井出の玉川(アクセス・マップ・見どころ・概要・・・)
井出の玉川
井出の玉川(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。井出の玉川がある井手地区は奈良時代に第30代・敏達天皇の後裔で、井手左大臣とも言われた橘諸兄(たちばなのもろえ)が玉川の美しさに魅せられ、館を建て玉川の水を引き、山吹を楽しんだとも言われています。なお井手地区には橘諸兄公墓も残されています。
【井出の玉川 アクセス・マップ】
場所・・・京都府綴喜郡井手町井手
最寄り駅・バス停・・・玉水駅(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR奈良線
路線・時刻表・運賃チェック
【井出の玉川 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【井出の玉川 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【井出の玉川 歴史・簡単概要】
井出の玉川(いでのたまがわ)は京都府綴喜郡井手町井手などを流れています。井出の玉川は京都府綴喜郡井手町井手東部にある山中を源とし、西側に流れて井手地区を貫流し、京都市から奈良県奈良市を経て、和歌山県和歌山市に至る国道24号付近で北側に向きを変え、その後淀川(よどがわ)水系の一級河川・木津川(きづがわ)に合流しています。井出の玉川は平安時代に山吹(ヤマブキ)の名所として知られ、藤原俊成が和歌「玉川の 岸の山吹 影みえて 色なる浪に 蛙(かわず)なくなり」を詠みました。井出の玉川は2008年(平成20年)に環境省が選定した「平成の名水百選」に選ばれ、野路の玉川(滋賀県草津市)・野田の玉川(宮城県多賀城市)・調布の玉川(多摩川)・三島の玉川(大阪府高槻市)・高野の玉川(和歌山県高野山)とともに日本六玉川に数えられています。井出の玉川は1953年(昭和28年)8月に停滞した寒冷前線による南山城水害によって決壊し、1960年(昭和35年)に復旧工事が完成して約500本の染井吉野(ソメイヨシノ)が植えられました。南山城水害では井手町内だけでも死者・行方不明者が計109人にもなり、全壊・流出した戸数も278戸にのぼりました。なお井出の玉川一帯は平安時代後期の「井堤郷古絵図・1143年(康治2年)」によると橘諸兄(たちばなのもろえ)の居館や井堤寺があったことが描かれています。
*参考・・・井出の玉川(アクセス・歴史・・・)
【井出の玉川 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
井出の玉川の見どころは桜です。井出の玉川では国道24号から上流約1,5キロの両岸に約500本の染井吉野が植えられています。染井吉野は例年4月上旬頃から4月中旬頃に見ごろを迎えます。なお井出の玉川では例年桜の見ごろに井手町さくらまつりが催され、提灯による桜のライトアップが行われています。(要確認)また山吹(ヤマブキ)も見どころです。
玉川堤の桜ライトアップ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【井出の玉川 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・0774-82-6168(井手町産業環境課)
【井出の玉川 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【井出の玉川 おすすめ散策ルート】
井出の玉川からのおすすめ散策ルートは南側の玉川寺を散策するルートです。10分ほど散策すると玉川寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお井出の玉川の桜周辺には観光スポットがあまり多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策した方がいいかもしれません。