竹林の小径(野宮神社・大河内山荘庭園・天龍寺)

竹林の道(Bamboo Forest Path)

竹林の小径

竹林の小径は嵐山・嵯峨野を代表する観光スポットです。ただ竹林の小径アクセスでは戸惑ったり、迷ったりするかもしれません。竹林の小径アクセスで役立つのが東側の起点である野宮神社と西側の起点である大河内山荘庭園です。また北側の嵯峨野トロッコ列車・JR山陰本線の線路や南側の天龍寺も目印になります。なお天龍寺は北門受付(時間注意)から竹林の小径にアクセスすることができます。

【竹林の小径アクセス マップ・地図】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨小倉山

【竹林の小径アクセス 路線・電車】
京都駅からはJR嵯峨野線(JR山陰本線)が便利です。ただ嵯峨嵐山駅から竹林の小径までは少し距離があります。
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約10分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約10分)
*阪急電鉄嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約20分)

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【竹林の小径 歴史・簡単概要】
竹林の小径(ちくりんのこみち)は北側の嵯峨野(嵐山)トロッコ列車・JR嵯峨野線の線路と南側の天龍寺(世界遺産)に挟まれたエリアにあり、竹林の小径は東側の野宮神社から西側の大河内山荘までの数百メートルの小径です。竹林の小径周辺には孟宗竹(もうそうだけ)などの竹林が広がり、薄暗いこともあって竹林のトンネルのようになっています。その光景が古都・京都を代表する光景・風情として、日本人だけでなく、外国人観光客に人気があります。竹林の小径は例年12月に行われる嵐山花灯路でライトアップされたいます。なお竹林の小径は嵐山竹林の小径・嵯峨野竹林の小径・嵐山竹林の道・嵯峨野竹林の道などとも言われています。
竹林の小径(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【竹林の小径 野宮神社】
竹林の小径アクセスで役立つのが野宮神社です。JR・嵐電・阪急などを使って嵐山・嵯峨野を訪れた場合、一般的に東側から竹林の小径にアクセスすることが多いことから野宮神社が目印になります。
野宮神社(ののみやじんじゃ)は天皇の代理で、伊勢神宮に仕える斎王(さいおう)が伊勢へ向かう前に身を清めた「野宮」に由来しています。「野宮」の場所は当初毎回違っていたが、第52代・嵯峨天皇の皇女・仁子内親王(じんしないしんのう)からは野宮神社に「野宮」が作られるようになりました。斎王は未婚の皇女・女王から選ばれ、宮中の初斎院(しょさいいん)で1年間、「野宮」で1年間身を清め、伊勢に向かったそうです。
●祭礼・斎宮行列(10月)は竹林の小径の東側起点・野宮神社から出発し、嵐山一帯を巡行します。
野宮神社(アクセス・・・)・竹林の小径

【竹林の小径 大河内山荘庭園】
竹林の小径アクセスで役立つのが大河内山荘庭園です。化野念仏寺・祇王寺・二尊院・常寂光寺などを観光した場合、一般的に西側から竹林の小径にアクセスすることが多いことから大河内山荘庭園が目印になります。
大河内山荘庭園(おおこうちさんそうていえん)は昭和の名優・大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)が映画の出演料の大半を注ぎ、約30年の歳月を掛けて作り上げた回遊式庭園です。大河内山荘庭園は1931年(昭和6年)に数寄屋大工・笛吹嘉一郎が設計した持仏堂を建てることから始まり、最終的には約2万平方メートル(約6千坪)にもなりました。1962年(昭和37年)に大河内傳次郎が亡くなると山荘が一般公開されるようになりました。
大河内山荘(アクセス・・・)・竹林の小径

【竹林の小径 天龍寺】
竹林の小径アクセスで利用できるのが天龍寺です。竹林の小径は天龍寺の北側にあり、北門受付から竹林の小径にアクセスすることができます。ただ北門の開門時間は春・夏が8:30~17:00、秋・冬が8:30~16:30の為、早朝や夜間は利用できません。
天龍寺(てんりゅうじ)は承和年間(834年~848年)に第52代・嵯峨天皇の后・檀林皇后(橘嘉智子)が創建した日本最初の禅寺・壇林寺(だんりんじ)があった場所です。天龍寺は1339年(延元4年・暦応2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為に夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)を開山として創建しました。天龍寺は当初元号から暦応資聖禅寺と称したが、その後足利尊氏が弟・直義(ただよし)が見たという大堰川から天に昇る金龍の夢から天龍資聖禅寺に改められました。
天龍寺(アクセス・・・)・竹林の小径

【竹林の小径 嵯峨野トロッコ列車】
竹林の小径で利用できるのが嵯峨野トロッコ列車のトロッコ嵐山駅です。竹林の小径の北側には嵯峨野トロッコ列車・JR山陰本線(JR嵯峨野線)の線路があり、トロッコ嵐山駅から竹林の小径にアクセスすることができます。
嵯峨野トロッコ列車(さがのトロッコれっしゃ)は1989年(平成元年)のJR山陰本線(JR嵯峨野線)・嵯峨嵐山駅から馬堀駅までの電化・複線化に伴い、1991年(平成3年)から景勝地である保津峡沿いのJR山陰本線・旧線を使ってトロッコ列車を運行しています。嵯峨野トロッコ列車は嵯峨野・嵐山方面からはトロッコ嵯峨駅を出発し、トロッコ嵐山駅・トロッコ保津峡駅を経由して、トロッコ亀岡駅に向かいます。嵯峨野トロッコ列車ではトロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの約7.3キロを約23分で結びます。
●竹林の小径から線路内に立ち入ってはいけません。
嵯峨野トロッコ列車(アクセス・・・)・竹林の小径

【竹林の小径 竹林の散策路】
竹林の小径・野宮神社の北側に新たに整備されたのが竹林の散策です。竹林の散策路は野宮神社の北に向かい、JR山陰本線・嵯峨野トロッコ列車の線路を越えたすぐ近くにあります。なお竹林の散策路は利用できる時間があります。
竹林の散策路(ちくりんのさんさくろ)・竹林歩道は2015年の秋に整備されました。竹林の散策路は嵐山・嵯峨野で生まれた人力車屋さんの寄付によって整備され、管理されているそうです。
竹林の散策路(アクセス・・・)・竹林の小径

【竹林の小径 備考】
竹林の小径周辺には世界遺産である天龍寺だけでなく、由緒ある寺院・神社などもたくさんあります。特に嵐山には紅葉の名所とされる寺院などが多くあり、竹林の小径と一緒に楽しむと京都を満喫できるはずです。
嵐山竹林の小径観光マップ

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