相国寺見どころ-修学旅行・観光ポイントまとめ

相国寺見どころ

相国寺見どころ・魅力

相国寺見どころを簡単にポイントをまとめて解説しています。相国寺で見逃せない法堂(重文)と蟠龍図鳴き龍・方丈・開山堂などを解説しています。相国寺有数の見どころである法堂は蟠龍図鳴き龍が描かれ、中央付近で手を叩くと天井に反響してカラカラという音が返ってきます。(相国寺見どころ下記参照)

【相国寺 歴史・簡単概要】
相国寺(しょうこくじ)とは南北朝時代の1382年(永徳2年)に相国寺開基である室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)が室町第(むろまちだい)・花の御所の東に一大禅宗伽藍(がらん)を建立することを発願したのが起源です。相国寺の寺号は創建時に足利義満が左大臣(さだいじん・左相国)であったことに由来しています。1392年(元中9年)に伽藍が完成したが、その後度々焼失し、室町時代前期の1403年(応永10年)に史上最も高かったとも言われている七重大塔(360尺・100メートル以上)が落雷で焼失しました。室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火などでも度々焼失し、安土桃山時代の1584年(天正12年)に相国寺中興の祖・西笑承兌(さいしょうじょうたい)が再建しました。
相国寺歴史(起源・・・)

スポンサーリンク

【相国寺-法堂・見どころ】★★★修学旅行必見
法堂(本堂・無畏堂)は見逃せない重要文化財(1910年(明治43年)8月29日指定)です。法堂には須弥壇(しゅみだん)・祖師堂壇(そしどうだん)・土地堂壇(とちどうだん)があります。法堂には鏡天井(かがみてんじょう)に絵師・狩野光信(かのうみつのぶ)が描いた蟠龍図(ばんりゅうず)・鳴き龍(なきりゅう)もあります。法堂はかつて1391年()に建立されて法雷堂と称し、その後4度の焼失と再建を繰り返し、江戸時代初期の1605年(慶長10年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の子・豊臣秀頼(とよとみひでより)の寄進によって再建されました。法堂は法堂建築としては日本最古とも言われています。なお法堂は本瓦葺(ほんがわらぶき)の入母屋造(いりもやづくり)です。法堂は一重もこし(裳階)付きです。
(相国寺-法堂・ポイント)
●法堂は正面約28.72メートル(桁行五間)・側面約22.80メートル(梁間四間)・高さ約22メートルです。京都五山禅院(天龍寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)の中では最大の建物です。ちなみに南禅寺は別格とされました。なお蟠龍図・鳴き龍は直径約9メートルです。
●法堂は須弥壇に相国寺の本尊・釈迦如来(しゃかにょらい)像を中心に阿難尊者(あなんそんじゃ)・迦葉尊者(かしょうそんじゃ)などを安置しています。
●豊臣秀頼は江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)の命により、米1万5千石を寄進しました。
●法堂は無畏堂(むいどう)とも言われています。
相国寺-法堂見どころ(概略・特徴・・・)

【相国寺-鳴き龍・見どころ】
蟠龍図・鳴き龍は絵師・狩野永徳(かのうえいとく)の長男である絵師・狩野光信が逆遠近法を使って描いたと言われています。鳴き龍は法堂の中央付近で手を叩くと天井に反響してカラカラという音が返ってくることから鳴き龍とも言われています。音は1秒間に天井と床を約16往復もするそうです。
(相国寺-鳴き龍・ポイント)
●鳴き龍は狩野光信の最後の作品とも言われています。

【相国寺-開山堂・見どころ】★修学旅行必見
開山堂(開山塔)は京都府指定有形文化財です。開山堂は円明塔とも言われています。開山堂は本堂の西にあります。開山堂には祀堂(しどう)・相の間(あいのま)・昭堂(しょうどう)から構成されています。開山堂は江戸時代後期の1788年(天明8年)の天明の大火で焼失し、1807年(文化4年)に第116代・桃園天皇(ももぞのてんのう)の皇后・恭礼門院(きょうらいもんいん・一条富子(いちじょうとみこ))の女院御所の御殿(黒御殿)を賜って再建されました。
(相国寺-開山堂・ポイント)
●開山堂は相国寺勧請開山である夢窓国師(むそうこくし)石像、相国寺開山である春屋妙葩(しゅんおくみょうは)像、相国寺開基である足利義満像などを安置しています。

【相国寺-方丈・見どころ】★修学旅行必見
方丈は京都府指定有形文化財です。方丈は本堂の北にあります。方丈は6室からなり、原在中(はらざいちゅう)が描いた障壁画があります。また方丈には中国の書家・張即子(ちょうそくし)の扁額(へんがく)があります。方丈は江戸時代後期の1788年(天明8年)の天明の大火で焼失し、1804年(文化元年)に開山堂とともに再建が開始され、1807年(文化4年)に上棟されました。2013年(平成25年)に大修復されました。なお方丈は桟瓦葺(さんがわらぶき)の入母屋造・切妻造(きりづまづくり)です。
(相国寺-方丈・ポイント)
●方丈は正面(桁行)約25メートル・側面(梁間)約16メートルです。
●方丈には遠塵斎(えんじんさい・加藤信清(かとうのぶきよ))筆の観音菩薩(かんのんぼさつ)画像が掲げられています。
●方丈は仏間がなく、唐破風造(からはふつくり)の玄関に結ばれています。
●方丈では御朱印所(納経所)で御朱印などを授与しています。御朱印には伊藤若冲の特別御朱印もあります。(要確認)

【相国寺-浴室・見どころ】★修学旅行必見
浴室(宣明)は京都府指定有形文化財です。浴室は方丈の西にあります。浴室は格式高い寺院だったことから宣明(せんみょう)と言うことが許されました。浴室は踏み込みの土間(どま)・沐浴場(もくよくじょう)・焚き口(たきぐち)土間があり、沐浴場の中央に風呂屋形が設けられ、蒸気浴をしながら柄杓(ひしゃく)で湯を掛けて入浴しました。浴室は安土桃山時代の1596年(慶長4年)に再建され、2002年(平成14年)に復元修復されました。
(相国寺-浴室・ポイント)
●浴室は水によって悟りを開いた跋陀婆羅菩薩(ばっだばらぼさつ).を祀っています。
●浴室(宣明)では体だけでなく、心の垢を落とすという意味もあるそうです。
●浴室は洛中に残る浴室遺構のひとつです。

【相国寺-庫裏・見どころ】★修学旅行必見
庫裏(くり)は京都府指定有形文化財です。庫裏は香積院(こうしゃくいん)とも言われています。庫裏は本来台所です。庫裏は方丈のすぐ西にあります。庫裏には大玄関・通用出入口・竈(かまど)が設けられた台所があります。庫裏は江戸時代後期の1788年(天明8年)の天明の大火で焼失し、1804年(文化元年)に開山堂・方丈とともに再建が開始され、1807年(文化4年)に完成したとも言われています。なお庫裏は切妻造です。
(相国寺-庫裏・ポイント)
●庫裏は韋駄天(いだてん)像を祀っています。

【相国寺-鐘楼・見どころ】
鐘楼(洪音楼)は京都府指定有形文化財です。鐘楼は洪音楼(こうおんろう)とも言われています。鐘楼は弁天社と宗旦稲荷神社に挟まれています。鐘楼は和様(わよう)と禅宗様(ぜんしゅうよう)の折衷様で、袴腰付です。鐘楼は江戸時代前期の1629年(寛永6年)に鋳造された鐘を釣っています。鐘楼は江戸時代後期の1843年(天保14年)に再建されたとも言われています。

【相国寺-勅使門・見どころ】
勅使門は京都府指定有形文化財です。勅使門は御幸門(みゆきもん)とも言われています。勅使門は総門の西に並んで建っています。総門は日常の門だが、勅使門は特別の時に使用されます。勅使門は四脚門です。勅使門は慶長年間(1596年~1615年)に再建されたと言われています。

【相国寺-総門・見どころ】
総門は京都府指定有形文化財です。総門は勅使門の横に建立されています。かつての総門は室町一条にあったが、度々焼失したそうです。総門は1797年(寛政9年)に第113世・梅荘顕常(大典禅師)が再建しました。

【相国寺-弁天社・見どころ】
弁天社は京都府指定有形文化財です。弁天社は鐘楼の西にあります。 弁天社はかつて京都御苑内にあった久邇宮邸の守護神だったと言われています。弁天社には弁天さんのお使いである白蛇の額が掛かっています。

【相国寺-経蔵・見どころ】
経蔵は仏殿跡の西にあります。経蔵の屋根には宝珠があります。経蔵には高麗版一切経が納められています。経蔵は1860年(安政7年)に120世・盈沖周整(えいちゅうしゅうせい)の寄進によって建立されました。

【相国寺-宗旦稲荷神社・見どころ】★修学旅行必見
見逃せない宗旦稲荷神社(そうたんいなりじんじゃ)は鐘楼の東にあります。宗旦稲荷神社には宗旦狐の逸話が残されています。境内に住んでいた白狐(びゃっこ)が千利休の孫・千宗旦(せんのそうたん)に化け、見事なお点前を披露したというものです。宗旦稲荷神社は茶道(芸事)の上達・商売繁盛にご利益があると言われています。

【相国寺-八幡宮・見どころ】
八幡宮は相国寺の鎮守社です。八幡宮は境内の西にあります。八幡宮はかつて足利義満が造営した花の御所にあったが、その後境内に移されました。なお八幡宮は一間社流造です。
(相国寺-八幡宮・ポイント)
●八幡宮は源氏の氏神である八幡神を祀っています。

【相国寺-夢中庵・見どころ】
茶室・夢中庵(むちゅうあん)は相国寺創建600年を記念して建てられました。夢中庵は茶会などで使われています。夢中庵の床の間は山外塔頭・金閣寺の古材が使われています。

【相国寺-天響楼・見どころ】
見逃せない天響楼(てんきょうろう)は鐘楼です。天響楼は2011年(平成22年)夏に建立され、落慶法要が行われました。天響楼は中国開封・大相国寺が2つの鐘を鋳造し、その内の1つが日中仏法興隆・両寺友好の記念として寄進され、天響楼に釣っています。

【相国寺-庭園・見どころ】★★修学旅行必見
見逃せない庭園には裏方丈庭園・開山堂庭園などがあります。裏方丈庭園・開山堂庭園は枯山水式庭園です。開山堂庭園は築山と流れの「山水の庭」と御影石の切石に囲まれた白砂に庭石を配置した「枯山水平庭」に分かれます。なお裏方丈庭園は春と秋の年2回公開されます。

【相国寺-仏殿跡・三門礎石・見どころ】
仏殿跡・三門礎石は法堂の南側にあります。仏殿は1551年(天文20年)の石橋の乱で焼失し、その後再建されずに礎石だけが残っています。三門は1788年(天明8年)の大火で焼失し、その後再建されずに数個の礎石だけが残っています。

【相国寺-承天閣美術館・見どころ】★★★修学旅行必見
承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)は境内の北西にあります。承天閣美術館は1984年(昭和59年)に相国寺創建600年記念事業の一環として開館しました。承天閣美術館では金閣寺・銀閣寺などが所有する文化財も収蔵・展示しています。ちなみに伊藤若冲の「月夜芭蕉図床貼付(重要文化財)」・「葡萄小禽図床貼付(重要文化財)」なども収蔵されています。(要確認)
承天閣美術館(アクセス・・・)

【相国寺-伊藤若冲の墓(生前墓)・見どころ】
伊藤若冲は「若冲」の号を禅の師である相国寺の禅僧・大典顕常(だいてんけんじょう)から与えられたとも言われ、生前墓が本山墓地にあります。「若冲」は「老子」45章の「大盈若沖(大盈(だいえい)は冲(むな)しきが若(ごと)し」に由来しています。なお伊藤若冲の墓の横には室町幕府幕府第8代将軍・足利義政と小倉百人一首の撰者・藤原定家の墓が並んでいます。

【相国寺-塔頭・見どころ】★修学旅行必見
相国寺には大光明寺(だいこうみょうじ)・玉龍院(ぎょくりゅういん)などの山内塔頭(たっちゅう)と金閣寺(世界遺産)・銀閣寺(世界遺産)などの山外塔頭があります。なお塔頭は祖師や高僧の死後、その弟子が祖師・高僧を慕って寄り沿うように創建した小さな寺院です。
(相国寺-塔頭・ポイント)
●金閣寺は1397年(応永4年)に室町幕府3代将軍・足利義満が山荘・北山殿を譲り受けて改築・新築し、北山第(北山殿)と名付けたのが起源です。
●銀閣寺は1473年(文明5年)に室町幕府8代将軍・足利義政が浄土寺跡に東山山荘・東山殿の造営したのが起源です。

【相国寺見どころ 備考(参考リンク)】
*参考・・・京都・相国寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場
  2. 竹林の道
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る