円山公園の桜見ごろ2025(時期:4月上旬頃)祇園の枝垂桜
円山公園の桜見ごろ・アクセス・概要
円山公園の桜見ごろ(時期・ライトアップ・桜まつり・・・)情報を紹介しています。円山公園の桜見ごろは例年4月上旬頃です。円山公園は祇園の枝垂桜や染井吉野・山桜など約680本の桜の木が植えられ、樹高約12メートル・枝張り10メートルの祇園の枝垂桜などが美しいと言われています。なお桜の見ごろにライトアップ・かがり火を行っています。(要確認)(詳細下記参照)
【円山公園の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
円山公園の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月下旬頃から京都の桜開花・満開・見ごろ情報を発信します。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
●円山公園(京都市都市緑化協会)instagramで桜の開花・満開をリアルタイムチェック。
円山公園(京都市都市緑化協会)instagram(インスタグラム)
【円山公園桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区円山町
最寄り駅・バス停・・・祇園(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から円山公園は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約12分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約15分)
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は東山駅(徒歩約10分)
【円山公園の桜見ごろ(例年時期) 概要】
円山公園は京都を代表する桜の名所です。円山公園の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ちなみに2代目・祇園の枝垂桜は例年4月上旬、八重桜は例年4月中旬頃まで楽しめます。
円山公園は2代目・祇園の枝垂桜(ギオンノシダレザクラ)や染井吉野(ソメイヨシノ)・山桜(ヤマザクラ)など約680本の桜の木が植えられ、2代目・祇園の枝垂桜と園内の光景などが美しいと言われています。2代目・祇園の枝垂桜は樹齢約100年で、樹高約12メートル・幹回り約2.8メートル・枝張り約10メートルです。ちなみに祇園の枝垂桜は日本画家・東山魁夷(ひがしやまかいい)がノーベル賞作家・川端康成(かわばたやすなり)に勧められ、代表作とも言われる「花明り」に描きました。円山公園では広い園内を散策しながらお花見を楽しむのがおすすめです。なお円山公園では前日からの場所取りやブルーシートの使用は全面禁止で、古ゴザ提供ボックスによる無料でゴザの貸出しが行われます。(要確認)
円山公園では桜の見ごろにライトアップ・かがり火を行っています。(要確認)円山公園では昼間に無料でお花見だけでなく、ライトアップも楽しめることから京都市民だけでなく、観光客にも大変人気があります。また円山公園では屋台露店や花見茶屋で飲食を楽しむことができます。(要確認)
円山公園桜ライトアップ
- 2代目・祇園の枝垂桜は江戸彼岸の一種を糸桜に改良した一重白彼岸枝垂桜(ヒトエシロヒガンシダレザクラ)です。2代目・祇園の枝垂桜は1947年(昭和22年)に初代・祇園の枝垂桜が枯死したことから1949年(昭和24年)に植えられました。2代目・祇園の枝垂桜は1928年(昭和3年)に桜守とも言われる15代目・佐野藤右衛門が初代・祇園の枝垂桜から種子を採取して畑で育成し、16代目・佐野藤右衛門から寄贈されました。ちなみに3代目・祇園の枝垂桜は二条駅前に植えられています。
- 初代・祇園の枝垂桜は樹齢約200年・樹高約12メートル・根周り約4メートルで、1938年(昭和13年)に国の天然記念物に指定されるほどの銘木でした。初代・祇園の枝垂桜は古く「祇園の夜桜」とも言われ、女流歌人・与謝野晶子が愛で、「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 こよひ逢ふひと みなうつくしき」と詠みました。初代・祇園の枝垂桜は元々八坂神社にあった三院・五坊(宝光院・神福院・宝寿院・竹坊・松坊・東梅坊・西梅坊・新坊)に数えられた宝寿院(廃寺)に植えられていました。なお初代・祇園の枝垂桜の兄弟木は京都府綴喜郡井手町にある井出地蔵禅院(じぞうぜんいん)に残されています。
- 佐野藤右衛門は植藤造園の当主が襲名しています。植藤造園は1832年(天保3年)3月1日に創業し、代々植木職人として世界遺産である仁和寺に仕え、造園工事に携わってきました。なお佐野藤右衛門邸は桜名所になっています。
- 花見茶屋では音和が営業し、おでん・焼き鳥などの食べ物や日本酒・焼酎・ワインなどのアルコールを楽しむことができます。京都の桜名所の中で飲食を楽しめる場所はあまり多くありません。
●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都桜名所・見ごろ(嵐山・仁和寺・醍醐寺・・・)
【円山公園 歴史・簡単概要】
円山公園(まるやまこうえん)は京都府京都市東山区にある京都市内最古の公園です。円山公園はかつて八坂神社(やさかじんじゃ)・安養寺(あんようじ)・長楽寺(ちょうらくじ)・雙林寺(そうりんじ)の敷地でした。しかし1871年(明治4年)の上知令(じょうちれい・あげちれい)により、寺社の敷地の一部が政府に没収され、1886年(明治19年)12月25日に公園として開園しました。その後1887年(明治20年)に政府から京都市へ移管され、京都市初の都市公園になりました。1912年(大正元年)に庭師・小川治兵衛(おがわじへえ)によって池泉回遊式の日本庭園が作庭され、1927年(昭和2年)に円山公園音楽堂が開堂しました。また料亭・茶店なども整備され、幕末に京都で活躍した坂本龍馬(さかもとりょうま)・中岡慎太郎(なかおかしんたろう)の銅像も建立されました。なお円山公園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・円山公園(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【円山公園桜 備考】
円山公園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
*京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)