下鴨神社(拝観料・見どころ・歴史概要・アクセス・・・)
下鴨神社
下鴨神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。下鴨神社と上賀茂神社の祭事である葵祭(賀茂祭)は例年5月に行われ、祇園祭・時代祭と合わせて京都三大祭りに数えられています。なお下鴨神社の正式名称は「賀茂御祖神社」と言いますが、一般的に「下鴨神社」と呼ばれています。
【下鴨神社 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区下鴨泉川町59
【下鴨神社 アクセス(市バス)】
最寄りバス停・・・下鴨神社前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から下鴨神社は4系統(A2乗り場)、205系統(A2乗り場)
*四条河原町からは4系統、205系統
*河原町丸太町からは4系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック
【下鴨神社 アクセス(電車)】
*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は出町柳駅(徒歩約10分)
【下鴨神社 拝観時間・時間(要確認)】
6:30~17:30
年中無休
【下鴨神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
大炊殿特別拝観・・・大人500円、小人(小学生)250円
【下鴨神社 歴史・簡単概要】
下鴨神社(しもがもじんじゃ)・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は起源が明確ではありません。下鴨神社は社伝によると初代・神武天皇の時代(紀元前660年~紀元前582年)に祭神・賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が比叡山西麓の御蔭山(みかげやま)に降臨したのが起源とも言われています。また下鴨神社は紀元前90年(崇神天皇7年)に瑞垣(みずかき)の修造の記録があり、それ以前から祀られていたとも言われています。その後第29代・欽明天皇の時代(539年~571年)に欽明天皇が勅使を派遣して葵祭(賀茂祭)が始まり、678年(天武天皇7年)に社殿が造営され、天平年間(729年~749年)には上賀茂神社から分置されたとも言われています。794年(延暦13年)の第50代・桓武天皇による平安京遷都の際、王城鎮護の神になり、桓武天皇が初めて行幸しました。その後807年(大同2年)に神階・正一位に叙され、葵祭で天皇の勅使が派遣されて行われる勅祭になり、810年(大同5年)には葵祭に奉仕する賀茂斎院(かもさいいん)が置かれ、第52代・嵯峨天皇の皇女・有智子内親王(うちこないしんのう)が初代斎王として仕えました。なお下鴨神社は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
下鴨神社は上賀茂神社(賀茂別雷神社)とともに古代氏族の賀茂氏の氏神を祀る神社です。
下鴨神社歴史年表
*参考・・・下鴨神社(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【下鴨神社 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
下鴨神社の見どころは国宝である東本殿・西本殿です。また糺の森(ただすのもり)や下鴨神社の摂社である相生神社にあり、2本の木が途中から1本に結ばれ、縁結びのご利益があると言われている「連理の賢木」も見どころです。なお下鴨神社は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
下鴨神社見どころ(舞殿・細殿など)
国宝・・・東本殿、西本殿
重要文化財・・・祝詞舎、幣殿、東西廊、東西御料屋、叉蔵、四脚中門、東西楽屋、中門東西廻廊、預屋、西唐門、舞殿、葵生殿、神服殿、橋殿、細殿、供御所、大炊所、楼門、楼門東西廻廊など
●七不思議には御手洗池の水泡・連理の賢木・烏縄手・何でも柊・赤椿・船ヶ島・奈良社旧跡・切芝などがあります。
下鴨神社七不思議(見どころ)
【下鴨神社 行事・イベント(要確認)】
●流鏑馬神事は例年5月3日に行われています。流鏑馬神事では葵祭が安全・平穏無事に行われるように沿道を祓い清めます。馬場に3つの的を設置し、射手が走る馬の上から矢を放って的を狙います。
下鴨神社流鏑馬神事
●歩射神事は例年5月5日に行われています。歩射神事は葵祭の沿道を弓矢を使って祓い清める魔よけの神事です。楼門の屋根を越えるように音の鳴る蟇目鏑が付けられた鏑矢を放ち、葵祭で勅使が通る楼門の邪気を祓います。
下鴨神社歩射神事
●葵祭・路頭の儀(時代行列)は例年5月15日に行われています。平安時代の装束に身を包んだ斎王代など人約500名・馬約40頭・牛4頭・牛車2台・輿1丁が京都御所から下鴨神社、下鴨神社から上賀茂神社までを巡行します。
葵祭2025日程(時代行列・流鏑馬神事・・・)
★葵祭では賀茂競馬足汰式・流鏑馬神事・斎王代以下女人列御禊神事・歩射神事・賀茂競馬・御蔭祭など様々な行事が行われています。
葵祭2025日程(路頭の儀・前儀・後儀・・・)
●蛍火の茶会は例年6月に行われています。蛍火の茶会では蛍数百匹が境内に放たれます。裏千家による茶席(糺の森財団会員)が設けられ、雅楽・箏曲などの伝統芸能が奉納されます。
下鴨神社蛍火の茶会
●御手洗祭は例年土用の丑の日の前後に行われています。御手洗祭では御手洗社前にある御手洗池に足を膝まで浸しながらロウソクに献灯し、無病息災を祈願します。また安産のご利益があるとも言われているそうです。
下鴨神社御手洗祭・足つけ神事
【下鴨神社 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。糺の森などに樹齢300年以上とも言われるタカオカエデ・イチョウなどが植えられ、紅葉と河合神社近くの潮見の小川に架かる紅葉橋などの光景が美しいと言われています。下鴨神社紅葉見ごろ
●梅見ごろは例年2月上旬頃から3月上旬頃です。御手洗川に架けられた輪橋近くに光琳の梅とも言われる紅梅が植えられ、光琳の梅と輪橋・御手洗川・楼門などの光景が美しいと言われています。
下鴨神社梅見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【下鴨神社 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-781-0010
【下鴨神社 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都初詣ランキング2025
●御祈祷・御朱印受付所は中門(重要文化財)右側にあります。御祈祷・御朱印受付所では御朱印などを授与しています。御朱印には下鴨神社(賀茂御祖神社)・御手洗社(井上社)・比良木社・相生社などがあります。また限定御朱印の葵祭・みたらし祭も授与されています。なお河合神社では社務所で河合神社の御朱印などを授与しています。(要確認)
京都節分祭・豆まき
【下鴨神社 おすすめ散策ルート】
下鴨神社からのおすすめ散策ルートは加茂川沿いを府立植物園を経由し、上賀茂神社(賀茂別雷神社)に向かうルートです。下鴨神社と同じく上賀茂神社は世界遺産の為、30分ほど散策すれば、2か所の世界遺産を回ることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお下鴨神社には原生林が広がった糺の森があり、森を楽しんでから散策してもいいかもしれません。