金剛院(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
金剛院
金剛院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。金剛院には平安時代前期に開山・高岳親王(真如法親王)がお手植えしたとも言われる伝説が残されている樹齢1,000年以上で、樹高約23メートル・幹周約5.3メートルの千年榧の木(かやのき)が植えられています。千年榧の木は舞鶴市指定天然記念物・京都の自然200選に選ばれています。
【金剛院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府舞鶴市鹿原595
最寄り駅・バス停・・・松尾寺駅(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR小浜線
【金剛院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00
宝物殿要予約
【金剛院 拝観料金・料金(要確認)】
200円
宝物殿
個人500円、団体450円
【金剛院 歴史・簡単概要】
金剛院(こんごういん)は「金剛院慈恩寺縁起・1698年(元禄11年)」による平安時代前期の829年(天長6年)に第51代・平城天皇の第3皇子・高岳親王(たかおかしんのう・真如法親王(しんにょほうしんのう))が高野山から弁才天を勧請し、大日堂・薬師堂・地蔵堂などを建立して創建したのが起源とも言われています。高岳親王は白鹿の導きによってこの地を訪れ、「これぞ密教相応の地なり」として寺院を建立し、鹿原山金剛院と号しました。高岳親王は809年(大同4年)に父・平城天皇が譲位し、叔父で、第52代・嵯峨天皇が即位すると皇太子になったが、翌810年(大同5年)の薬子の変(くすこのへん)で平城上皇と嵯峨天皇が対立すると連座して皇太子を廃され、その後出家して真如と名乗り、真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)の十大弟子の1人となり、862年(貞観4年)に入唐求法を志して唐(中国)に渡り、865年(貞観7年)に海路で天竺(てんじゅく・インド)を目指して出発したが、その後消息を絶ったと言われています。平安時代中期の1081年(永保2年)に本尊・波切不動明王が第72代・白河天皇の病気平癒祈願の為に若狭から勧請され、白河天皇の病気が平癒すると荒廃していた金剛院が復興されて三重塔が建立され、高岳親王(真如法親王)が追善供養され、勅願寺となって寺号・慈恩寺を下賜されました。平安時代後期の1146年(久安2年)に第74代・鳥羽天皇の寵妃で、第76代・近衛天皇の生母・美福門院(びふくもんいん・藤原得子(ふじわらのなりこ)が再々興したと言われています。室町時代後期(1467年~1572年)に三重塔(重要文化財)が再建されました。
金剛院は真言宗東寺派の寺院です。
*参考・・・金剛院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ・金剛院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【金剛院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
金剛院の見どころは三重塔(重要文化財)です。三重塔は1081年(永保2年)頃に建立され、室町時代後期(1467年~1572年)に再建されました。三重塔は三間三重塔婆のこけら葺です。また細川幽斉(ほそかわゆうさい・細川藤孝(ほそかわふじたか))の築造とも言われる鶴亀の庭や関西花の寺二十五ヵ所に選ばれる紅葉も見どころです。
【金剛院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●金剛院の紅葉見ごろは例年11月上旬頃から11月下旬頃です。イロハモミジなどが分布し、紅葉と三重塔などの光景が美しいと言われています。向かいにある鹿原公園からは紅葉と三重塔が美しく眺められるとも言われています。
金剛院紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【金剛院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・0773-62-1180(金剛院)
【金剛院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【金剛院 おすすめ散策ルート】
金剛院からのおすすめ散策ルートは南側にある鹿原公園に向かうルートです。10分ほど散策すれば、鹿原公園に行くことができます。松尾寺駅北側の松尾寺に行くのもいいかもしれません。なお金剛院は市街地から少し離れ、周辺には観光スポットがあまり多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策した方がいいかもしれません。