大庄屋上野家(アクセス・マップ・見どころ・・・)
大庄屋上野家
大庄屋上野家(アクセス・見どころ・拝観料金・・・)情報を紹介しています。大庄屋上野家が務めていた大庄屋は江戸時代に地方行政を担った村役人の最上位の役職です。大庄屋は代官・郡代・郡奉行のもとで法規の伝達・年貢や夫役の割り当て・訴訟の調停・庄屋の取締りなどを行いました。
【大庄屋上野家 アクセス・マップ】
場所・・・京都府舞鶴市西方寺285
最寄り駅・バス停・・・西舞鶴駅(車約20分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR舞鶴線・京都丹後鉄道宮舞線
路線・時刻表・運賃チェック
【大庄屋上野家 拝観時間・時間(要確認)】
10:00~16:00
水曜日・年末年始(12/29~1/3)は休日
【大庄屋上野家 拝観料金・料金(要確認)】
資料館無料
【大庄屋上野家 歴史・簡単概要】
大庄屋上野家(だいしょうやうえのけ)は京都府舞鶴市西方寺にあります。上野家は室町時代中期の1478年(文明10年)に上野宗信が伊賀国から丹後国加佐郡岡田庄西方寺村に往来して上野家を興したのが起源です。上野家は代々農業を生業とし、養蚕(ようさん)を副業としていました。その後江戸時代後期の1810年(文化7年)に上野家9代・弥一郎宗永の時代に田辺藩から14の庄屋をまとめる大庄屋に任命されました。上野家は天保年間(1830年~1843年)に主屋が建てられました。1842年(天保13年)・1846年(弘化3年)に造られた鬼瓦が使用されています。主屋は上間に沿って二室が二列に並ぶ「田の字」型の間取りだったが、大正時代に奥座敷が増築されました。上野家は主屋を中心に長屋・馬屋・土蔵があり、屋敷の正面から東側に長い住宅塀が巡らされています。2003年(平成15年)に加佐地域の振興の為に土地・家屋が舞鶴市に寄贈され、2005年(平成17年)に上野家を管理するNPO法人が発足し、2015年(平成27年)に指定管理者が舞鶴市に移行され、長屋に加佐地域農業農村活性化センターが設置されました。上野家では地域の特産品や手作りの民芸品が販売され、蔵でギャラリー「蔵展」が行われています。資料館(無料)も公開されています。
*参考・・・大庄屋上野家(アクセス・歴史・見どころ・・・)
【大庄屋上野家 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
大庄屋上野家の見どころは国の登録有形文化財になっている建物・京都府の指定文化財になっている書院庭園です。
主屋は天保年間(1830年~1843年)に建てられました。主屋は建築面積約191平方メートル(桁行9間半・梁間5間)の木造平屋建てで、入母屋造(いりもやづくり)の茅葺(かやぶき)一部瓦葺(かわらぶき)です。
長屋は明治10代(1877年~1886年)に建てられました。長屋は建築面積約145平方メートル(桁行11間半・梁間2間)の木造平屋建てで、切妻造(きりづまづくり)の瓦葺(かわらぶき)です
東蔵は江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。東蔵は建築面積約17平方メートル(桁行2間・梁間2間)の土蔵造2階建てで、切妻造の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。
西蔵は昭和20代(1945年~1954年)に建てられました。西蔵は建築面積約18平方メートル(桁行2間半・梁間2間)の土蔵造2階建てで、切妻造の桟瓦葺です。
中蔵は江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。中蔵は建築面積約36平方メートル(桁行4間半・梁間2間)の土蔵造2階建てで、切妻造の桟瓦葺です。
馬屋は江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。馬屋は建築面積約30平方メートル(桁行2間半・梁間2間)の土蔵造平屋建てで、切妻造の桟瓦葺です。
神社は江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。神社は木造平屋建てで、一間社(いっけんしゃ)流造(ながれづくり)のこけら葺(こけらぶき)です。神社は屋敷神を祀っています。
住宅塀は江戸時代後期(1751年~1829年)に造られ、大正時代(1912年~1925年)に増築されました。住宅塀は長さ約44メートルで、切妻造の桟瓦葺です。
【大庄屋上野家 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0773-60-8200(大庄屋上野家)
【大庄屋上野家 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【大庄屋上野家 おすすめ散策ルート】
大庄屋上野家からのおすすめ散策ルートは南側に位置する猪藏神社を散策することです。5分ほど散策すると猪藏神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお大庄屋上野家周辺には観光スポットがあまり多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策した方がいいかもしれません。