大沢池(アクセス・マップ・見どころ・概要・・・)

大沢池

大沢池(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。大沢池ゆかりの大覚寺は平安時代初期に嵯峨天皇が造営した離宮・嵯峨院があった場所です。大覚寺は876年(貞観18年)に嵯峨天皇の皇女で、淳和天皇の皇后・正子内親王が淳和天皇の第2皇子・恒寂入道親王を開山として離宮を寺院に改めたのが起源です。

【大沢池 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
最寄り駅・バス停・・・大覚寺(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から大沢池は28系統(D3乗り場)
*四条烏丸から91系統
路線・時刻表・運賃チェック

*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約15分)

【大沢池 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00 受付16:30終了

【大沢池 拝観料金・料金(要確認)】
大人300円、小人(高校生以下)100円

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【大沢池 歴史・簡単概要】
大沢池(おおさわのいけ)は平安時代前期の814年(弘仁5年)頃に第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)が離宮・嵯峨院を造営した際、中国・洞庭湖(どうていこ)を模して築造したとも言われています。大沢池は庭湖とも言われ、当時は舟遊びなど最先端の文化の発信地だったと言われています。大沢池は周囲約1キロの日本最古の人工の庭池とも言われ、現在は池泉舟遊式庭園(林泉式庭園)になっています。大沢池には池の中に天神島(てんじんじま)・菊ヶ島(きくがしま)・庭湖石(ていこせき)などがあります。天神島には菅原道真(すがわらのみちざね)を祀る天神社(てんじんしゃ)があります。菅原道真は大覚寺創建の際、第52代・清和天皇への上奏文を起草され、仏法の興隆と衆生済度の為に僧俗二人の別当を置くように進言し、俗別当を務めたとも言われています。また天神島には嵯峨碑・嵯峨天皇詠碑・御神木もあります。菊ヶ島には菊が分布し、嵯峨天皇が菊を手折りにして花瓶に挿したことから嵯峨御流の始まりで、いけばな発祥の地とされています。大沢池一帯には放生池(ほうじょういけ)・護摩堂(ごまどう)・石仏群・もみじロード・梅林・紀友則詠碑・臼井喜之介詠碑・鈴鹿野風呂詠碑・望雲亭(ぼううんてい)・池舞台などがあります。また平安時代中期に藤原公任(ふじわらのきんとう)が「滝の音は 絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」と百人一首に詠んだ名古曽の滝跡(なこそのたきあと)もあります。なお大沢池は国の名勝に指定されています。大沢池はまた奈良の猿沢池(さるさわのいけ)・滋賀の石山寺(いしやまでら)とともに三大名月鑑賞地とされています。
*参考・・・京都・大沢池(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【大沢池 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
大沢池の見どころはハスです。大沢池には爪紅の古代蓮で、大覚寺独自の品種である名古曾などのハスが分布しています。名古曾は一時絶滅の危機にあったそうです。
大沢池(大覚寺)ハス見ごろ
また大沢池では桜・紅葉も見どころです。
大沢池(大覚寺)桜見ごろ大沢池(大覚寺)紅葉見ごろ

*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【大沢池 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-871-0071(大覚寺)

【大沢池 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
大覚寺見どころ(正寝殿・大沢池など)

【大沢池 おすすめ散策ルート】
大沢池からのおすすめ散策ルートは東側にある広沢池に向かうルートです。少し距離があるが、30分ほど散策すれば、広沢池に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお西側の嵯峨野・嵐山方面を散策するのもおすすめです。嵯峨野・嵐山には世界遺産である天龍寺・観光客に人気の嵐山・渡月橋などの観光名所があります。

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