赤山禅院(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
赤山禅院
赤山禅院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。赤山禅院は延暦寺の千日回峰行の中の百日の間、比叡山から雲母坂を登降する赤山苦行の寺として知られています。なお赤山禅院では千日回峰行を満行した大阿闍梨による「ぜんそく封じ・へちま加持」などの加持・祈祷が行われます。
【赤山禅院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区修学院開根坊町18
最寄り駅・バス停・・・修学院離宮道(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から赤山禅院は5系統(A1乗り場)
*四条烏丸からは5系統
*四条河原町からは5系統
*河原町丸太町からは65系統
路線・時刻表・運賃チェック
*叡山電鉄の場合、最寄り駅は修学院道駅(徒歩約20分)
【赤山禅院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30
年中無休
【赤山禅院 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【赤山禅院 歴史・簡単概要】
赤山禅院(せきざんぜんいん)は888年(仁和4年)に第4世天台座主・安慧(あんね)が第3世天台座主の慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)の遺命により、陰陽道の祖神(おやがみ)である赤山大明神(泰山府君(たいざんふくん))を勧請して創建したのが起源と言われています。慈覚大師・円仁は838年(承和5年)に遣唐使船で唐に渡り、その行程を守護した赤山大明神に感謝し、赤山禅院を創建することを誓った言われています。その後赤山禅院は平安京・京都御所の表鬼門(東北)に当たることから皇城の表鬼門の鎮守として祀られました。拝殿の屋根には金網の中に邪気を払う力があるとされる鬼門除けの猿(申)が置かれています。江戸時代に第108代・後水尾天皇が修学院離宮に行幸された際、社殿を修築し、勅額・赤山大明神を賜りました。なお赤山禅院(福禄寿)は恵美須神社・妙円寺(松ヶ崎大黒天)・東寺・六波羅蜜寺・行願寺(革堂)・萬福寺とともに都七福神とされています。
赤山禅院は延暦寺の別院(塔頭)です。
*参考・・・赤山禅院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【赤山禅院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
赤山禅院の見どころは京都御所を見守っていると言われている拝殿屋根にある瓦彫の神猿です。なお赤山禅院は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
【赤山禅院 行事・イベント(要確認)】
●泰山府君祭・端午大護摩供は例年5月5日に行われています。邪気を払うと言われる端午の節句に比叡山・千日回峰大行満阿闍梨による大護摩供により、災厄除去・病魔退散・無病息災などを祈願します。
赤山禅院泰山府君祭・端午大護摩供
●へちま加持は例年中秋の名月の日に行われています。へちま加持は千日回峰行を修めた大阿闍梨がへちまにぜんそくや気管支炎を封じ込め、加持・祈祷を行います。
赤山禅院へちま加持
【赤山禅院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。山内にモミジ・カエデなどが植えられ、山門から拝殿・本殿などの社殿に続く参道に現れる紅葉のトンネルが美しいと言われています。不動堂隣の寛老池の周りの紅葉も見どころです。
赤山禅院紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【赤山禅院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-701-5181
【赤山禅院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*京都バスの場合、京都駅からは18系統(C3乗り場)、最寄りのバス停は修学院駅前(徒歩約10分)
京都バス・アクセスダイヤ
【赤山禅院 おすすめ散策ルート】
赤山禅院からのおすすめ散策ルートは修学院離宮・曼殊院を経由し、詩仙堂に向かうルートです。1時間ほど散策すれば、比叡山周辺の自然を楽しみながら詩仙堂に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。詩仙堂周辺には圓光寺・金福寺・八大神社もあり、曼殊院と一緒にそれらも散策するのもいいかもしれません。なお修学院離宮の拝観には事前の申込みが必要です。