上七軒北野をどり(例年3月25日~4月7日)
上七軒北野をどり
上七軒北野をどり(北野おどり)(日程・時間・・・)を紹介しています。北野をどりは京都の五花街のひとつである上七軒(上七軒歌舞会)が上七軒歌舞練場で行っています。なお北野をどりは1952年(昭和27年)北野天満宮で50年に1度行われる大萬燈祭の記念して、最初に上演されました。
●上七軒・北野をどり(最新日程)
【上七軒北野をどり 日程時間(要確認)】
上七軒北野をどりは例年3月25日から4月7日まで行われます。
【上七軒北野をどり アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区今出川通七本松西入真盛町742
電話番号・・・+81-75-461-0148
最寄り駅・バス停・・・北野天満宮前(徒歩約3分)、上七軒(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から北野をどりは50系統(B2乗り場)、101系統(B2乗り場)
*四条河原町からは10系統、51系統、55系統
*三条京阪・河原町丸太町・堀川丸太町からは10系統
路線・時刻表・運賃チェック
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約10分)
【上七軒北野をどり 歴史・簡単概要】
上七軒北野をどり(きたのおどり)は1952年(昭和27年)に北野天満宮で50年に1度行われる大萬燈祭(千五十年大萬燈祭)の記念して初演されました。北野をどりは当初3月25日から4月中旬に行われていたが、冷暖房設備の関係から4月中旬から4月25日に行われるようになりました。しかし2010年(平成22年)上七軒歌舞練場の改修工事が終了し、58年振りに上演期間が繰り上げられました。なお北野をどりのフィナーレは「上七軒夜曲」が定番になっています。
*参考・・・北野をどり・上七軒ホームページ
【北野をどり 演目一覧】
1回・1952年(昭和27年) 演目・北野天神記
2回・1953年(昭和28年) 演目・七彩洋燈
3回・1955年(昭和30年) 演目・織姫太平記
4回・1956年(昭和31年) 演目・桃山美少年録など
5回・1957年(昭和32年) 演目・奥嵯峨日記など
6回・1958年(昭和33年) 演目・春信えがくなど
7回・1959年(昭和34年) 演目・ははそはの鐘など
9回・1960年(昭和35年) 演目・慕情の面など
10回・1961年(昭和36年) 演目・虞美人草図絵など
25回・1977年(昭和52年) 演目・北野天神記
50回・2002年(平成14年) 演目・菅丞相天神繪巻
51回・2003年(平成15年) 演目・狐火御神渡りなど
52回・2004年(平成16年) 演目・淀殿-大坂城落つ-など
53回・2005年(平成17年) 演目・花折女房など
57回・2009年(平成21年) 演目・竜神の花嫁など
58回・2010年(平成22年) 演目・神曲北野豊楽など
59回・2011年(平成23年) 演目・元禄京紙衣など
63回・2015年 演目・四條かぶきなど
64回・2016年 演目・浪花歌祭文など
【上七軒 歴史・簡単概要】
上七軒(かみしちけん)は室町時代に北野天満宮が再建された際、残った資材を使って天満宮の東門前の松原に7軒の茶店が建てられたのが起源です。当初上七軒は七軒茶屋と称していたそうです。1587年(天正15年)関白・豊臣秀吉が北野天満宮で茶会(北野大茶湯)を開いた際、茶店が団子を献上しました。そしてその褒美にみたらし団子を商う特権と法会茶屋株を公許されました。上七軒の五つ団子の紋章はみたらし団子に由来しています。その後江戸時代には下の森や五番町に茶屋株を貸し、芸妓中心の花街として発展しました。なお上七軒の舞踊は花柳流、春に北野をどり、秋に寿会を開催しています。
上七軒は北野天満宮とのゆかりが深く、芸舞妓は天満宮の氏子になっているとも言われています。また北野天満宮の梅花祭などでは芸舞妓が野点の奉仕もしています。
*参考・・・上七軒(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【北野をどり 備考】
北野をどり・上七軒(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)