天ヶ瀬ダムの紅葉見ごろ2024(時期:11月中旬~12月上旬頃)
天ヶ瀬ダムの紅葉見ごろ・アクセス・概要
天ヶ瀬ダムの紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。天ヶ瀬ダムではダムを囲む標高約365メートルの槇尾山などの山々にカエデ・コナラ・クヌギなどが分布し、紅葉と天ヶ瀬ダム・ダム湖である鳳凰湖などの光景が美しいと言われています。風がない日には湖面に錦秋の山々が映し出されます。(詳細下記参照)
【天ヶ瀬ダムの紅葉見ごろ(例年時期)・2024年予測】
天ヶ瀬ダムの紅葉見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2024年10月31日、ウェザーニュースは京都の紅葉見ごろが平年よりやや遅いと予想しました。嵐山は11月23日頃からです。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【天ヶ瀬ダム紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市宇治金井戸15
最寄り駅・バス停・・・京阪宇治駅(徒歩約40分)、JR宇治駅(徒歩約40分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からはJR奈良線
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線
【天ヶ瀬ダムの紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
天ヶ瀬ダムは紅葉の名所です。天ヶ瀬ダムの紅葉見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。天ヶ瀬ダムは標高約71メートルです。
天ヶ瀬ダムではダムを囲む標高約365メートルの槇尾山(まきおさん)などの山々にカエデ・コナラ・クヌギなどが分布し、紅葉と天ヶ瀬ダム・ダム湖である鳳凰湖(ほうおうこ)などの光景が美しいと言われています。ちなみに天ヶ瀬ダムでは湖岸に植物が全く生えていない裸地斜面が帯状に広がっており、裸地斜面の緑化が行われているそうです。風がない日には湖面に錦秋の山々が映し出されます。天ヶ瀬ダムの下流側には長さ約77メートルの自碇式PC複合トラス橋である白虹橋(はっこうばし)・長さ約54メートルの吊り橋である天ヶ瀬吊り橋が架けられ、橋の上から上流側の天ヶ瀬ダム方面を眺めるのがおすすめです。また槇尾山山腹には面積約90ヘクタールの天ヶ瀬森林公園が整備され、標高約330メートルの槇尾山展望台、標高約190メートルの馬の背展望台があり、それらの展望台から眺望を楽しむのもおすすめです。なお宇治川下流側には紅葉を楽しむことができる左岸のあじろぎの道・右岸のさわらびの道などがあり、下流側の京阪宇治駅・JR宇治駅から上流側の天ヶ瀬ダムまで散策するのがおすすめです。
天ヶ瀬森林公園は1988年(昭和63年)4月24日に京都府と宇治市が約3年掛けて整備して開園しました。天ヶ瀬森林公園では自然林の中に花の咲く木(ツバキ・サクラ・フジ・アセビ・ツツジなど)・紅葉する木(モミジ・エノキ・ケヤキ・カツラ・コナラなど)・実のなる木(ヤマモモ・トチノキ・クリ・カシ・ムクノキなど)など約40種・約12,000本の木が植林されています。天ヶ瀬森林公園には展望台・憩の広場・もみじの広場・野鳥観察小屋・林道・東屋・トイレなどがあります。またツツジの道・冒険の道・ツバキの道・落葉の道・モミジの道・こもれびの道・ニシキギの道・サクラの道・ヤマブキの道などがあります。
紅葉狩りは平安時代に貴族から盛んになり、邸宅にモミジを植えたり、紅葉の名所に出掛けたりしたそうです。室町時代に徐々に庶民にも広がり、江戸時代中期に庶民の行楽として人気になったと言われています。なお奈良時代末期成立の日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・萬葉集」にはモミジを詠んだ和歌が残されています。
●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都紅葉名所・見ごろ(嵐山・三千院・天龍寺・・・)
【天ヶ瀬ダム 歴史・簡単概要】
天ヶ瀬ダム(あまがせダム)は滋賀・琵琶湖(びわこ)を源とする唯一の河川である一級河川・淀川(よどがわ)中流部にあたる宇治川(うじがわ)に建設された堤高約73メートル・堤頂長約254メートル・総貯水容量約2,628万立方メートルのドーム型アーチ式コンクリートダム(多目的ダム)です。天ヶ瀬ダムの建設によってできた人造湖(ダム湖)は鳳凰湖(ほうおうこ)と命名されています。天ヶ瀬ダムには放流設備として、コンジットゲート3門・クレストゲート4門があります。ちなみに淀川は琵琶湖から流れ出ると瀬田川(せたがわ)と言われ、滋賀・洗堰(あらいぜき)下流から宇治川(うじがわ)に名称を変え、桂川(かつらがわ)・木津川(きづがわ)と合流すると淀川に名称を変えます。淀川では1947年(昭和22年)に治水(洪水調節)と電力供給(発電)などを目的として天ヶ瀬ダムの建設計画が起こり、1953年(昭和28年)に志摩半島に上陸し、知多半島に再上陸した13号台風による未曾有の大洪水が発生し、1954年(昭和29年)に淀川水系改修基本計画が決定されました。天ヶ瀬ダムでは1955年(昭和30年)に地質調査が開始され、1957年(昭和32年)から建設事業に着手し、1961年(昭和36年)からダム本体の掘削工事が開始され、1964年(昭和39年)に完成しました。鳳凰湖には野鳥が生息し、周囲は桜や紅葉の名所になっています。
*参考・・・天ヶ瀬ダム(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【天ヶ瀬ダム紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
天ヶ瀬ダム(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2024(清水寺・永観堂・東寺・・・)