恵心院(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
恵心院
恵心院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。恵心院を平安時代中期に再興した天台宗の僧である恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)は宇治川に入水した「源氏物語」宇治十帖のヒロイン・浮舟(うきふね)を助け、新たな道(出家)を歩ませることとなった横川の僧都のモデルとも言われています。
【恵心院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市宇治山田67
最寄り駅・バス停・・・京阪宇治駅(徒歩約10分)、JR宇治駅(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からはJR奈良線
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線
【恵心院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
【恵心院 拝観料金・料金(要確認)】
境内無料
【恵心院 歴史・簡単概要】
恵心院(えしんいん)は平安時代初期に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が創建し、唐(中国)の青龍寺(りゅうせいじ)に似ていたことから龍泉寺(りゅうせんじ)と名付けられたとも言われています。弘法大師・空海は804年(延暦23年)に学問僧として唐に渡り、805年(延暦24年)に唐長安・青龍寺の恵果和尚(えかおしょう)に師事し、大悲胎蔵(だいひたいぞう)の学法灌頂(がくほうかんじょう)・金剛界(こんごうかい)の灌頂を受けました。恵心院は寺伝によると平安時代中期の1005年(寛弘2年)に天台宗(てんだいしゅう)の僧で、「往生要集(おうじょうようしゅう)」を記した恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)が説法道場として再興し、その名に因んで恵心院と称したと言われています。その後藤原氏の庇護を受けたとも言われるが、中世に兵火によって衰退したとも言われています。江戸時代中期の1676年(延宝4年)に萬福寺(まんぷくじ)の伽藍を中国風の黄檗様式で造営した大工棟梁・秋篠兵庫が本堂を建立し、その後度々改修されたとも言われています。恵心院は本尊・十一面観音立像(宇治市指定文化財)を安置しています。
恵心院は真言宗智山派の寺院です。
*参考・・・恵心院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【恵心院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
恵心院の見どころは江戸時代中期の1676年(延宝4年)に建立された本堂です。本堂は桁行4間・梁行4間の和様仏堂で、入母屋造の本瓦葺です。また安土桃山時代の1589年(天正17年)の銘がある薬医門(やくいもん)も見どころです。
【恵心院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・0774-21-3942
【恵心院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【恵心院 おすすめ散策ルート】
恵心院からのおすすめ散策ルートは宇治川を渡って、平等院に向かうルートです。20分ほど散策すれば、世界遺産である平等院に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお恵心院近くには平等院と同じく、世界遺産である宇治上神社や宇治神社があり、そちらを散策するのもいいかもしれません。