清水寺の紅葉見ごろ2024（時期:11月中旬～11月下旬頃）
清水寺の紅葉見ごろ・アクセス・概要
清水寺の紅葉見ごろ（時期・ライトアップ・・・）情報を紹介しています。清水寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。清水寺では清水の舞台が建立されている錦雲渓など山内にヤマモミジなどが分布し、紅葉と清水の舞台などの光景が美しいと言われています。紅葉見ごろにライトアップを行っています。（要確認）（詳細下記参照）
【清水寺の紅葉見ごろ（例年時期）・2024年予測】
清水寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2024年10月31日、ウェザーニュースは京都の紅葉見ごろが平年よりやや遅いと予想しました。嵐山は11月23日頃からです。
京都紅葉見ごろ2024
【清水寺紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区清水1-294
最寄り駅・バス停・・・清水道（徒歩約10分）、五条坂（徒歩約10分）
アクセス路線は次の通りです。（最終更新2014年末・変更の場合あり）
*京都駅から清水寺は100系統（D1乗り場）、110系統（D1乗り場）、206系統（D2乗り場）
*祇園からは100系統、202系統、206系統、207系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は清水五条駅（徒歩約22分）・祇園四条駅（徒歩約25分）
*阪急京都本線の場合、最寄り駅は京都河原町駅（徒歩約30分）
清水寺アクセス（バス・地下鉄・私鉄・・・）
【清水寺の紅葉見ごろ（例年時期） 概要】
清水寺は京都を代表する紅葉名所です。清水寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ちなみに清水寺の標高は約115メートルです。
清水寺instagramで紅葉状況をチェック
清水寺では本堂・清水の舞台（国宝）が建立されている崖・錦雲渓（きんうんけい）など山内にヤマモミジ・桜などが分布し、紅葉と清水の舞台（本堂）・高さ約31メートルの三重塔（重要文化財）などの光景が美しいと言われています。清水寺では秋に錦の織物のように美しい錦秋が訪れ、清水の舞台・三重塔はフォトジェニックなスポットになります。ちなみに清水寺は京都屈指の紅葉名所である高雄（たかお）を彷彿とさせ、「新高雄」とも言われています。紅葉に彩られた清水の舞台（本堂）は奥の院（重要文化財）から眺めたり、写真撮影したりするのが美しいと言われています。特に夕陽が沈む夕方は紅葉の雲海に浮かぶように見える清水の舞台とその西側に沈んでいく夕陽の光景が素晴らしいと言われています。奥の院は清水の舞台を撮影するインスタ映えスポットです。ちなみに西門（重要文化財）から見る夕日が素晴らしく、極楽浄土（ごくらいじょうど）を観想する日想観（にっそうかん）の聖所とされ、清水寺は夕陽観賞スポットとしても知られています。清水の舞台は少し距離があるが、錦雲渓を隔て建立されている子安塔（重要文化財）から眺めたり、写真撮影したりするのもおすすめです。子安塔からは紅葉に包まれた清水寺の遠景に眺めることができます。更に清水の舞台は真下付近から見上げるのもおすすめです。紅葉と独特の建築様式である舞台造・懸造を一緒に眺められます。三重塔は清水の舞台（本堂）と同じように奥の院方面から眺めたり、写真撮影したりするのがおすすめです。また放生池（ほうじょうち）近くの真下から紅葉越しに眺めるのもおすすめです。下から眺めると紅葉越しの三重塔が天に伸びているように見えます。清水寺では仁王門から拝観する場合が多いが、大講堂がある左手に進むと斜面にモミジなどが分布しています。また大講堂の東裏は紅葉谷とも名付けられ、あまり知られていない紅葉スポットになっています。観光客の喧騒を忘れて紅葉狩りを楽しむことができます。また清水の舞台（本堂）から音羽の滝方面に降りていく石段も比較的ゆっくり紅葉狩りを楽しむことができます。
清水寺では紅葉見ごろにライトアップを行っています。（要確認）紅葉ライトアップでは昼間と異なり、幻想的・神秘的な光景を楽しむことができます。ランチを済ませ、夜間に紅葉狩りを楽しむのもいいかもしれません。なお清水寺の紅葉ライトアップ期間は比較的短く、11月下旬をメインとする約2週間になります。
清水寺紅葉ライトアップ
清水寺は京都屈指の観光スポットの為、紅葉シーズンは更に多くの観光客で大変混雑します。特に紅葉ライトアップ期間中は昼間だけでなく、夜間も大変混雑します。紅葉シーズンに混雑を避けて紅葉狩りを楽しむなら早朝から午前中がおすすめです。なお清水寺山内には塔頭（たちゅう）・成就院（じょうじゅいん）も建立され、紅葉シーズンに庭園特別公開・ライトアップが行われています。（要確認）成就院では清水寺と異なった庭紅葉を楽しむことができます。
- 清水の舞台（本堂）は1633年（寛永10年）に江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって再建されました。本堂は正面約36メートル・側面約30メートル・棟高18メートルです。清水の舞台は高さ約13メートル・正面約18メートル・側面約10メートルです。広さ約190平方メートルです。本堂の内々陣には33年に1度開扉される本尊・千手観音立像（秘仏）を安置しています。清水の舞台（本堂）は紅葉インスタ映えスポットです。
- 三重塔は1632年（寛永9年）に再建されました。三重塔は曼荼羅の密教世界が表現され、一層の壁に真言八祖像、天井や柱などに密教仏画や飛天・龍などが極彩色で描かれています。三重塔は紅葉インスタ映えスポットです。
- 奥の院は1633年（寛永10年）に再建されました。奥の院は延鎮上人・行叡居士の草庵跡と言われています。奥の院には千手観音・毘沙門天・地蔵菩薩などを安置しています。奥の院は錦雲渓越しに清水の舞台を眺められる紅葉観覧スポットです。
- 子安塔は1500年（明応9年）に再建されました。子安塔は高さ約15メートルです。子安塔は子安観音（千手観音）を祀り、安産にご利益があると言われています。子安塔は遠く、錦雲渓越しに清水の舞台を眺められる紅葉観覧スポットです。
- 成就院は応仁の乱の兵火によって焼失した清水寺を再興した清水寺本願職・願阿上人の住房が起源です。その後清水寺の塔頭になり、伽藍の整備や財政の維持・管理などを担当しました。成就院はあまり知られていな紅葉名所です。
- 高雄は京都府京都市右京区梅ヶ畑の地名です。高雄は「高尾」とも記され、北東の槇尾（槇ノ尾）・栂尾（栂ノ尾）ともに三尾とも言われています。高雄は標高約428メートルの高雄山山麓の渓谷に標高約895メートルの桟敷ヶ岳などを源とする淀川水系桂川支流の一級河川・清滝川が流れています。高雄は京都を代表する紅葉名所です。
【清水寺 歴史・簡単概要】
清水寺は778年（宝亀9年）に奈良・興福寺の僧で、子島寺（子嶋寺）で修行していた延鎮上人・賢心が「南の地を去れ」という霊夢により、音羽山に庵を結んだのが起源と言われています。その後780年（宝亀11年）に征夷大将軍・坂上田村麻呂が延鎮上人から鹿狩りの殺生を戒められ、観世音菩薩の教えを諭されて、自らの邸宅を仏殿に寄進しました。また坂上田村麻呂は妻とともに本尊・十一面千手観音像と地蔵菩薩・毘沙門天を安置したとも言われています。805年（延暦24年）に第50代・桓武天皇の御願寺になり、810年（弘仁元年）には鎮護国家の道場になり、第52代・嵯峨天皇から「北観音寺」の宸筆を賜りました。1633年（寛永10年）に江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって本堂（清水の舞台）が再建されました。
*参考・・・清水寺（アクセス・歴史概要・見どころ・・・）ホームページ
【清水寺紅葉 備考】
京都紅葉名所・清水寺（アクセス・見どころ・・・）情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。（下記リンク参照）
京都紅葉ライトアップ2024
