京都の人気梅名所・見頃・イベント2025(梅花祭野点大茶湯)

城南宮枝垂梅

京都の人気梅名所・見頃・イベント

京都の梅見頃は例年2月上旬頃から3月下旬頃です。ただその年の気候の影響を受け、多少変動します。見頃には北野天満宮で上七軒の舞妓が奉仕する梅花祭野点大茶湯や幻想的なライトアップ、隨心院で小野小町と深草少将との恋物語を題材にしたねず踊りが行われます。(要確認)

【洛北(北部)の人気梅名所・見頃一覧】

洛北の梅名所・見頃は下記の通りです。しょうざん庭園では紅白梅など約100本が植えられ、梅見の宴が行われます。上賀茂神社では紅白梅などが植えられ、毎月第4日曜日に上賀茂手づくり市が行われます。(要確認)上賀茂神社では境内の大部分が拝観エリア外で、無料でお花見を楽しむことができます。

【洛北(北部)のイベント】
梅見の宴ではお茶席で舞妓による優雅なお手前が披露されます。希望者は舞妓と一緒に写真を撮ることもできます。上賀茂手づくり市では菓子・パンなどの手づくり品が販売されます。(要確認)

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【洛東(東部)の人気梅名所・見頃一覧】

洛東の梅名所・見頃は下記の通りです。洛東ではイベントは行われていません。智積院・法住寺をはしごするのがおすすめです。5分ほどで行くことができます。智積院では参道やあじさい園などに紅白の梅、法住寺では紅白の梅などが植えられています。平安神宮では4つに分かれた神苑(国の名勝)を散策しながらお花見を楽しむことができます。

【洛中(中心部)の人気梅名所・見頃一覧】

洛中の梅名所・見頃は下記の通りです。北野天満宮では紅和魂梅・思いのままなど50種・約1,500本が植えられ、梅苑が公開され、最盛期にライトアップが行われます。また2月25日に梅花祭・梅花祭野点大茶湯・天神市(骨董市)も行われます。(要確認)梅小路公園では梅こみちと名付けられた梅林などに八重寒紅など約14種・約140本の梅が植えられています。

【洛中(中心部)のイベント】
梅苑公開では茶屋でお茶・お菓子を楽しむこともできます。梅苑ライトアップではかがり火が焚かれ、梅の根元に置かれた照明が照らされます。梅花祭野点大茶湯では上七軒の舞妓・芸妓などが奉仕します。天神市では骨董品・古道具など約1,000店が出店されます。(要確認)

【洛西(西部)の人気梅名所・見頃一覧】

洛西の梅名所・見頃は下記の通りです。梅宮大社では呉服枝垂・白牡丹など約35種・550本が植えられ、甘酒祭・梅産祭が行われます。天龍寺と清凉寺は少し距離があるが、はしごするのがおすすめです。途中で竹林の道(竹林の小径)に立ち寄るのもおすすめです。

【洛西(西部)のイベント】
甘酒祭では甘酒が振舞われます。梅産祭では子授け・酒造繁栄などを祈願し、招福梅(梅干)が授与され、特製梅ジュースの接待も行われます。(要確認)

【洛南(南部)・山科の人気梅名所・見頃一覧】

洛南・山科の梅名所・見頃は下記の通りです。城南宮では約150本の紅白のしだれ梅が植えられ、枝垂梅と椿まつりが行われます。隨心院でははねずの梅(八重紅梅)など約200本が植えられ、ねず踊りが行われます。

【洛南(南部)・山科のイベント】
枝垂梅と椿まつりでは梅の花を冠に差し、手に梅の枝を持った巫女が梅ヶ枝神楽を舞います。城南宮には約300本の椿も植えられています。茶席・楽水軒では菓子・抹茶(有料)を楽しむこともできます。はねず踊りでは梅の枝を手に持ち、花笠にはねず色の段絞りの小袖姿の少女が踊ります。(要確認)

【京都の人気梅名所・見頃・イベント 備考】
★花見と言うと現在は桜を連想するが、奈良時代に花見と言えば、中国から伝わった梅だったそうです。しかし平安時代になると梅から桜に少しずつ変わって行ったそうです。それは貴族などが詠んだ和歌などにも現れ、「万葉集(奈良時代末期頃成立)」では梅を詠んだ歌が119首、桜を詠んだ歌が42種だったが、「古今和歌集(平安時代前期成立)」では梅を詠んだ歌が18首、桜を詠んだ歌が70種とその数が逆転します。(誤差あり)なお梅は平安時代前期の貴族・菅原道真(すがわらのみちざね)がこよなく愛したことが知られ、梅は菅原道真のシンボルとみなされています。ちなみに菅原道真を祭神として祀る北野天満宮(きたのてんまんぐう)の神紋は星梅鉢紋、太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)の神紋は梅紋です。
*参考・・・京都地方気象台生物(梅)季節観測2025

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る