立本寺大国祷会(日程・時間・・・)

立本寺大国祷会
立本寺大国祷会(日程・時間・・・)を紹介しています。大国祷会は例年2月頃に行われます。大国祷会では千葉・法華経寺の荒行堂にて100日間、1日7回の水行と読経三昧の修行を終え、祈祷の相伝を受けた修法師(荒行僧)が水行で身を清めた後、世界平和・国家安穏を祈願します。(詳細下記参照)
【立本寺大国祷会2016 日程時間(要確認)】
立本寺大国祷会2016は2016年2月27日(土曜日)12:00から行われます。なお12:00からは水行、12:30からは大国祷会、14:00からは特別祈祷会、15:00からは護摩木供養祭が行われます。
【立本寺大国祷会 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区七本松通仁和寺街道上ル一番町107
最寄り駅・バス停・・・千本中立売(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは50系統(B2乗り場)、206系統(A3乗り場)
*四条河原町からは10系統、46系統、201系統
*四条烏丸からは46系統、55系統、201系統
*河原町丸太町からは10系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR山陰本線の場合、最寄り駅は円町駅(徒歩約15分)
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約15分)
【立本寺大国祷会 歴史・簡単概要】
立本寺大国祷会(だいこくとうえ)では千葉・法華経寺(ほけきょうじ)の荒行堂にて100日間、1日7回の水行と読経三昧の修行を終え、祈祷の相伝を受けた修法師(しゅほっし・荒行僧)が水行で身を清めた後、世界平和・国家安穏を祈願します。また大国祷会では信者の幸福・家運隆昌・所願成就などを願う特別祈祷が行われます。更に奉納された護摩木や古い仏具・お札などを炊き上げる護摩木供養祭(お火焚祭)も行われます。護摩木供養祭では塩などで護摩壇を清めた後、護摩壇に点火し、読経する中で護摩木などが炊き上げられます。
法華経寺は1260年(文応元年)に創建され、中山法華経寺とも言われています。法華経寺は日蓮宗の祈祷根本道場とされ、11月1日から2月10日まで寒百日大荒行が行われます。寒百日大荒行は比叡山延暦寺の千日回峰行・インドのヨガと合わせ、世界三大荒行に数えられているそうです。ちなみに寒百日大荒行では睡眠時間が1日2時間・食事は朝夕2回の薄粥だそうです。なお寒百日大荒行を終えると秘法の木剣加持を許されるのです。
【立本寺 歴史・簡単概要】
立本寺(りゅうほんじ)は1321年(元亨元年)に肥後阿闍梨・日像上人(にちぞうしょうにん)が創建した妙顕寺(みょうけんじ)が起源と言われています。妙顕寺は1321年(元亨元年)に帝都弘通(ていとぐずう)を果たした日像上人が日蓮宗の開祖・日蓮聖人(にちれんしょうにん)の遺命を受け、南朝初代で、第96代・後醍醐天皇から勅旨を賜り、京都における日蓮宗最初の道場として創建しました。1341年(興国2年・暦応4年)に四条櫛笥に移ったが、1387年(嘉慶元年)に比叡山・延暦寺によって破却されました。その後1393年(明徳4年)に日実上人(にちじつしょうにん)が再興し、「本寺を立てる」という意味から立本寺に名称を改めました。しかし1536年(天文5年)の天文法華の乱(てんぶんほっけのらん)によって焼失して堺に避難し、1542年(天文11年)に第105代・後奈良天皇の法華宗帰洛の綸旨によって新町三条に再建されました。その後1594年(文禄3年)に関白・豊臣秀吉の命よって京極今出川に移り、江戸時代初期には第108代・後水尾天皇から園林堂(客殿)を賜りました。しかし1708年(宝永5年)の宝永の大火によって焼失し、現在の場所に移って再建されました。
立本寺は日蓮宗の本山です。
*参考・・・立本寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【立本寺大国祷会 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
立本寺大国祷会2016では大国祷会に続き、法話(随時御焚き上げ)が行われます。
立本寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報