圓光寺・円光寺(アクセス・マップ・歴史・・・)

圓光寺・円光寺
圓光寺・円光寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。圓光寺はかつて学校の役割もあった為、徳川家康から与えられた木活字を用いて、「孔子家語(こうしけご)」などの書籍を発刊しました。その為約5万個にものぼる木製の活字が保存されています。なおその活字は日本最古です。
【圓光寺・円光寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区一乗寺小谷町13
最寄り駅・バス停・・・一乗寺下り松町(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から圓光寺は5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*叡山電鉄の場合、最寄り駅は一乗寺駅(徒歩約15分)
【圓光寺・円光寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
年中無休
【圓光寺・円光寺 拝観料金・料金(要確認)】
大人500円、中・高生400円、小学生 300円
【圓光寺・円光寺 歴史・簡単概要】
圓光寺(えんこうじ)・円光寺は江戸時代(1603年~1868年)初期の1601年(慶長6年)に江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)が国内教学の発展を図る為、足利学校(あしかががっこう)9代庠主(しょうしゅ・学頭)・閑室元佶(かんしつげんきつ・三要元佶(さんようげんきつ))を招き、伏見に学校として創建したのが起源と言われています。学校は僧俗を問わずに入学を許し、徳川家康から与えられた木活字を使用し、「孔子家語(こうしけご)」・「貞観政要(じょうがんせいよう)」などの書籍を刊行し、その書籍は伏見版・圓光寺版と言われました。1603年(慶長8年)に伏見から京都御所(きょうとごしょ)北側の相国寺(しょうこくじ)山内に移ったと言われています。1620年(元和6年)に火災によって相国寺とともに類焼しました。1623年(元和9年)に熊本藩初代藩主・細川忠利(ほそかわただとし)が規模を縮小して再建しました。1667年(寛文7年)に江戸幕府の命により、第3世住持・澤雲祖兌禅師が相国寺山内から現在の場所である一乗寺小谷町に移しました。江戸時代に相国寺の末寺になり、その後江戸幕府直轄の寺院を経て、南禅寺(なんぜんじ)末寺になりました。明治維新後の神仏分離令・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により、無住になって荒廃しました。1906年(明治39年)に第12世住持・南嶺尼(なんれいに)が尼僧の専門道場として再興しました。なお圓光寺は千手観音(せんじゅかんのん)を本尊として安置しています。
圓光寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。
*参考・・・圓光寺・円光寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【圓光寺・円光寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
圓光寺の見どころは十牛の庭(じゅうぎゅうのにわ)です。十牛の庭には洛北で最も古いと言われる栖龍池(せいりゅうち)と水琴窟があります。なお圓光寺は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
京都紅葉見ごろ2025
重要文化財・・・紙本墨画竹図(雨竹風竹図)、絹本著着色元佶和尚像、伏見版木活字
【圓光寺・円光寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。奔龍庭・淡桜園などに八重紅枝垂桜・枝垂桜(シダレザクラ)染井吉野・御衣黄・関山・鬱金・河津桜などが植えられ、桜と奔龍庭・淡桜園など光景が美しいと言われています。
圓光寺桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。山内にイロハモミジ・ヤマモミジなどが植えられ、紅葉と洛北最古の泉水とも言われる栖龍池がある十牛之庭との光景が美しいと言われています。
圓光寺紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
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*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【圓光寺・円光寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-781-8025
【圓光寺・円光寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*京都バスの場合、京都駅からは18系統(C3乗り場)、最寄りのバス停は一乗寺清水町(徒歩約15分)
京都バス・アクセスダイヤ
【圓光寺・円光寺 おすすめ散策ルート】
圓光寺からのおすすめ散策ルートは詩仙堂・本願寺北山別院を経由し、金福寺に向かうルートです。20分ほど散策すれば、比叡山周辺の自然を感じながら金福寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお圓光寺の北側には曼殊院、そして皇室関連施設である修学院離宮がある為、そちらを散策するのもいいかもしれません。なお修学院離宮の拝観には事前の申込みが必要です。

















