松尾大社見どころのマトメ-修学旅行・観光の解説

松尾大社見どころ

松尾大社見どころのマトメ・解説

松尾大社見どころを簡単にまとめてポイント解説します。見どころには1397年(応永4年)に再建された最大のハイライトである本殿(重文)・拝殿・神庫・杓子が金網に差された楼門・美しい松風苑などがあります。また一の鳥居・二の鳥居・亀の井・相生の松・撫で亀さん・幸運の双鯉などの見どころもあります。なお国宝・重要文化財・名勝・史跡などの文化財を中心に解説しています。

【注目の本殿(重要文化財)・大山咋神の解説】

★概要:本殿は松尾造(両流造)で、珍しい建築様式です。本殿は修学旅行や観光で絶対に見る価値があるスポットです。本殿は大山咋神(おおやまぐいのかみ)・中津島姫命 (なかつしまひめのみこと)を祀っています。本殿には室町時代の特徴が見られる彫刻や文様などがあります。なお本殿には金具に神紋・フタバアオイが施されています。
★歴史:本殿は1285年(弘安8年)に焼失し、1397年(応永4年)に再建されました。その後1542年(天文11年)に大改修され、1851年(嘉永4年)と1924年(大正13年)に大修理が行われたと言われています。1971年(昭和46年)に屋根の葺き替えなどが行われました。
★様式:本殿は松尾造と言われています。松尾造は本殿以外に福岡・宗像神社(むなかたじんじゃ)と広島・厳島神社(いつくしまじんじゃ)にしか見られないと言われています。本殿は三間社(さんげんしゃ)両流造(りょうながれつくり)で、屋根が檜皮葺(ひわだぶき)です。本殿は向拝(こうはい)を接して釣殿(つりどの)に接続し、釣殿の東側に接して回廊が南北に延びています。回廊には本殿正面に中門、北側に北清門、南側に南清門があります。

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【貴重な拝殿・拝殿廻しの解説】

★概要:拝殿は中門の正面に建立されています。拝殿は修学旅行や観光で見る価値があるスポットです。拝殿では春の松尾祭の際に神輿が拝殿の周りを3周する拝殿廻しが行われます。拝殿では大祓式(おおはらいしき)などの神事が行われます。また拝殿では年末から年始に掛け、新年の干支(えと)の大絵馬(えま)が掲げられます。
★歴史:拝殿は江戸時代初期に建立されたと言われています。
★様式:拝殿は屋根が入母屋造(いりもやづくり)の檜皮葺です。

【神庫・校倉の解説】

★概要:神庫は本殿の北側に建立されています。神庫がある場所はかつて仮殿があったと言われています。
★歴史:神庫は江戸時代初期に建立されたと言われています。その後1863年(文久3年)に現在の場所に移されたと言われています。
★様式:神庫は校倉造(あぜくらづくり)で、屋根が檜皮葺です。

【人気の楼門・祈願杓子の解説】

★概要:楼門は華美な装飾がない和様系です。楼門は修学旅行や観光で見る価値があるスポットです。楼門は松尾祭の際に神輿が通ります。楼門は高さ約11メートルです。楼門は左右に随神(ずいしん)を安置しています。楼門は周囲に金網が張り巡らされ、金網にたくさんの杓子が差されています。差された杓子は祈願杓子と言われ、願い事を記せば、叶うとも言われています。
★歴史:楼門は1667年(寛文7年)に建立されたと言われています。
★様式:楼門は屋根が入母屋造の檜皮葺です。
★豆知識:杓子はご飯をすくうから転じ、「救う」に通じているとも言われています。

【神輿庫・酒樽の解説】

★概要:神輿庫には奉納された酒樽(さかだる)が高く積まれています。酒樽は渡来系氏族・秦氏が酒造技術に優れ、室町時代末期から「日本第一酒造神」と信仰されるようになったことに由来しています。
★歴史:神輿庫は1863年(文久3年)に神庫が建立されていた現在の場所に移されたと言われています。

【一の鳥居(大鳥居)の解説】

★概要:一の鳥居(大鳥居)は表参道の入口に建立されています。一の鳥居には額「松尾大神」が掛けられています。一の鳥居の横には「松尾大社」と刻まれた石柱が建立されています。

【二の鳥居・脇勧請の解説】

★概要:二の鳥居は境内の入口に建立されています。二の鳥居には有栖川宮幟仁親王筆による額「松尾大神」が掛けられています。二の鳥居には脇勧請(わきかんじょう)と言われる12本の榊(さかき)の小枝の束が下げられています。なお榊の小枝の束は閏年に13本になります。
★豆知識:榊の小枝の束は枯れ方により、農作物の出来を占いました。榊が完全に枯れると豊作になると言われています。

【見逃せない亀の井・蘇りの水の解説】

★概要:亀の井は社殿の背後にあります。亀の井は松尾山から湧き出る湧水です。亀の井は酒に混ぜると腐敗しないと言われ、現在も醸造家が持ち帰って酒に混ぜるとも言われています。亀の井は諸病にも効果があると言われ、蘇りの水とも言われたそうです。なお亀の井は茶の湯や書道にも使われたそうです。
★豆知識:亀の井は祭神・松尾神の神使である亀に由来しています。松尾神は緩流では亀、急流では鯉に乗ったとされ、亀と鯉が神使とされています。

【美しい松風苑・重森三玲の解説】

★概要:松風苑(しょうふうえん)は昭和の日本庭園を代表する庭園のひとつとされています。松風苑は修学旅行や観光で見る価値があるスポットです。松風苑には上古の庭・曲水の庭・蓬莱の庭があります。なお松風苑には当初計画になく、即興的に作庭された枯山水式庭園・即興の庭もあります。
★歴史:松風苑は1975年(昭和50年)に作庭家・重森三玲(しげもりみれい)が作庭しました。ただ重森三玲の死後は長男・重森完途(しげもりかんと)が引き継いで完成させました。
★上古の庭:上古の庭は巨石の石組により、磐座(いわくら)を飛鳥時代以前の上古風に表した庭園です。
★曲水の庭:曲水の庭は洲浜(すはま)・築山(つきやま)などにより、清流を平安時代風に表した庭園です。★蓬莱の庭:蓬莱の庭は蓬莱島を鎌倉時代風に表した池泉式庭園です。

【珍しい相生の松(古株)の解説】

★概要:相生の松(あいおいのまつ)は本殿近くにあります。相生の松は雌雄根を同じくしていたことから夫婦和合・恋愛成就のご利益があると言われています。なお相生の松は樹齢約350年と言われていました。
★歴史:相生の松は1956年(昭和31年)・1957年(昭和32年)に相次いで枯れ、現在は大注連縄(しめなわ)を巻いて覆屋を設けて保存されています。

【撫で亀さん・幸運の双鯉の解説】

★概要:撫で亀さん・幸運の双鯉(そうり)は本殿前の左右にあります。撫で亀さんは撫でると霊威により、健康長寿のご利益があると言われています。幸運の双鯉(そうり)は出世開運のご利益があると言われています。
★豆知識:亀と鯉は祭神・松尾神が緩流では亀、急流では鯉に乗ったとされ、神使とされています。

【人気の山吹(黄色い山吹・白い山吹)の解説】

★概要:山吹(やまぶき)は境内や参道に約3,000株分布しています。一ノ井川沿いでは黄色い山吹が咲き、上古の庭では白い山吹が咲きます。
★行事:山吹が見ごろを迎える例年4月から5月に山吹まつりが行われます。山吹まつり期間中にイベントが行われることもあります。

【摂末社・御旅所の解説】

★概要:松尾大社には三宮社・四大神社・衣手社・金刀比羅社・月読神社・三宮神社・衣手神社・櫟谷宗像神社・綱敷行衛天満宮などの摂社・末社があります。また西七条御旅所・朱雀御旅所などの御旅所もあります。
★月読神社:月読神社は日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)」によると487年(顕宗天皇3年)に阿閉巨事代への月神の神託を受け、第23代・顕宗天皇(けんぞうてんのう)の勅命によって天月神命(あめのつきのかみ)を祀ったのが起源と言われています。

【人気の松尾祭(神幸祭・還幸祭)の解説】

★概要:松尾祭は(まつおさい)神幸祭で神輿の舟渡御が行われます。松尾祭は例年4月から5月に行われています。松尾祭では4月20日以降の日曜日に神幸祭(おいで)、3週間後の日曜日に還幸祭(おかえり)が行われます。神幸祭では松尾大社から御旅所に月読社の唐櫃と大宮社・櫟谷社・宗像社・四之社・三宮社・衣手社の6基が巡行し、還幸祭では御旅所から松尾大社に戻ります。
★豆知識:松尾祭では唐櫃・神輿が桂川を渡る船渡御が行われます。
松尾大社松尾祭

【節分祭・福豆まきの解説】

★概要:節分祭(せつぶんさい)は例年節分(立春の前日)に行われています。節分祭では厄除け・招福を祈願します。節分祭では追難行事(ついなぎょうじ)・鳴弦破魔弓神事(めいげんはまゆみしんじ)・四方奉射神事(しほうほうしゃしんじ)が行われます。神事終了後に福男・福女による福豆まきが行われます。

【松尾大社 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・松尾大社(見どころ・アクセス・・・)ホームページ

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