祇園白川・円山公園桜散策コース(八坂神社・高台寺・・・)

祇園白川・円山公園桜散策コース
祇園白川・円山公園桜散策コースは花街の風情が漂う祇園白川と市民の憩いの場である円山公園周辺の桜名所を散策するコースです。祇園白川は京都五花街に数えられる祇園に位置し、舞妓や芸妓と出会うこともあります。円山公園には京都で一番知られている桜・祇園の枝垂桜が植えられています。祇園白川・円山公園桜散策コース周辺には辰巳大明神・建仁寺・八坂神社・高台寺・知恩院などもあり、チャンスがあれば立ち寄りましょう。また飲食店も多く集まっている為、飲食も味わいましょう。祇園白川・高台寺・知恩院・円山公園では桜ライトアップを行うことがあります。祇園白川・円山公園では無料で楽しむことができます。
【祇園白川・円山公園桜散策コース】
【桜の見頃(例年)】
●2025年1月29日、ウェザーニュースは桜の開花が平年並で京都で3月26日に開花すると予想しました。(順次情報更新中)
祇園白川・・・3月下旬頃~4月上旬頃
建仁寺・・・4月上旬頃
八坂神社・・・3月下旬~4月上旬頃
高台寺・・・4月上旬頃
知恩院・・・3月下旬~4月上旬頃
円山公園・・・4月上旬頃
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【祇園白川(ぎおんしらかわ) 概要】
祇園白川では染井吉野・枝垂桜・山桜・里桜が分布し、桜と白川・巽橋・石畳などが見どころです。ライトアップを行うことがあります。祇園白川は南北に走る大和大路通の四条以北である縄手通の東側、東西に走る新橋通と白川に面する辺りを言います。祇園は八坂神社の門前の茶屋町を古くから祇園町と言うようになったことに由来します。白川は茶屋町を流れる鴨川支流の一級河川である白川に由来しています。祇園白川は江戸時代に元吉町など祇園内六町の茶屋町として開発されました。祇園白川の一部は国の重要伝統的建造物群保存地区・祇園新橋伝統的建造物群保存地区に含まれています。
祇園白川桜見ごろ
【辰巳大明神(たつみだいみょうじん) 概要】
辰巳大明神は起源は明確ではありません。辰巳大明神は南東の守護の為に京都御所の南東(辰巳)に祀られて、辰巳神社と言われたのが起源とも、巽橋に棲んで芸舞妓などを誑かす悪戯を働いていた狸が悪戯をしないことを約束したことから狸を祀ったのが起源とも言われています。辰巳大明神はかつて巽橋畔や新橋の上に祀られていたが、太平洋戦争中の建物疎開で現在の場所に移されたと言われています。
辰巳大明神(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【建仁寺(けんにんじ) 概要】
建仁寺では染井吉野・枝垂桜・河津桜などが分布し、桜と法堂・三門・放生池などが見どころです。北門はかつて境内だった祇園の花見小路通に面し、花見小路通から桜を眺めることもできます。建仁寺は1202年(建仁2年)に鎌倉幕府2代将軍・源頼家が寺域を寄進し、栄西禅師が宋(中国)・百丈山を模して創建しました。土御門天皇の勅許により、禅寺初の年号寺・建仁寺になりました。当初、真言・止観の二院を構え、天台・密教・禅の三宗兼学の道場でした。その後火災などで荒廃し、1258年(正嘉元年)に東福寺開山である聖一国師・円爾が再興しました。1262年(弘長2年)に宋からの渡来僧禅・蘭渓道隆が入寺して禅の道場に改められました。
建仁寺桜見ごろ
【八坂神社(やさかじんじゃ) 概要】
八坂神社では染井吉野・八重桜などが分布し、桜と南楼門・舞殿・美御前社などが見どころです。八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高麗から渡来した伊利之使主が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも、876年(貞観18年)に南都の僧・円如が堂を建立して薬師千手等の像を奉安し、その後天神が東山の麓・祇園林に垂跡したのが起源とも言われています。また829年(天長6年)に紀百継が山城八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀を行ったのが感神院の起源とも言われています。その後869年(貞観11年)に疫病が流行し、御霊会が神泉苑で行われ、祇園祭の起源になったと言われています。
八坂神社桜見ごろ
【高台寺(こうだいじ) 概要】
高台寺では高台寺桜・染井吉野・枝垂桜など約50本の桜の木が分布し、波心庭の枝垂桜など見どころです。ライトアップを行うことがあります。高台寺(こうだいじ)は1606年(慶長11年)に豊臣秀吉の正室・北政所が秀吉の菩提を弔う為、弓箴善彊を開山として創建しました。当初、実母・朝日局が弔われている康徳寺に弔うとしたが、手狭だったことから岩栖院を南禅寺山内に移転させ、康徳寺を移して高台寺を創建しました。北政所は門前に伏見城の化粧御殿などを移して屋敷を構え、晩年の19年間を過ごして亡くなりました。高台寺の名称は北政所が落飾後の1603年(慶長8年)に後陽成天皇から賜った院号「高台院湖月心尼」に由来しています。その後1624年(寛永元年)に建仁寺から三江紹益を招き、曹洞宗から臨済宗に改めました。
高台寺桜見ごろ・高台寺桜ライトアップ
【知恩院(ちおんいん) 概要】
知恩院では染井吉野・寒桜・山桜・枝垂桜など約200本の桜の木が分布し、桜と三門・友禅苑など見どころです。友禅苑には枝垂桜・美幸が植えられています。ライトアップを行うことがあります。知恩院は1175年(承安5年)に法然上人が東山・吉水に草庵を結び、専修念仏を布教したのが起源です。当初、吉水御坊・大谷禅坊などと称されていました。その後1227年(嘉禄3年)に延暦寺の衆徒によって破壊されたが、1234年(文暦元年)に法然上人の弟子・勢観房源智が再興し、四条天皇から寺号「華頂山知恩教院大谷寺」を賜りました。その後火災や応仁の乱で焼失しました。1608年(慶長13年)に徳川家康が伽藍を建立し、徳川秀忠・徳川家光が整備しました。
知恩院桜見ごろ・知恩院桜ライトアップ
【円山公園(まるやまこうえん) 概要】
円山公園では祇園の枝垂桜や染井吉野・山桜など約680本の桜の木が分布し、祇園の枝垂桜や園内など見どころです。屋台露店や花見茶屋で飲食を楽しむことができます。ライトアップを行うことがあります。円山公園は八坂神社近くに位置し、1886年(明治19年)に開設された京都市内最古の公園です。円山公園はかつて八坂神社・安養寺・長楽寺・雙林寺の敷地だったが、1871年(明治4年)の上知令によって境内の一部が政府に没収され、1886年(明治19年)12月25日に公園として開園しました。1912年(大正元年)に庭師・小川治兵衛が池泉回遊式の日本庭園を作庭しました。
円山公園桜見ごろ・円山公園桜ライトアップ
【祇園白川・円山公園桜散策コース 備考】
散策コースではグーグルマップを使用して、スポットを紹介しています。
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