勧修寺梅見ごろ2025(時期:2月上旬~下旬頃)

勧修寺梅見ごろ(見頃)

勧修寺梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。勧修寺の梅見ごろは例年2月上旬頃から2月下旬頃です。勧修寺には勧修寺氷池園・書院前などに臥竜の老梅・蝋梅などが植えられ、梅と勧修寺氷池園・書院などの光景が美しいと言われています。臥竜の老梅は樹齢300年と言われる白梅です。(詳細下記参照)

【勧修寺梅見ごろ(例年時期)】

勧修寺の梅見ごろは例年2月上旬頃から2月下旬頃です。なお梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都梅見ごろ2025(北野天満宮・梅宮大社・・・)

【勧修寺梅 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
最寄り駅・バス停・・・小野駅(徒歩約5分)

京阪アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*四条大宮・四条烏丸・四条河原町・三条京阪からは83系統、83A系統、84系統、86系統、86B系統、87A系統、87B系統、88B
路線・時刻表・運賃チェック

*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は小野駅(徒歩約6分)

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【勧修寺梅見ごろ(例年時期) 概要】

勧修寺はあまり知られていない梅の名所です。勧修寺の梅見ごろは例年2月上旬頃から2月下旬頃です。
勧修寺は氷室の池を中心とした勧修寺氷池園(池泉回遊式庭園)・書院前などに臥竜の老梅(がりゅうのろうばい)・蝋梅(ロウバイ)などが植えられ、梅と勧修寺氷池園・書院などの光景が美しいと言われています。臥竜の老梅は樹齢300年と言われる白梅です。臥竜の老梅は御所から移植された親木が枯れて根だけが残され、その根から子木が生まれて根をしっかり張った巨木だったが、子木も枯れました。その子木から孫木が芽を出し、節分(立春の前日)頃に白い花を咲かせ、孫木の幹からひ孫木も誕生しています。親木は灰色になり、巨木だった子木はごつい幹が地を這って残り、その様子から臥龍の老梅と言われています。孫木は樹勢が旺盛で、ごつごつとした真っ黒な枝を何本も伸ばしています。

  • 臥竜の老梅(がりゅうのろうばい)は江戸時代中期に譲位した上皇・法皇の御所である仙洞御所(せんとうごしょ)から移植されたと言われています。
  • 勧修寺氷池園(ひょうちえん)は900年(昌泰3年)に勧修寺が創建される以前の宮道弥益(みやじいやます)の邸に既に作庭されていたとも言われています。平安時代の1月2日に氷室の池に張った氷が宮中に献上され、氷の厚さで稲作の豊凶が占われたとも言われています。勧修寺氷池園は面積約9,900平方メートルで、昭和初期に建立された観音堂などがあったり、カキツバタ・ハナショウブ・ハスなどが植えられたりしています。なお勧修寺氷池園は京都市の名勝です。
  • 書院は1686年(貞享3年)に第111代・後西天皇の旧殿を賜って建立されたと言われています。書院は入母屋造りのこけら葺きで、一の間の違棚は勧修寺棚と言われています。
  • 宸殿は1697年(元禄10年)に第109代・明正天皇の旧殿を賜って建立されたと言われています。宸殿は入母屋造りの桟瓦葺きです。
  • 梅は中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木です。梅は630年(舒明2年)から838年(承和5年)に派遣された遣唐使(けんとうし)が唐(中国)から日本に伝えたと言われています。梅には500種以上の品種があるが、野梅系(やばいけい)・紅梅系(緋梅系)・豊後系(ぶんごけい)に大きく分類されるそうです。

勧修寺見どころ

●京都で人気の梅名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都梅名所・見ごろ

【勧修寺 歴史・簡単概要】

勧修寺(かじゅうじ)は900年(昌泰3年)に第60代・醍醐天皇が生母・藤原胤子(ふじわらのいんし・ふじわらのたねこ)の追善の為、藤原胤子の同母兄弟である右大臣・藤原定方(ふじわらのさだかた)に命じ、藤原胤子の祖父・宮道弥益(みやじいやます)の邸跡を法相宗(ほっそしゅう)の僧・承俊律師(しょうしゅんりっし)を開山として寺院に改めたのが起源と言われています。勧修寺の名称は藤原胤子の父・藤原高藤(ふじわらのたかふじ)の諡号(しごう)に由来しています。その後905年(延喜5年)に定額寺(じょうがくじ)に列せられ、南北朝時代に第93代・後伏見天皇の第7皇子・寛胤法親王(かんいんほうしんのう)が勧修寺15世になり、宮門跡寺院になりました。応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))などによって焼失して衰退し、1682年(天和2年)に第112代・霊元天皇の皇子・済深法親王(さいしんほっしんのう)が入寺し、皇室・徳川家の援助によって復興されました。
*参考・・・勧修寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia

【勧修寺梅 備考】
勧修寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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