建礼門(アクセス・マップ・歴史・・・)
建礼門
建礼門(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。建礼門は「延喜式(えんぎしき)」によると建礼門の前に南庭と称される広場があり、白馬節会・射礼・相撲節などの儀式に使用されました。建礼門は白馬節会(あおうまのせちえ)が行われたことから青(白)馬陣と言われていました。
【建礼門 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区
最寄り駅・・・今出川駅(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。
*京都駅からは地下鉄烏丸線
路線・時刻表・運賃チェック
【建礼門 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【建礼門 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【建礼門 歴史・簡単概要】
建礼門(けんれいもん)は京都御所(きょうとごしょ)の南面正門(南端門)で、最も格式の高い門とされています。建礼門は天皇皇后と外国元首級のみが通ることができます。ただ皇后だけの場合、皇后門から京都御所に入ることになります。ちなみに京都御所は794年(延暦13年)の第50代・桓武天皇(かんむてんのう)による平安京遷都(へいあんきょうせんと)の際、内裏に代わる臨時の里内裏・土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)があった場所です。その後南北朝時代に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が京都を逃れ、光厳天皇(こうごんてんのう)が北朝初代天皇になると土御門東洞院殿は北朝の内裏に定着し、1392年(明徳3年)の南北朝の合一以後は正式な御所になりました。京都御所には建礼門・皇后門以外にも朔平門(さくへいもん)・建春門(けんしゅんもん)・宜秋門(ぎしゅうもん)・清所門(せいしょもん)(こうごうもん)や屋根のない穴門(あなもん・掖門(えきもん))があります。建礼門は平城京(奈良市)になく、平安京(京都市)または長岡京(長岡京市)で初めて設けられたと言われています。平安時代前期の833年(天長10年)12月に「続日本後紀(しょくにほんこうき)・平安時代成立」に記されているのが、文献上の初見です。建礼門は平安宮内裏の外郭にあり、内郭の承明門と相対しています。建礼門は四脚門(しきゃくもん)で、切妻造(きりづまづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。建礼門は化粧梁の上に老亀・巨霊人などの見事な装飾が施された蟇股(かえるまた)があります。なお平清盛(たいらのきよもり)の娘・徳子(とくこ)は第80代・高倉天皇(たかくらてんのう)の中宮、第81代・安徳天皇(あんとくてんのう)の生母で、建礼門から院号宣下によって「建礼門院」と称されました。
*参考・・・建礼門(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【建礼門 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
建礼門の見どころは5月15日の葵祭・路頭の儀の時代行列と10月22日の時代祭の時代行列です。いずれの時代行列も建礼門の前から出発し、南側に伸びる建礼門前大通りを巡行します。
●葵祭・路頭の儀では人約500名・馬約40頭・牛4頭・牛車2台・輿(こし)1丁の時代行列が建礼門の前から下鴨神社を経由して上賀茂神社まで巡行します。
葵祭2025日程(時代行列・流鏑馬神事・・・)・葵祭2025日程(路頭の儀・前儀・後儀・・・)
●時代祭では笛・太鼓を奏でる山国隊を先頭に約2,000名の時代行列が建礼門の前から平安神宮まで巡行します。
時代祭2025日程・時代祭2025(日程・ルート・・・)
【建礼門 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-211-1215
【建礼門 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【建礼門 おすすめ散策ルート】
建礼門からのおすすめ散策ルートは南側に広がる京都御苑を散策するルートです。時間を気にすることなく、じっくり散策すると京都観光・旅行を楽しむことができます。京都御苑では春に梅・桜、秋に紅葉を楽しむことができ、また宗像神社・厳島神社・白雲神社や賀陽宮・西園寺・鷹司などの貴族邸宅跡も残されています。