妙喜庵(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)待庵

妙喜庵

妙喜庵(アクセス・見どころ・拝観料金・・・)情報を紹介しています。妙喜庵の茶室・待庵を建てた千利休は草庵風の茶室を完成し、朝鮮の茶碗や日常雑器を茶道具に取り入れ、簡素・清浄なわび茶(草庵の茶)を完成させました。千利休は茶聖と称され、今井宗久・津田宗及とともに茶湯の天下三宗匠と称されました。

【妙喜庵 アクセス・マップ】
場所・・・京都府乙訓郡大山崎町大山崎竜光56
最寄り駅・バス停・・・山崎駅(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR京都線

*阪急京都線の場合、最寄り駅は大山崎駅(徒歩約5分)
路線・時刻表・運賃チェック

【妙喜庵 拝観時間・時間(要確認)】
見学は午前のみ
月曜日・水曜日・12月下旬~1月中旬は休み

【妙喜庵 拝観料金・料金(要確認)】
1人1,000円以上の志納

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【妙喜庵 歴史・簡単概要】
妙喜庵(みょうきあん)は室町時代後期の明応年間(1492年~1501年)に臨済宗(りんざいしゅう)東福寺派の大本山・東福寺(とうふくじ)開山である聖一国師(しょういちこくし)・円爾(えんに)の法嗣(ほうし)・春嶽士芳(しゅんがくしほう)禅師(ぜんじ)を開山として創建されました。妙喜庵の寺号は宋(中国)の大慧(だいえせんじ)禅師の庵号から名付けられたと言われています。ちなみにこの地は俳諧の祖と称される連歌師・俳諧師である山崎宗鑑(やまざきそうかん)の隠棲地で、山崎宗鑑の屋敷・對月庵を妙喜庵に改めたとも言われているそうです。またこの地では安土桃山時代の1582年(天正10年)6月に豊臣秀吉(とよとみひでよし)と明智光秀(あけちみつひで)による山崎の戦い(やまざきのたたかい)が行われ、その際に豊臣秀吉が陣を敷き、陣中に茶人・千利休(せんのりきゅう)を招いて二畳の茶室(待庵)を造られ、その後茶室は解体され、江戸時代に妙喜庵に移築・再建築されたと言われています。また豊臣秀吉は戦後もこの地を本拠として屋敷を構えて住み、千利休を招いていたとも言われています。ちなみに待庵は日本最古の茶室建造物で、千利休作と信じうる唯一の現存茶室と言われています。待庵は愛知県犬山市の如庵(じょあん)・京都市大徳寺(だいとくじ)の塔頭・龍光院(りょうこういん)の密庵(みったん)とともに国宝三茶室に数えられています。なお妙喜庵は本尊・聖観音(しょうかんのん)を安置しています。
妙喜庵は臨済宗東福寺派の寺院です。
*参考・・・妙喜庵(アクセス・歴史・・・)

【妙喜庵 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
妙喜庵の見どころは国宝に指定されている茶室・待庵、重要文化財に指定されている書院です。茶室・待庵は安土桃山時代(1573年~1593年)に建てられました。茶室・待庵は茶室二畳・次の間一畳板畳付・勝手の間から構成され、切妻造(きりづまづくり)のこけら葺(こけらぶき)です。茶室・待庵は土庇付きです。書院は室町時代中期の文明年間(1469年~1487年)に建立されました。書院は桁行二間・梁間三間で、切妻造のこけら葺です。

【妙喜庵 連絡先(要確認)】
電話番号・・・075-956-0103(妙喜庵)

【妙喜庵 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】

【妙喜庵 おすすめ散策ルート】
妙喜庵からのおすすめ散策ルートは北側の宝積寺・アサヒビール大山崎山荘美術館を散策することです。20分ほど散策すると宝積寺・アサヒビール大山崎山荘美術館に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお妙喜庵周辺にはあまり観光スポットが多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。

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