渉成園(アクセス・見どころ・・・)紅葉梅名所
渉成園
渉成園(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。渉成園は東本願寺の東方に位置し、200メートル四方のほぼ正方形の形をしています。春には梅や桜、夏には菖蒲や睡蓮、秋には紅葉を楽しむことができます。なお渉成園の名称は中国の詩人・陶淵明の「園日渉而成趣」の詞に由来しています。
【渉成園 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市下京区下数珠屋町通間之町東入東玉水町
最寄り駅・バス停・・・烏丸七条(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から渉成園は5系統(A1乗り場)、26系統(D3乗り場)、205系統(B3乗り場)、206系統(D2乗り場)、208系統 (C1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JRの場合、最寄り駅は京都駅(徒歩約15分)
*地下鉄烏丸線の場合、最寄り駅は五条駅(徒歩約7分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は七条駅(徒歩約10分)
【渉成園 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00(3/1~10/31) 受付16:30終了
9:00~16:00(11/1~2/末日) 受付15:30終了
【渉成園 拝観料金・料金(要確認)】
500円以上の協力寄付金(高校生以下250円以上) なお500円以上でガイドブック贈呈されます。
【渉成園 歴史・簡単概要】
渉成園(しょうせいえん)・枳殻邸(きこくてい)は東西南北約200メートル・面積約3.4ヘクタールで、池泉回遊式庭園がある東本願寺の別邸です。渉成園は平安時代に光源氏のモデルと言われている第52代・嵯峨天皇の皇子・源融(みなもとのとおる)が奥州・塩竃の風景を模した別荘・六条河原院(塩竃第)があった場所とも言われています。渉成園は1641年(寛永18年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光が東本願寺に寄進し、1653年(承応2年)に東本願寺第13代・宣如(せんにょ)の願いにより、煎茶の祖とも言われる石川丈山(いしかわじょうざん)が書院式回遊庭園に作庭しました。その後門首の隠退所や外賓の接遇所として使用されたり、1678年(延宝6年)から1754年(宝暦4年)までは東本願寺の学寮が置かれたりしたが、1858年(安政5年)の安政の大火・1864年(元治元年)の元治の大火によって焼失しました。1865年(慶応元年)から明治時代初期までに建物が再建されました。なお渉成園には敷地の6分の1を占める印月池や園林堂・縮遠亭・傍花閣・臨池亭・滴翠軒・回悼廊・ろう風亭などがあります。
渉成園は東本願寺の飛地境内地です。
*参考・・・渉成園(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【渉成園 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
渉成園の見どころは「十三勝」や「十景」と言われている景観です。「十三勝」は頼山陽が名付けました。なお渉成園は梅・桜・紅葉の名所の為、春や秋に訪れてもいいかもしれません。
【渉成園 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。染井吉野・枝垂桜・修善寺寒桜・山桜・牡丹桜など約50本が植えられ、楼門様式の傍花閣が桜に包まれる光景などが美しいと言われています。
渉成園桜見ごろ
●睡蓮見ごろは例年5月中旬頃から8月下旬頃です。池泉回遊式庭園の中心で、面積の6分の1(約1,700坪)を占める印月池に睡蓮が分布し、白色の花を咲かせます。渉成園では睡蓮が朝明るくなると花を開き、昼には閉じてしまいます。
渉成園睡蓮見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。園内にカエデ・イチョウ・桜などが植えられ、紅葉と広さ約1,700坪の印月池・傍花閣・臨池亭・滴翠軒などの光景が美しいと言われています。
渉成園紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【渉成園 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-371-9210
【渉成園 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【渉成園 おすすめ散策ルート】
渉成園からのおすすめ散策ルートは東本願寺を経由し、西本願寺・東寺(教王護国寺)に向かうルートです。1時間ほど散策すれば、東本願寺だけでなく、2か所の世界遺産である西本願寺・東寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお渉成園・東本願寺・西本願寺・東寺は比較的京都駅に近い為、旅の最初や最後に散策するのがいいかもしれません。