栄春寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
栄春寺
栄春寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。栄春寺の観音堂は1600年(慶長5年)に東軍・徳川家の家臣・鳥居元忠らが西軍・石田三成に破れ、自刃した伏見城の遺構が使われ、血天井と言われています。また墓地には唯一現存する伏見城総構え(土塁)遺構があります。
【栄春寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市伏見区桃山町丹下30
最寄り駅・バス停・・・近鉄丹波橋駅(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは近鉄京都線
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は墨染駅(徒歩約7分)、丹波橋駅(徒歩約10分)
【栄春寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
年中無休
【栄春寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【栄春寺 歴史・簡単概要】
栄春寺(えいしゅんじ)・指心庵(ししんあん)は戦国時代(1493年~1590年)の1568年(永禄11年)に曹洞宗(そうとうしゅう)の僧・傳養和尚(でんようおしょう)が創建したと言われています。初めて伏見に創建された曹洞宗の寺院です。桃山時代(1583年~1603年)の1596年(慶長元年)に慶長伏見地震(けいちょうふしみじしん)で被災しました。1597年(慶長2年)に江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)の家臣・酒井重勝(さかいしげかつ)が亡き妻の菩提(ぼだい)を弔う為、伽藍を再建したと言われています。栄春寺では酒井重勝が寄進した伝・泰澄大師(たいちょうだいし)作とも言われる本尊・釈迦如来(しゃかにょらい)坐像を本堂に安置しています。江戸時代(1603年~1868年)後期の1814年(文化11年)に観音堂が建立されたと言われています。観音堂の格天井には伏見城(ふしみじょう)の遺構が使われ、「血天井」とも言われています。伏見城では1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦い(せきがはらのたたかい)の前哨戦である伏見城の戦いの際、江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)の家臣・鳥居元忠(とりいもとただ)ら数百名が石田三成(いしだみつなり)に破れて自刃し、その血痕が廊下の板に残ったと言われています。1839年(天保10年)に現在の本堂が改築されたと言われています。1806年(文化3年)に会津藩藩主が長沼宗敬澹齋(ながぬまそうけいたんさい)の顕彰碑を建立しました。
栄春寺は曹洞宗の寺院です。
*参考・・・栄春寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【栄春寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
栄春寺の見どころは観音堂と茶室・指心庵(ししんあん)です。また関白・豊臣秀吉の命によって植えたという孟宗竹も見どころです。
【栄春寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-641-2070
【栄春寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【栄春寺 おすすめ散策ルート】
栄春寺からのおすすめ散策ルートは京阪電鉄本線沿いを北に向かい、藤森神社に向かうルートです。20分ほど散策すれば、伏見の自然を感じながら紫陽花で有名な藤森神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。ルートの周辺には海宝寺・欣浄寺・墨染寺があり、それらを散策しながら藤森神社に向かうのもいいかもしれません。