宝厳院春の特別拝観2025年3月15日~6月30日(日程時間・・・)

宝厳院

宝厳院春の特別拝観(日程・アクセス・概要)

宝厳院春の特別拝観(日程時間など)を紹介しています。春の特別拝観は例年春に行われています。宝厳院は通常非公開で、春と秋に特別拝観が行われています。春の特別拝観では嵐山借景回遊式山水庭園・獅子吼の庭(ししくのにわ)や洋画家・壁画家である田村能里子筆の風河燦燦三三自在(ふうがさんさんさんさんじざい)などが公開されます。(詳細下記参照)

【宝厳院春の特別拝観2025 日程時間(要確認)】
宝厳院春の特別拝観2025は2025年(令和7年)3月15日(土曜日)~6月30日(月曜日)9:00~17:00に行われます。(受付16:45終了)(現在確認中・要注意)
*参考・・・宝厳院ホームページ

【宝厳院春の特別拝観 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
最寄り駅・バス停・・・嵐山天龍寺前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から宝厳院は28系統(D3乗り場)
*四条河原町からは11系統
*四条烏丸からは11系統
*河原町丸太町からは93系統
路線・時刻表・運賃チェック

*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約10分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約5分)
*阪急電鉄嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約17分)

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【宝厳院春の特別拝観 歴史・簡単概要】
宝厳院春の特別拝観(はるのとくべつはいかん)は例年春に行われています。なお宝厳院は通常非公開で、春と秋に特別拝観が行われています。
春の特別拝観では嵐山借景回遊式山水庭園・獅子吼の庭(ししくのにわ)や洋画家・壁画家である田村能里子(たむらのりこ)筆の風河燦燦三三自在(ふうがさんさんさんさんじざい)などが公開されます。なお獅子吼の庭にはカエデ・破岩の松などが植えられ、三尊石(釈迦・文殊・普賢)・苦海・獣石・猫石・碧岩・獅子岩・響岩・舟石などが配され、瀧門瀑・豊丸垣・蓑垣などが設けられています。
獅子吼の庭は景勝地である嵐山を借景にした借景回遊式山水庭園です。獅子吼の庭は室町時代に2度中国明(みん)に渡った臨済宗の禅僧で、妙智院(みょうちいん)の住職・策彦周良禅師(さくげんしゅうりょうぜんじ)が作庭しました。「獅子吼」は仏教の開祖であるお釈迦様が説法する様子を獅子の吼える様子に例えたものです。なお獅子吼の庭は江戸時代後期に京都の名所・名園(庭園・茶亭など)を収録した秋里籬島(あきざとりとう・籬島軒)著「都林泉名勝図会(みやこりんせんめいしょうずえ)」に掲載されています。
風河燦燦三三自在は朱色を基調とした58枚の襖絵です。風河燦燦三三自在は観音様が衆生を救う為に33の姿に変じて現世に現れる姿として、33人の老若男女が描かれています。ちなみに観音様(観音菩薩・観世音菩薩)は救世菩薩(くせぼさつ・ぐせぼさつ)とも言われています。なお田村能里子は武蔵野美術大学・油絵学科で学び、文化庁芸術家在外研修員として中国に派遣されました。

【宝厳院 歴史・簡単概要】
宝厳院は1461年(寛正2年)に室町幕府管領・細川頼之が天龍寺開山である夢窓国師・夢窓疎石の三世の法孫・聖仲永光を開山として創建しました。当初、京都市上京区に創建され、広大な境内を有していたと言われています。1467年(応仁元年)に応仁の乱が起こり、兵火で焼失しました。戦国時代(1493年~1590年)に禅僧・策彦周良が庭園「獅子吼の庭」を天龍寺の塔頭・妙智院に作庭しました。天正年間(1573年~1591年)に再興されました。1799年(寛政11年)に読本作者・秋里籬島が刊行した「都林泉名勝図会」に庭園「獅子吼の庭」が紹介されました。明治時代(1868年~1912年)に河川工事によって寺域が買い上げられ、天龍寺の塔頭・弘源寺内に移りました。2002年(平成14年)に天龍寺の方丈南側である現在の場所を購入して移りました。現在、宝厳院が建立されている場所は天龍寺の塔頭・妙智院の旧地で、1864年(元治元年)に禁門の変で天龍寺とともに焼失し、その後畑を経て、大正時代に日本郵船の重役・林民雄の別荘地になっていました。2008年(平成20年)に本堂が再建されました。
*参考・・・宝厳院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【宝厳院春の特別拝観 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
宝厳院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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