萬福寺黄檗ランタンフェスティバル2023/10/8~12/10(日程時間・・・)
萬福寺黄檗ランタンフェスティバル
萬福寺黄檗ランタンフェスティバル(日程・時間・・・)を紹介しています。黄檗ランタンフェスティバルは関西発上陸の異国情緒たっぷりのイルミネーションです。境内約30カ所に中国から運ばれた大きなランタンが設置され、幻想的な美しい光景が広がります。ランタンでは日中友好の門などが表現されています。(詳細下記参照)
【萬福寺黄檗ランタンフェスティバル2023 日程時間(要確認)】
萬福寺黄檗ランタンフェスティバル2023(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は2023年(令和5年)10月8日(日曜日)~12月10日(日曜日)17:30~21:00に行われます。(受付20:30終了)(現在確認中・要注意)
京都お月見2022
【萬福寺黄檗ランタンフェスティバル アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市五ヶ庄三番割34
最寄り駅・バス停・・・JR黄檗駅(徒歩約5分)、黄檗駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からはJR奈良線
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線
【萬福寺黄檗ランタンフェスティバル 歴史・簡単概要】
萬福寺黄檗ランタンフェスティバル(おうばくランタンフェスティバル)は隠元禅師350年大遠諱の記念催事の一環として行われます。黄檗ランタンフェスティバルは日中友好の大きな架け橋にしたいという思いで行われます。なお萬福寺では例年11月中旬頃から12月上旬頃に紅葉が見ごろを迎えます。
黄檗ランタンフェスティバルは関西発上陸の異国情緒たっぷりのイルミネーションです。境内約30カ所に中国から運ばれた大きなランタンが設置され、幻想的な美しい光景が広がります。ランタンでは日中友好の門(にっちゅうゆうこうのもん)・麒麟瑞獣(きりんずいじゅう)・松鶴延年(しょうかくえんねん)・龍舞賀春(りゅうまいがしゅん)・鹿王本生(ろくおうほんしょう)・南海観音(なんかいかんのん)・隠元禅師の茶器(いんげんぜんじのちゃき)・上善若水(じょうぜんはみずのごとし)・一心同体(いっしんどうたい)・神聖な蓮池(しんせいなはすいけ)・幸福満載(こうふくまんさい)・仕女の花見(しじょのはなみ)・桃源郷(とうげんきょう)・蟠桃会の孫悟空(ばんとうえのそんごくう)・敦煌の飛天(とんこうのひてん)などが表現されています。なお直後の10月28日・29日・30日には中国音楽・文化を楽しむオープニングイベントも行われます。
隠元隆琦は1592年(万暦20年・文禄元年)に徳竜の子として中国福建省福州府福清県万安郷霊得里東林に生まれたと言われています。10歳の時に仏教に発心し、21歳の時に旅に出て、舟山列島にある観音霊場・普陀山に至って出家を志し、29歳の時に黄檗山万福で出家しました。その後諸寺を訪れて「法華経」・「楞厳経」などの講説を聴聞したと言われています。33歳の時に臨済宗の密雲円悟に参禅し、42歳頃に兄弟子・費隠通容から印可を受けて嗣法し、146歳の時に黄檗山の住持に招請されました。1652年(承応元年)から長崎・興福寺の逸然性融らが長崎・崇福の住持に懇請し、1654年(承応3年)に3年間の約束で一行30名とともに長崎に来日し、1655年(明暦元年)に崇福寺に移り、その後摂津(大阪)の普門寺に移りました。1658年(万治元年)に江戸に赴いて江戸幕府4代将軍・徳川家綱と謁見し、大老・酒井忠勝らの勧めで永住を決意し、1660年(万治3年)に山城国宇治郡大和田に寺地を賜り、1661年(寛文元年)に黄檗山萬福寺が創建されました。その後隠退し、1673年(寛文13年)に亡くなりました。
●萬福寺の見どころ(本殿・千本鳥居など)を紹介しています。
萬福寺見どころ(大雄宝殿・祖師堂など)
【萬福寺 歴史・簡単概要】
萬福寺(まんぷくじ)・万福寺は第108代・後水尾天皇の生母・中和門院の別邸・大和田殿があった場所です。萬福寺は1661年(寛文元年)に中国僧・隠元隆琦禅師(いんげんりゅうきぜんじ)が創建しました。隠元は1654年(承応3年)に来日したが、中国からの帰国を要請する手紙が届き、帰国を希望しました。しかし元妙心寺住持・龍渓性潜(りゅうけいしょうせん)らが日本に留まることを強く希望しました。また1658年(万治元年)に隠元が江戸幕府第4代将軍・徳川家綱に拝謁し、家綱が隠元に帰依したことから1660年(万治3年)に山城国宇治に土地が与えられ、萬福寺が創建されるようになり、1679年(延宝7年)頃に伽藍がほぼ完成したと言われています。ちなみに伽藍・仏像などは明時代末期頃の中国様式で造られ、儀式の作法・言葉・食事なども中国式でだったそうです。なお萬福寺は本尊・釈迦如来を安置しています。
萬福寺は黄檗宗大本山の寺院です。
*参考・・・京都・萬福寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【萬福寺黄檗ランタンフェスティバル 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
萬福寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報