葵祭見どころ

葵祭

葵祭見どころ2020を紹介しています。葵祭見どころは5月15日の路頭の儀(行列)です。路頭の儀では平安装束を身に着けた人約500名・馬約40頭・牛4頭・牛車2台・輿1丁などが京都御所・下鴨神社・上賀茂神社の全長約8キロを巡行します。なお前儀である流鏑馬神事・賀茂競馬も葵祭見どころです。

【葵祭2020日程(要確認)】
葵祭2020・路頭の儀は2020年(令和2年)5月15日(金曜日)に行われます。ただ悪天候の場合、翌16日(土曜日)に順延されます。
葵祭2020日程(行事・・・)葵祭2020(ルート・斎王代・・・)葵祭2020(ルート・日程・・・)

【葵祭見どころ 基礎知識】
葵祭(あおいまつり)は正式には賀茂祭(かもまつり)と言います。葵祭は古墳時代後期の欽明天皇(540年~571年)の時代に京都をはじめ全国が風水害に見舞われて飢餓・疫病が流行し、賀茂大神(上賀茂神社・下鴨神社)の崇敬者・卜部伊吉若日子(うらべのいきわかひこ)に占わせられたところ賀茂大神の祟りであると奏した為、4月吉日を選んで、馬に鈴を懸け、人は猪頭(いのがしら)を被り、駆競(くち・かけくらべ)して盛大に祭りを行ったことが起源です。
葵祭歴史・葵祭見どころ

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【葵祭見どころ 路頭の儀(行列)】
葵祭の本来の主役は天皇の使者で、行列の最高位者である勅使です。しかし現在十二単(じゅうにひとえ)などの煌びやかな衣装を身に着けた斎王代がヒロインとも言われ、葵祭の見どころになっています。斎王代は十二単、おすべらかしの髪に金属製の飾りである心葉(こころば)を付け、額の両側には日陰糸(ひかげのいと)を下げ、手に桧扇(ひおうぎ)を持ち、帖紙(たとう)を十二単の懐に入れています。なお路頭の儀(行列)は京都府警察の騎馬隊で、平安装束の平安騎馬隊が先導・警備しています。
路頭の儀・葵祭見どころ

【葵祭見どころ 路頭の儀(行列)・本列】
葵祭・路頭の儀の本列は乗尻・検非違使志・検非違使尉・山城使・御幣櫃・内蔵寮史生・馬寮使・牛車・御馬・和琴・舞人・陪従・内蔵使・勅使・牽馬・風流傘などで構成されています。
(葵祭見どころ 乗尻)
●乗尻(のりじり)は行列を先導する騎馬隊です。乗尻はかつて六衛府(りくえふ・ろくえふ)の衛士(えじ)が務めました。なお六衛府は左右近衛府(このえふ)・左右衛門府(えもんふ)・左右兵衛府(ひょうえふ)で、衛士は御所の警備する兵士です。
(葵祭見どころ 検非違使志)
●検非違使志(けびいしのさかん)は看督長(かどのおさ)・火長(かちょう)・如木(にょぼく)・無位無冠の白丁(はくちょう)を率いて行列を警備する検非違使庁の武官です。検非違使志は警備や雑用などに従事する舎人(とねり)の引く馬に騎乗し、弓矢を持つ調度掛(ちょうどがけ)と鉾を持つ鉾持(ほこもち)を従えています。なお看督長は現在の警官です。
(葵祭見どころ 検非違使尉)
●検非違使尉(けびいしのじょう)は行列を警備をする検非違使志の上官で、警備責任者の判官です。検非違使尉は警備や雑用などに従事する舎人の引く馬に騎乗し、弓矢を持つ調度掛と鉾を持つ鉾持を従えています。
(葵祭見どころ 山城使)
●山城使(やましろつかい)は前後に乗馬に付き添う馬副(うまぞい)従えて警備する山城国司の次官・山城介(やましろのすけ)です。山城使は警備や雑用などに従事する舎人が馬の口を取り、後に乗馬に付き添う手振(てふり)・童(わらわ)・雑務をこなす雑色(ぞうしき)・取物舎人(とりものとねり)・無位無冠の白丁などを従えています。なお山城国司は上賀茂神社・下鴨神社などがある山城国を管轄していました。
(葵祭見どころ 御幣櫃)
●御幣櫃(ごへいびつ)は上賀茂神社・下鴨神社に供える御幣物(ごへいもつ)を納めています。御幣櫃は注連縄(しめなわ)が掛けられて無位無冠の白丁が担ぎ、御所の警備する衛士が先導します。
(葵祭見どころ 内蔵寮史生)
●内蔵寮史生(くらりょうのししょう)は御幣物を管理する内蔵寮の文官です。内蔵寮史生は雑務をこなす雑色・無位無冠の白丁を従えています。
(葵祭見どころ 馬寮使)
●馬寮使(めりょうつかい)は走馬(そうま)を管理する武官・左馬允(さまのじょう)です。馬寮使は騎乗し、弓矢を持つ調度掛を従えています。
(葵祭見どころ 牛車)
●牛車(ぎっしゃ)は勅使が乗る御所車(ごしょぐるま)です。牛車は藤・杜若(かきつばた)などで飾り付けられ、牛童(うしわらわ)・車方・車役・替え牛が付いています。なお牛車は第112代・霊元天皇(1654年~1732年)から賜ったものです。
(葵祭見どころ 御馬)
●御馬(おうま)は上賀茂神社・下鴨神社で走らせて神々に見せる馬です。御馬は頭・尾に葵・桂・紙垂れを付け、馬の世話をする馬部(めぶ)が引きます。
(葵祭見どころ 和琴)
●和琴(わごん)は神前の奏楽用で、舞人(まいびど)の前を運ばれます。和琴には河霧の銘があります。
(葵祭見どころ 舞人)
●舞人(まいびど)は歌舞の堪能者な近衛府の武官です。舞人は騎乗し、雑務をこなす雑色・警備や雑用などに従事する舎人・無位無冠の白丁を従えています。なお舞人は日本伝統歌舞の東遊(あずまあそび)などを舞いました。
(葵祭見どころ 陪従)
●陪従(べいじゅう)は上賀茂神社・下鴨神社で歌を歌って楽器を奏でる近衛府の武官です。陪従は騎乗し、楽器を携えて、雑務をこなす雑色・警備や雑用などに従事する舎人・無位無冠の白丁を従えています。
(葵祭見どころ 内蔵使)
●内蔵使(くらづかい)は勅使が神前で奏上する御祭文(ごさいもん)を奉持する内蔵寮の次官です。内蔵使は騎乗し、乗馬に付き添う馬副・無位無冠の白丁を従えています。
(葵祭見どころ 勅使)
●勅使(ちょくし)は天皇の使者で、行列の最高位者です。勅使は飾太刀(かざりたち)を差し、内蔵寮の役人である朧(くとり)が口を取る飾馬に騎乗し、警備や雑用などに従事する舎人・牛馬の世話をする居飼(いかい)・乗馬に付き添う手振を従えています。なお勅使は下鴨神社・上賀茂神社で行われる社頭の儀(しゃとうのぎ)で、紅紙(べにがみ)に天皇のお言葉が書かれた祭文(さいもん)を奏上します。
(葵祭見どころ 牽馬)
●牽馬(ひきうま)は勅使の替え馬です。牽馬は警備や雑用などに従事する舎人が引きます。
(葵祭見どころ 風流傘)
●風流傘(ふりゅうがさ)は本列の殿(しんがり)になります。風流傘には牡丹・杜若などの造花が飾り付けられ、取物舎人(とりものとねり)が持ちます。

【葵祭見どころ 路頭の儀(行列)・斎王代列】
葵祭・路頭の儀の斎王代列は命婦・女嬬・斎王代・騎女・蔵人所陪従・牛車などで構成されています。
(葵祭見どころ 命婦)
●命婦(みょうぶ)は高位の女性が着る小袿(こうちき)を着る高級女官です。命婦は花傘を差し掛けます。
(葵祭見どころ 女嬬)
●女嬬(にょじゅ)は食事を管理する女官です。
(葵祭見どころ 采女)
●采女(うねめ)は地方豪族から天皇に贈られた女性です。采女は天皇・皇后の日常の雑役を行います。
(葵祭見どころ 斎王代)
●斎王代(さいおうだい)は十二単(じゅうにひとえ)とも言われる重さ約30キロの五衣裳唐衣(いつつぎぬものからぎぬ)を着て、供奉者が担ぐ腰輿(およよ)に乗っています。斎王代は十二単を身に着け、垂髪(おすべらかし)の髪に金属製の飾りである心葉(こころば)を頂きに付け、額の両側には飾り紐である日蔭糸(ひかげのいと)を下げ、白塗りにお歯黒を施し、手に桧扇(ひおうぎ)を持ち、紅色の帖紙(たとう)を懐に入れています。なお斎王代はかつて天皇の娘である未婚の内親王(ないしんのう)から選ばれ、葵祭に奉仕していた斎王の代理です。斎王代は葵祭保存会が茶道関係者の推薦により、着物を着慣れた京都ゆかりの女性から選ぶそうです。
斎王代・葵祭見どころ
(葵祭見どころ 騎女)
●騎女(むなのりおんな)は斎王付きで、神事を司る巫女(みかんこ)です。騎女は騎馬しています。
(葵祭見どころ 蔵人所陪従)
●蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)は雅楽を奏でる蔵人所の文官です。蔵人所陪従は楽器を携えています。
(葵祭見どころ 牛車)
●牛車(ぎっしゃ)は斎王が乗る女房車です。牛車は葵・桂・桜・橘で飾り付けられています。

【葵祭見どころ 5月3日 流鏑馬神事】
葵祭前儀・流鏑馬神事(やぶさめしんじ)は下鴨神社で行われます。流鏑馬神事では葵祭の安全・平穏無事に行われるように沿道を祓い清めます。
(葵祭見どころ 流鏑馬神事豆知識)
●流鏑馬神事は平安時代初期に編纂された「続日本紀(しょくにほんぎ)」にも記されています。
流鏑馬神事・葵祭見どころ

【葵祭見どころ 5月5日 賀茂競馬】
葵祭前儀・賀茂競馬(かもくらべうま)は上賀茂神社で行われます。賀茂競馬は12頭の馬が2頭ずつ左方の赤・右方の黒に分かれて走ります。ちなみに左方の勝ち数が多い場合には豊作とされています。元々葵祭とは関係ない行事でした。
(葵祭見どころ 賀茂競馬豆知識)
●賀茂競馬は5月5日の節会に宮中武徳殿(ぶとくでん)で行われていたが、1073年(寛治7年)に第73代・堀河天皇が上賀茂神社に移しました。
賀茂競馬・葵祭見どころ

【葵祭見どころ 5月5日 歩射神事】
葵祭前儀・歩射神事(ぶしゃしんじ)は下鴨神社で行われます。歩射神事は葵祭の沿道を弓矢を使って祓い清めます。歩射神事では楼門の屋根を越えるように鏑矢(かぶらや)を放つ屋越式(やごししき)が行われ、勅使が通る楼門の邪気を祓います。
(葵祭見どころ 歩射神事豆知識)
●歩射神事は平安時代に宮中で行われていた射礼の儀(じゃらいのぎ)が起源とも言われています。
歩射神事・葵祭見どころ

【葵祭見どころ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
葵祭祭儀

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