吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭(日程・時間・・・)

吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭
吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭(日程・時間・・・)を紹介しています。御誕辰祭・安産祈願祭は例年6月25日に行われています。御誕辰祭・安産祈願祭は祭神・菅原道真の誕生を祝うとともに安産を祈願する神事です。なお吉祥院天満宮は菅原道真が誕生した場所とも言われ、境内には胞衣塚(えなづか)があります。
【吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭2016 日程時間(要確認)】
吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭2016は2016年6月25日(土曜日)10:00から行われます。
【吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市南区吉祥院政所町3
最寄り駅・バス停・・・吉祥院天満宮前(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは42系統(C4乗り場)
*四条烏丸からは43系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR東海道線の場合、最寄り駅は西大路駅(徒歩約15分)
【吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭 歴史・簡単概要】
吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭は祭神・菅原道真の誕生を祝うとともに安産を祈願する神事です。ちなみに吉祥院天満宮は菅原道真が845年(承和12年)に誕生し、18歳まで過ごした場所とも言われ、境内には臍の緒(へそのお)を埋めたと言われる胞衣塚(えなづか)や参朝の際に顔を映したと言われる鑑の井(かがみのい)があります。
御誕辰祭では先ず本殿で神事が行われ、次に本殿前に設置された茅の輪(ちのわ)をくぐり、半年間の穢れを祓います。その後胞衣塚前で安産祈願祭が行われます。
菅原道真は845年(承和12年)6月25日(旧暦の8月1日)に平安時代前期の公家・菅原是善(すがわらのこれよし)と母・伴真成の娘の三男として生まれました。その後899年(昌泰2年)右大臣に任命されるが、901年(延喜元年)藤原時平の讒言(告げ口)により、太宰府に左遷され、903年(延喜3年)に亡くなりました。道真の死後、都では悪疫が続き、道真の怨霊の仕業と恐れられました。その為道真の死後20年目に朝廷は道真の左遷を撤回して官位を復し、正二位を贈りました。993年(正暦4年)には正一位・右大臣・太政大臣を追贈しました。
茅の輪は素戔嗚尊(すさのおのみこと)が后を求めて旅に出た際、貧しい蘇民将来(そみんしょうらい)が快くもてなし、素戔嗚尊の教えに従って茅の輪を腰に付けたところ疫病を逃れることができ、子々孫々まで繁栄したという故事に由来する古来からの風習です。
茅の輪くぐりでは先ず左足から茅の輪をくぐって左に回り、次に右足から茅の輪をくぐり右に回り、最後に左足から茅の輪をくぐり左に抜けます。くぐる際には「水無月(みなづき)の 夏越の祓へする人は 千歳(ちとせ)の命 延ぶというなり」などと心の中で唱えます。ちなみに「水無月の・・・」には茅の輪をくぐると寿命が1,000年延びるという意味があります。
【吉祥院天満宮 歴史・簡単概要】
吉祥院天満宮(きっしょういんてんまんぐう)・吉祥院の天神さんは794年(延暦13年)桓武天皇による平安京遷都の際、菅原道真(すがわらのみちざね)の曽祖父・土師古人(はぜのふるひと)が天皇から賜って邸を構えた場所です。その後道真の祖父・菅原清公(すがわらのきよきみ)が遣唐使として唐に向かう際に嵐に遭ったが、吉祥天女の霊験によって難を逃れ、菅原家では吉祥天を信仰するようになり、自邸内を吉祥院に改めました。なお道真が左遷された大宰府で亡くなり、吉祥院に聖廟を築いたが、934年(承平4年)朱雀天皇の勅願により、怨霊鎮魂の為に社殿を築き、道真の霊を祀りました。
*参考・・・吉祥院天満宮
【吉祥院天満宮御誕辰祭・安産祈願祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
吉祥院天満宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報