三千院見どころ・簡単まとめ(往生極楽院・・・)

三千院

三千院見どころ

三千院見どころ・簡単まとめ情報です。往生極楽院(重要文化財)は元々三千院とは無関係だったが、1871年(明治4年)に三千院が大原に移ってくると一部になりました。往生極楽院は間口3間・奥行き4間の小さな堂で、高さ約2.3メートルの阿弥陀三尊坐像(国宝)を堂内一杯に安置しています。

【三千院見どころ(見所) 基礎知識】
三千院(さんぜんいん)は788年(延暦7年)に天台宗の宗祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄が比叡山に延暦寺を創建した際、東塔南谷に自作の薬師如来像を本尊とする円融房(えんにゅうぼう)を建立したのが起源です。その後第3代天台座主の慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が引き継ぎ、平安時代後期以降は皇室や摂関家の子弟が入寺する宮門跡になりました。三千院は比叡山内から近江坂本・洛中へと移り、1871年(明治4年)以降は現在の場所に移りました。
*参考・・・三千院ホームページ三千院wikipedia

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【三千院見どころ 往生極楽院】★★★修学旅行・三千院見どころポイント
往生極楽院(おうじょうごくらくいん)は重要文化財です。往生極楽院は有清園(ゆうせいえん)の中にある杉苔に覆われた庭園・瑠璃光庭(るりこうてい)の中にあります。往生極楽院は元々三千院とは無関係だったが、1871年(明治4年)に三千院が大原に移ってくると一部になりました。往生極楽院は間口3間・奥行き4間の小さな堂で、天井に極楽浄土を表す天井画が描かれています。往生極楽院は平安時代末期に高松中納言・藤原実衡(ふじわらのさねひら)の妻・真如房尼(しんにょぼうに)が夫の菩提を弔う為に阿弥陀堂として建立したと言われています。1616年(元和2年)に修理され、外側は建立当時のものはほとんど失われたとも言われています。なお往生極楽院はこけら葺の入母屋造です。
(三千院 往生極楽院・ポイント)
●往生極楽院は高さ約2.3メートルの阿弥陀三尊坐像(国宝)を堂内一杯に安置しています。阿弥陀三尊は阿弥陀如来・観音菩薩(聖観音)・勢至菩薩です。
●往生極楽院はかつて極楽院と言われていたが、1885年(明治18年)に名称が改められました。
●往生極楽院には985年(寛和元年)に恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)の妹・安養尼(願証尼・がんしょう)が建立したという寺伝が残されています。

【三千院見どころ 客殿】★★修学旅行・三千院見どころポイント
客殿は慶長年間(1596年~1614年)に関白・豊臣秀吉が京都御所・紫宸殿(ししんでん)を建て替えた際の旧材を使って建立されました。客殿には鈴木松年(すずきしょうねん)が描いた松龍騰空図(しょうりゅうとうくうず)、竹内栖鳳(たけうちせいほう)が描いた御殿場暮景図(ごてんばぼけいず) など京都画壇で活躍した日本画家による障壁画がありました。
(三千院 客殿・ポイント)
●障壁画は円融蔵に移されています。

【三千院見どころ 宸殿】★★修学旅行・三千院見どころポイント
宸殿(しんでん)はかつて宮中行事だった儀式・御懺法講(おせんぼうこう)を行う為に京都御所の紫宸殿(ししんでん)を模して造られました。宸殿には中の間・東の間・西の間などがあります。中の間には第112代・霊元天皇による扁額「三千院」が掲げられています。宸殿は1926年(大正15年)に建立されました。なお宸殿は宮殿風寝殿造りです。
(三千院 宸殿・ポイント)
●中の間は本尊・薬師如来像(秘仏)、西の間は救世観音半跏像(重要文化財)・不動明王立像(重要文化財)などを安置しています。
●東の間には日本画家・下村観山(しもむらかんざん)が描いた虹の襖絵があり、虹の間とも言われています。
●東の間には玉座が置かれています。

【三千院見どころ 金色不動堂】★修学旅行・三千院見どころポイント
金色不動堂は護摩祈祷などが行われる祈願道場です。2月28日には星まつり・春には金色不動大祭などが行われます。金色不動堂は1989年(平成元年)に建立されました。
(三千院 金色不動堂・ポイント)
●金色不動堂は智証大師(ちしょうだいし)・円珍(えんちん)作とも言われている本尊・不動明王立像(秘仏)を安置しています。不動明王立像は重要文化財です。

【三千院見どころ 観音堂】
観音堂は1998年(平成10年)に両側の小観音堂とともに建立されました。観音堂の横には補陀洛浄土を模して、二十五菩薩を配した石庭・二十五菩薩慈眼の庭が作庭されています。
(三千院 観音堂・ポイント)
●観音堂は高さ約3メートルの金色の観音像、小観音堂は三千院と縁を結んだ方々の小観音像が安置されています。

【三千院見どころ 朱雀門】
朱雀門(すざくもん)は境内の南側にあり、正門です。朱雀門は重要文化財である東福寺(とうふくじ)月下門(月華門)を模した鎌倉様式の四脚門です。朱雀門は江戸時代に再建されました。
(三千院 朱雀門・ポイント)
●朱雀門はかつて正門だったが、現在は常時閉じられているそうです。

【三千院見どころ 御殿門】★修学旅行・三千院見どころポイント
御殿門(ごてんもん)は高い石垣に囲まれた入り口にある薬医門 (やくいもん)です。御殿門は2003年(平成15年)に修復されました。なお御殿門は本瓦葺の切妻造です。

【三千院見どころ 聚碧園】★★修学旅行・三千院見どころポイント
庭園・聚碧園(しゅうへきえん)は客殿の庭園で、池泉観賞式庭園です。聚碧園は東部が山畔を利用した上下二段式、南部が円形とひょうたん形の池泉をむすんだ池庭です。聚碧園の隅には老木・涙の桜が植えられています。聚碧園は江戸時代の茶人・金森宗和(かねもりそうわ)が自らの手を加えたとも言われています。
(三千院 聚碧園知識)
●聚碧園には緑(碧)の集(聚)まる地という意味があるそうです。

【三千院見どころ 有清園】★★修学旅行・三千院見どころポイント
庭園・有清園(ゆうせいえん)は宸殿から往生極楽院を眺める池泉回遊式庭園です。有清園は青苔に杉や桧(ひのき)などの木立が並び、山畔を利用して上部に三段式になった滝を配し、渓谷式に水を流して池泉に注ぎます。なお有清園には彫刻家・杉村孝(すぎむらたかし)作のわらべ地蔵も置かれています。
(三千院 有清園知識)
●有清園の名称は西晋の詩人・謝霊運(しゃれいうん)が詠んだ招隠詩(しょういんし)の一節「山水清音有(山水に清音有り)」に由来しています。

【三千院見どころ 紫陽花苑】
紫陽花苑は往生極楽院から金色不動堂に向かう参道脇にあります。紫陽花苑には小アジサイ・星アジサイ・山アジサイ・額アジサイ・蔓アジサイなど数千株の紫陽花が植えられています。紫陽花は例年6月中旬頃から見ごろを迎え、あじさい祭が行われています。
(三千院 紫陽花苑・ポイント)
●紫陽花苑には鎌倉時代中期に造仏された大原の石仏も安置されています。
あじさい祭・三千院見どころ

【三千院見どころ 阿弥陀石仏】★修学旅行・三千院見どころポイント
阿弥陀石仏は鎌倉時代に欣求浄土(ごんぐじょうど)を願った念仏行者が造仏したとも言われています。阿弥陀石仏は高さ約2.25メートルで、単弁の蓮華座上に結跏跌座(けっかふざ)した座像です。
(三千院 阿弥陀石仏・ポイント)
●阿弥陀石仏はかつて炭を焼き始めた老翁が住んでいた売炭翁(ばいたんおきな)旧跡にあることから売炭翁石仏とも言われています。

【三千院見どころ 弁財天】
弁財天は往生極楽院から金色不動堂に向かう参道脇に祀られています。弁財天は京都ゑびす神社(恵美須神社)恵美須・妙円寺(松ヶ崎大黒天)の大黒天・毘沙門堂の毘沙門天・長楽寺の布袋尊・護浄院の福禄寿・行願寺の寿老人とともに京の七福神になっています。

【三千院見どころ 円融蔵】★修学旅行・三千院見どころポイント
経蔵・円融蔵(えんゆうぞう)では融通念仏縁起絵巻・菊池芳文が描いた茅ヶ崎海岸図などの文化財を収蔵・展示しています。円融蔵は2006年(平成18年)に天台宗開宗1200年、三千院開創1200年を記念して建設されました。

【三千院見どころ 桜・紅葉】
三千院は桜の名所・紅葉の名所です。山内には山桜・枝垂桜など約300本が植えられ、桜は例年4月中旬頃に見ごろを迎えます。また楓(カエデ)なども植えられ、紅葉は例年11月中旬頃に見ごろを迎えます。なおに選ばれています。
(三千院 桜・ポイント)
●大原は京都府内で嵐山・保津峡(亀岡市)とともに「日本の紅葉の名所100選」に選ばれています。
桜・三千院見どころ紅葉・三千院見どころもみじ祭・三千院見どころ

【三千院 梶井門】
梶井門(かじいもん)は応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))によって焼失し、大原に移った際に大徳寺に残された門です。梶井門は旧大宮通に面しています。梶井門はかつて開いていたが、現在は閉じられ、開けずの門とも言われています。
梶井門(大徳寺)

【三千院 不動大祭】
毎年4月中旬頃から5月中旬頃まで不動大祭(ふどうたいさい)が行われます。不動大祭では金色不動堂に安置されている秘仏・不動明王立像(金色不動尊)が開扉されます。初日には不動堂前広場で採灯大護摩供法要が行われ、中日には百味の飯食を供える百味供養護摩供が行われます。
不動大祭・三千院見どころ

【三千院 初午大根焚き】
毎年2月の初午に初午大根焚き(はつうまだいこんだき)が行われます。初午大根焚きでは大根焚きを振舞い、無病息災・開運招福を祈願します。なお初午大根焚きでは大原の里人が真心を込めて有機栽培した大根を使い、出世金色不動明王の加護とご利益が授かるように特別祈祷が行われています。
(三千院 初午大根焚き・ポイント)
●初午大根焚きでは金色不動堂に安置されている出世金色不動明王(秘仏)もご開帳されます。
初午大根焚き・三千院見どころ

【三千院 御懺法講】
毎年5月30日に御懺法講(おせんぼうこう)が行われます。御懺法講では声明懺法(しょうみょうせんぼう)と雅楽が合わせた古儀に則り、宮中法会を平安絵巻きさながらに再現します。御懺法講は1157年(保元2年)に第77代・後白河天皇が内裏・仁寿殿(じじゅうでん)で行った宮中御懺法講が起源と言われています。
御懺法講・三千院見どころ

【三千院 万灯会】
毎年8月12日に万灯会(まんとうえ)が行われます。万灯会では世界平和・諸願成就を願い、千年の祈りが点灯されます。境内のたくさんのロウソクに火が灯されます。なお万灯会は往生極楽院が極楽浄土への祈りを捧げる為に建立されたことに由来しています。
(三千院 万灯会・ポイント)
●万灯会は2004年(平成16年)に天台宗の開宗1200年を記念して始まりました。
万灯会・三千院見どころ

【三千院 勝手神社】
勝手神社(かってじんじゃ)はかつて魚山(ぎょざん)と言われた大原の守護神として崇敬されたとも言われています。勝手神社は1125年(天治2年)に融通念仏の祖である聖応大師(しょうおうだいし)・良忍(りょうにん)が大和多武峰から声明道の守護神として勧請した言われています。
(三千院 勝手神社・ポイント)
●三千院の山号は魚山です。魚山は中国の古代声明の中心地とも言われています。
勝手神社

【三千院見どころ(見所) 備考】
三千院基本情報

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