墨染寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
墨染寺
墨染寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。墨染寺の墨染桜(すみぞめざくら)は平安時代の歌人・上野岑雄が友であった太政大臣・藤原基経の死を悼んで、和歌「深草の 野辺の桜し 心あらば 今年ばかりは 墨染に咲け」を詠んでから墨染色(喪の色)の花をつけるようになったとも言われています。
【墨染寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市伏見区墨染町741
最寄り駅・バス停・・・墨染駅(徒歩約4分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線
*近鉄京都線の場合、最寄り駅は伏見駅(徒歩約15分)
*JR奈良線の場合、最寄り駅は藤森駅(徒歩約18分)
【墨染寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00
【墨染寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【墨染寺 歴史・簡単概要】
墨染寺(ぼくせんじ)は874年(貞観16年)に摂政太政大臣・藤原良房(ふじわらのよしふさ)が第56代・清和天皇の勅願により、創建した貞観寺(じょうかんじ)が起源とも言われています。清和天皇は第55代・文徳天皇と良房の娘・染殿后(そめどののきさい・藤原明子)の第4皇子・惟仁親王(これひとしんのう)として生まれました。891年(寛平3年)に歌人・上野岑雄(かみつけのみねお)が太政大臣・藤原基経(ふじわらのもとつね)を偲んで和歌を詠んだと言われています。その後天正年間(1573年~1593年)頃に大僧都・日秀上人が墨染桜の話を聞った関白・豊臣秀吉の寄進により、日蓮宗墨染桜寺(ぼくせんおうじ)として再興したと言われています。秀吉の姉・日秀尼(にっしゅうに・村雲尼)が法華経に帰依していたとも言われています。江戸時代に現在の場所に移ったが、その後荒廃し、学妙上人が再興したと言われています。
墨染寺は日蓮宗の寺院です。
*参考・・・墨染寺(アクセス・歴史・・・)
【墨染寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
墨染寺の見どころは墨染桜(すみぞめざくら)です。なお墨染桜以外にも染井吉野が植えられています。また歌舞伎役者・2代目中村歌右衛門が1768年(明和5年)に寄進した御手洗鉢・墨染井も見どころです。
【墨染寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●墨染寺の桜見ごろは例年4月上旬頃です。境内に寂しげな白い花を咲かせる墨染桜・染井吉野などの桜の木が植えられ、桜と本堂・山門・日蓮像・参道などの光景が美しいと言われています。
墨染寺桜見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【墨染寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-642-2675
【墨染寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【墨染寺 おすすめ散策ルート】
墨染寺からのおすすめ散策ルートは京阪の線路を越えて、北東にある藤森神社に向かうルートです。20分ほど散策すれば、藤森神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお墨染寺は市街地から少し離れ、周辺にはあまり観光スポットが多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。