大仙院古渓忌2026年3月17日(古渓宗陳)

大仙院

大仙院古渓忌(日程・アクセス・概要)

大仙院古渓忌(日程時間など)を紹介しています。古渓忌は例年3月17日に行われています。古渓忌では茶人・千利休とゆかりが深かった大徳寺117世で、大仙院3世である古渓宗陳(こけいそうちん)を偲び、茶室で薄茶(おうす)の奉仕(有料)が行われます。(要確認)古渓宗陳は千利休の禅の師とも言われています。なお薄茶は少なめの抹茶で点てられたお茶です。(詳細下記参照)

【大仙院古渓忌2026 日程時間(要確認)】
大仙院古渓忌2026は2026年(令和8年)3月17日(火曜日)に行われます。過去のタイムテーブルは9:30~15:30に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・大仙院ホームページ

【大仙院古渓忌 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市北区紫野大徳寺町54-1
最寄り駅・バス停・・・大徳寺前(徒歩約8分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から大仙院は101系統(B2乗り場)、205系統(B3乗り場)、206系統(A3乗り場)
*四条河原町からは12系統、205系統
*四条烏丸からは12系統
*河原町丸太町からは204系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック

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【大仙院古渓忌 歴史・簡単概要】
大仙院古渓忌(こけいき)は例年3月17日に行われています。
古渓忌では茶人・千利休(せんのりきゅう)とゆかりが深かった大徳寺117世で、大仙院3世である古渓宗陳(こけいそうちん)を偲び、茶室で薄茶の奉仕(有料)が行われます。(要確認)なお古渓宗陳は千利休(せんのりきゅう)の禅の師とも言われ、千利休切腹の原因とも言われている1591年(天正19年)の千利休木像事件の際、千利休の切腹を中止させようとしたとも言われています。また関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が大徳寺(だいとくじ)を破却しようとした際、使者の前に立ちはだかり、自らの命を賭して阻止したとも言われています。
古渓宗陳は1532年(天文元年)に越前・朝倉一族に生まれ、下野・足利学校で修学し、大徳寺102世で、大仙院2世である江隠宗顕(こういんそうけん)に師事しました。その後豊臣秀吉が行った信長の葬儀では導師を務め、信長の百ヶ日法要を行い、秀吉が信長の菩提所として創建した総見院(そうけんいん)の開山にも招請されました。なお晩年は洛北・常楽院に隠遁し、1597年(慶長2年)3月5日に亡くなりました。
薄茶(おうす)は少なめの抹茶で点てられたお茶です。ちなみに濃茶(おこい)はたくさんの抹茶で練って点てたお茶です。濃茶は薄茶と比べると格式が高いとされています。なお抹茶は直射日光が当たらないように葭簀(よしず)・藁(わら)で覆って栽培した生葉を蒸して乾燥させ、揉まない碾茶(てんちゃ)を石臼で挽いたものです。直射日光を遮ることにより、茶葉は色が薄くなるが、旨味やコクが増すと言われています。

【大仙院 歴史・簡単概要】
大仙院は1509年(永正6年)に大徳寺76世である大聖国師・古岳宗亘禅師が創建したとも言われています。また1509年(永正6年)に六角政頼が子である大聖国師・古岳宗亘禅師を開山として創建したとも言われています。大仙院は大徳寺に22ケ寺ある塔頭の中で北派本庵として最も尊重・重視されました。大仙院創建以降、大聖国師・古岳宗亘禅師に続き、大林宗套・笑嶺宗訴・春屋宗園・古渓宗陳などの名僧を輩出しました。1513年(永正10年)に大聖国師・古岳宗亘禅師が自らの隠居所として本堂(方丈)を建立し、枯山水庭園(国の史跡・特別名勝)を作庭しました。本堂(方丈)は日本における方丈建築として、東福寺の塔頭・龍吟庵の方丈に次いで古い方丈で、床の間は日本最古の床の間、玄関は日本最古の玄関と言われています。1544年(天文13年)に大聖国師・古岳宗亘禅師が大仙院後代法度を定めました。桃山時代(1583年~1603年)に茶の湯を大成した茶人・千利休が度々訪れ、大林宗套の下で得度したとも言われています。1598年(慶長3年)頃に醍醐寺の塔頭・三宝院の庭園が作庭された際、豊臣秀吉が大聖国師・古岳宗亘禅師作庭の庭園の庭石を没収しようとしたが、古渓宗陳が身を投じて防いだという逸話が残されています。江戸時代(1603年~1868年)前期の1614年(慶長19年)に沢庵漬けで知られる大徳寺153世・沢庵宗彭が書院「拾雲軒」を建立し、カ亭橋が築造したと言われています。書院「拾雲軒」では沢庵宗彭が剣豪・宮本武蔵に剣道の極意を授けたと言われています。
*参考・・・大仙院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【大仙院古渓忌 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
大仙院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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