浄瑠璃寺春の特別開扉2024/3/21~5/20(日程時間・・・)

浄瑠璃寺春の特別開扉

浄瑠璃寺春の特別開扉(日程・時間・・・)を紹介しています。春の特別開扉は例年春に行われています。春の特別開扉は木津川市観光協会が春と秋に行っている特別公開・特別開扉の一環として行われています。春の特別開扉では鎌倉時代に造仏された厨子入木造吉祥天などが一般公開されます。(詳細下記参照)

【浄瑠璃寺春の特別開扉2024 日程時間(要確認)】
浄瑠璃寺春の特別開扉2024は2024年(令和6年)3月21日(木曜日)~5月20日(月曜日)に行われます。(現在確認中・要注意)

【浄瑠璃寺春の特別開扉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府木津川市加茂町西小札場40
最寄り駅・バス停・・・浄瑠璃寺前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR加茂駅からはコミュニティバス当尾線

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【浄瑠璃寺春の特別開扉 歴史・簡単概要】
浄瑠璃寺春の特別開扉(はるのとくべつかいび)は例年春に行われています。春の特別開扉は木津川市観光協会が春と秋に行っている特別公開・特別開扉の一環として行われています。木津川市は京都府内で京都市に次いで、国宝・重要文化財が多い市町村です。特別公開・特別開扉は浄瑠璃寺だけでなく、海住山寺(かいじゅうせんじ)・岩船寺(がんせんじ)・蟹満寺(かにまんじ)・現光寺(げんこうじ)・大智寺(だいちじ)・西念寺(さいねんじ)が行っています。(要確認)
春の特別開扉では鎌倉時代に造仏され、本堂(国宝)に安置されている厨子入木造吉祥天(きっしょうてん)立像(国の重要文化財)などが一般公開されます。吉祥天は像高約90.0センチの檜材割矧ぎ造で、彩色・截金が施されています。「浄瑠璃寺流記事」によると鎌倉時代前期の1212年(建暦2年)に本堂に安置されたと言われています。
厨子入木造吉祥天立像は蓮華座上に直立し、右手は下げて与願印、左手は肘を曲げ、掌を肩の辺に上げて宝珠を捧持しています。厨子入木造吉祥天立像は体が白肉色で、衣が繧繝彩色を含む極彩色になっています。なお元々の扉・後壁は明治時代に流出し、現在東京芸術大学が所蔵しています。そして現在の扉・後壁は模写したものです。
吉祥天は仏教の守護神である天部(てんぶ)の一尊です。吉祥天はインド・ヒンドゥー教の女神であるラクシュミーが仏教に取り入れられたものと言われています。ちなみに吉祥天はインド神話に於ける三女神とされています。吉祥天は父が徳叉迦(とくさか)、母が鬼子母神(きしぼじん)、夫が毘沙門天(びしゃもんてん)とされています。吉祥は繁栄・幸運を意味し、吉祥天は幸福・美・富を表す神とされ、美女の代名詞になりました。吉祥天は同じ仏教の守護神である天部の一尊・弁才天(べんざいてん)と混同されています。
本堂(九体阿弥陀堂)は平安時代後期の1157年(保元2年)頃に建立されたとも言われています。当初、中尊を安置する中央部分が小堂として建立され、その後左右の部分が建立されたとも言われています。本堂は桁行十一間・梁間四間で、寄棟造(よせむねづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。なお本堂は木造阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像9躯(国宝)や木造四天王(してんのう)立像などを安置しています。

【浄瑠璃寺 歴史・簡単概要】
浄瑠璃寺(じょうるりじ)は「浄瑠璃寺流記事(じょうるりじるきのこと)」によると平安時代中期の1047年(永承2年)に奈良当麻出身の僧・義明上人が本堂を建立したのが起源とも言われています。浄瑠璃寺の名称は三重塔(国宝)の内陣に安置されている薬師如来(やくしにょらい)の居所たる浄土・東方浄瑠璃世界(とうほうじょうるりせかい)に由来すると言われています。その後干支が一巡した60年後の1107年(嘉承2年)に本尊・薬師如来を西堂に移し、旧本堂を取り壊して新本堂を建立し、9体の阿弥陀如来(あみだにょらい)像(国宝)を安置し、翌1108年(嘉承3年)に仏像の開眼供養を行ったと言われています。平安時代に横に長い本堂に9体の阿弥陀如来を安置した堂は京都を中心に30以上あったと言われているが、現存するのは浄瑠璃寺だけと言われています。その後1157年(保元2年)に本堂を西岸に壊渡(移建)し、1178年(治承2年)に京都・一条大宮から三重塔(国宝)が移建されたと言われています。なお浄瑠璃寺は興福寺(こうふくじ)の塔頭・一乗院(いちじょういん)の末寺であったが、明治初期に真言律宗に改め、西大寺(さいだいじ)の末寺になりました。
浄瑠璃寺は真言律宗の寺院です。
*参考・・・浄瑠璃寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【浄瑠璃寺春の特別開扉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
浄瑠璃寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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