海住山寺御影供2025/4/17(日程時間・・・)

海住山寺御影供

海住山寺御影供(日程・時間・・・)を紹介しています。御影供は例年4月17日に行われています。御影供は本尊・十一面観音菩薩への大法要です。御影供では大般若転読が行われます。海住山寺にはいずれも国の重要文化財に指定されている2体の木造十一面観音立像が本堂・奥の院に伝えられています。(詳細下記参照)

【海住山寺御影供2025 日程時間(要確認)】
海住山寺御影2025は2025年(令和7年)4月17日(木曜日)に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・海住山寺ホームページ

【海住山寺御影供 アクセス・マップ】
場所・・・京都府木津川市加茂町例幣海住山境外20
最寄り駅・バス停・・・海住山寺口(徒歩約15分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR加茂駅からはコミュニティバス大畑線・加茂通学線
路線・時刻表・運賃チェック

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【海住山寺御影供 歴史・簡単概要】
海住山寺御影供(みえく)は例年4月17日に行われています。
御影供は本尊・十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)への大法要です。御影供では大般若転読(だいはんにやてんどく)が行われます。海住山寺にはいずれも国の重要文化財に指定されている2体の木造十一面観音立像が本堂・奥の院(奈良国立博物館寄託)に伝えられています。
本堂に祀られている十一面観音立像は平安時代に造仏されたと言われる像高約189センチの一木造です。十一面観音立像は榧(かや)材の一木造で、彩色が施されていたが、彩色はほとんどが剥落し、現在の彩色は後世に施されたものです。十一面観音立像は「厄除け観音」とも言われています。
奥の院に祀られている十一面観音立像は平安時代に造仏されたと言われる像高約45.5センチの一木造です。十一面観音立像は「山州名跡志・1711(正徳元年 )」・「都名所図絵・1780年(安永9年)」によると「十一面観音立像一尺七八寸 作解脱上人」と記され、解脱上人(げだつしょうにん)・貞慶(じょうけい)の念持仏だったと言われています。十一面観音立像は当初から彩色が施されていない檀像(だんぞう)で、化仏が破損しています。
十一面観音は頭部に11の顔を持つ菩薩です。顔は頭上の正面側3面が柔和相、左側3面が憤怒相、右側3面が白牙上出相、背面1面が大笑相、頭頂が仏相を表しています。十一面観音は現世で10種類の利益(十種勝利)、来世で4種類の果報(四種功徳)をもたらすと言われています。十一面観音は観音菩薩の変化身で、千手観音・聖観音・十一面観音・馬頭観音・如意輪観音・准胝観音または不空羂索観音とともに六観音に数えられています。
大般若転読では大般若経600巻を僧侶が転読という速読法を使い、短時間に読み上げます。転読では経巻を傾けながらぱらぱらと落とし、経題など大声で読み上げます。転読によって起こる梵風(ぼんぷう)は一切の災いを除くとも言われています。なお大般若経(大般若波羅蜜多経・だいはんにゃはらみったきょう)は630年頃に三蔵法師玄奘(さんぞうほうしげんじょう)がインドから中国に持ち帰り、663年に漢訳して作り上げた経典です。大般若経は全16部(会)・600巻・字数500万字にも及びます。

【海住山寺 歴史・簡単概要】
海住山寺(かいじゅうせんじ)は寺伝によると奈良時代の735年(天平7年)に第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)が大仏造立平安祈願の為、奈良・東大寺(とうだいじ)の初代別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう・りょうべんそうじょう)に命じ、海住山中腹に一宇を建立させて十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)を安置し、藤尾山観音寺と称したのが起源とも言われています。聖武天皇は奈良・平城京(へいじょうきょう)の鬼門にあたる場所に寺院を創建すれば、大仏造立が無事成就するという夢告を受けたとも言われています。その後平安時代後期の1137年(保延3年)に全山が焼失し、鎌倉時代の1208年(承元2年)に法相宗(ほっそうしゅう)の僧である解脱上人(げだつしょうにん)・貞慶(じょうけい)が草庵を結んで中興し、名称を観音寺から補陀落山海住山寺に改めました。1213年(建暦3年)の貞慶の没後、弟子・覚真(藤原長房・ふじわらのながふさ)が後を継いで戒律を厳しくし、寺観を整備しました。1214年(建保2年)に五重塔(国宝)が建立されました。なお海住山寺は近世まで法相宗の大本山である奈良・興福寺(こうふくじ)に属していたが、明治時代以降に真言宗(しんごんしゅう)智山派(ちさんは)になりました。
海住山寺は真言宗智山派の寺院です。
*参考・・・海住山寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【海住山寺御影供 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
海住山寺(アクセス・マップ・見どころ・・・)情報

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