茂神社 おすすめ散策ルート】
上賀茂神社からのおすすめ散策ルートは加茂川沿いを府立植物園を経由し、下鴨神社(賀茂御祖神社)に向かうルートです。上賀茂神社と同じく下鴨神社は世界遺産の為、30分ほど散策すれば、2か所の世界遺産を回ることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお府立植物園には約12000種類、約12万本の植物が植えられ、楽しんでから散策してもいいかもしれません。