清水寺・青蓮院紅葉ライトアップ散策コース(高台寺・知恩院)

清水寺ライトアップ

清水寺・青蓮院紅葉ライトアップ散策コース

清水寺・青蓮院紅葉ライトアップ散策コースは京都・東山エリアで紅葉ライトアップを行っている紅葉名所を散策するコースです。清水寺・高台寺と圓徳院・知恩院・青蓮院の順に南から北に位置し、将軍塚青龍殿が離れた場所に位置しています。南端の清水寺から北端の青蓮院までは距離が約2キロで、徒歩30分ほどで行くことができます。周辺には法観寺(八坂の塔)・霊山護国神社・八坂神社などもあります。なお紅葉の見ごろ・ライトアップ期間は寺院によって異なります。

【清水寺・青蓮院紅葉ライトアップ散策コース】

【清水寺(きよみずでら) 概要】

清水寺では紅葉の見ごろが例年11月中旬頃から11月下旬頃で、ライトアップが例年11月中旬頃から11月下旬頃に行われています。ライトアップ期間は10日超です。清水寺は普段から京都一の観光スポットの為、紅葉シーズンには昼夜を問わずに大勢の観光客が訪れます。清水寺は778年(宝亀9年)に奈良・興福寺の僧で、子島寺で修行していた延鎮上人・賢心が「南の地を去れ」という霊夢により、音羽山に庵を結んだのが起源と言われています。その後780年(宝亀11年)に坂上田村麻呂が延鎮上人から鹿狩りの殺生を戒められ、観世音菩薩の教えを諭されて、自らの邸宅を仏殿に寄進しました。
清水寺紅葉見ごろ清水寺紅葉ライトアップ

【高台寺(こうだいじ) 概要】

高台寺では紅葉の見ごろが例年11月中旬頃から11月下旬頃で、ライトアップが例年10月下旬頃から12月上旬頃に行われています。ライトアップ期間は京都の中で長い方で、見ごろを見極めて楽しみましょう。高台寺は1606年(慶長11年)に関白・豊臣秀吉の正室・北政所が夫・秀吉の菩提を弔う為、曹洞宗の僧・弓箴善彊を開山として創建しました。北政所は当初、実母・朝日局が弔われている菩提寺・康徳寺に弔うとしたが、手狭だったことから岩栖院を南禅寺山内に移転させ、康徳寺を移して新たに高台寺を創建しました。北政所は門前に伏見城の化粧御殿などを移して屋敷を構え、晩年の19年間を過ごして亡くなりました。
高台寺紅葉見ごろ高台寺紅葉ライトアップ

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【圓徳院(えんとくいん) 概要】

圓徳院(円徳院)は高台寺の塔頭で、高台寺に合わせて、ライトアップを行っています。圓徳院では紅葉の見ごろが例年11月中旬頃から11月下旬頃で、ライトアップが例年10月下旬頃から12月上旬頃に行われています。圓徳院は関白・豊臣秀吉の正室・北政所が夫・秀吉の菩提を弔う為に高台寺の創建を発願し、1605年(慶長10年)に伏見城の化粧御殿などを移して住したのが起源です。北政所は1624年(寛永元年)に亡くなるまでの19年間を過ごし、北政所が亡くなると甥で、備中足守藩2代藩主・木下利房が譲り受けて永興院と号しました。圓徳院の名称は木下利房の院号・圓徳院殿半湖休鴎居士に由来しています。
圓徳院紅葉見ごろ圓徳院紅葉ライトアップ

【知恩院(ちおんいん) 概要】

知恩院では紅葉の見ごろが例年11月中旬頃から11月下旬頃で、ライトアップが例年11月中旬頃から11月下旬頃に行われています。ライトアップ期間は2週間超です。知恩院は1175年(承安5年)に浄土宗の開祖・法然上人が東山・吉水に草庵を結び、専修念仏を布教したのが起源です。1227年(嘉禄3年)に延暦寺の衆徒によって破壊されたが、1234年(文暦元年)に法然上人の弟子・勢観房源智が再興し、四条天皇から寺号「華頂山知恩教院大谷寺」を賜りました。その後火災や応仁の乱などで焼失しました。江戸時代初期に徳川家康・徳川秀忠・徳川家光が伽藍を整備しました。
知恩院紅葉見ごろ知恩院紅葉ライトアップ

【青蓮院(しょうれんいん) 概要】

青蓮院では紅葉の見ごろが例年11月中旬頃から11月下旬頃で、ライトアップは近年中止になっています。青蓮院は788年(延暦7年)に天台宗の宗祖である伝教大師・最澄が比叡山に延暦寺を創建した際、比叡山東塔の南谷に建てた僧侶の住坊のひとつである青蓮坊が起源と言われています。その後伝教大師・最澄から延暦寺の法燈を継いだ慈覚大師・円仁、安慧、建立大師・相応などの住坊になり、比叡山東塔の主流をなす住坊になりました。その後比叡山から三条白川に院の御所に準じて伽藍が建立され、青蓮院に寺号を改めました。
青蓮院紅葉見ごろ青蓮院紅葉ライトアップ

【将軍塚青龍殿(しょうぐんづかせいりゅうでん) 概要】

将軍塚青龍殿は青蓮院の飛地境内です。将軍塚青龍殿では紅葉の見ごろが例年11月中旬頃から11月下旬頃で、ライトアップは近年中止になっています。将軍塚は794年(延暦13年)の桓武天皇による平安京遷都の際、王城鎮護の為に高さ約2.5メートルの武将像を土で造り、鎧甲を着せ、鉄の弓矢を持たせ、太刀を帯させ、西向きに埋めたのが起源と言われています。将軍塚は直径約20メートル・高さ約2メートルの塚です。将軍塚青龍殿は2014年(平成26年)に大護摩堂として建立され、青不動とも言われている不動明王ニ童子像(国宝)を祀っています。
将軍塚青龍殿紅葉見ごろ将軍塚青龍殿紅葉ライトアップ

【清水寺・青蓮院紅葉ライトアップ散策コース 備考】
散策コースではグーグルマップを使用して、スポットを紹介しています。
京都紅葉見ごろ2025

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